名前 | 赤石 キネマ(あかいし・きねま) |
危険度 | 低 |
人間友好度 | 中 |
活動場所 | 幻想郷 |
種族 | 不明 |
能力 | 自分の時間を切り取る程度の能力 |
二つ名 | 神隠しの自作自演魔 |
性格・特徴 | 嫌な事からすぐに逃げる癖がある。 自分の人生を映画のシーンの繋ぎ合わせのようなものと考えている。 |
職業 | 無職 |
所在 | ? |
年齢 | ? |
趣味 | 暇つぶし |
外見・服装 | 明治・大正の女学生のような格好で、セミロングのふっくら髪、丸い目の童顔。 映画撮影に使うカチンコのような板を常に携帯している。 |
彼女がいつどこで、何者として、誰から生まれたのか、彼女自身ですら分からない。
ただ、嫌な事があったのだけは憶えているのだが、どうしても思い出せない。
彼女の能力は、自分の人生を連続した映画のフィルムとして捉え、その一部分を切り取って、残った部分を繋ぎ合わせる作業に似ている。
能力を発動している間、まさにフィルムが目の前に見えるのだ。
その間は、彼女以外の全てのものは止まっていて、一切手出しできない。
彼女ができるのは、限られた範囲で両手を動かしながら、カチンコのような板でフィルムを切ったり繋いだりする事だけである。
(彼女自身もその場から動けない。)
この道具は音を鳴らすだけでなく、フィルムに対してはハサミとシーラーの機能を兼ね備えているらしい。
(原理は不明だが。)
ただし、一旦切り取った部分を取っておく事はできず、切れ端になった瞬間に消滅するので、同時に2か所以上を切り取ることはできないし、前後の順番を入れ替える事もできない。
能力使用後は、切り取った時間の彼女は消滅するため、周りからは彼女が瞬間移動か何かで一時的に姿を消したように見える。
また、能力の発動時と解除時には、必ずカチンコで合図しなければならない。
そして何より、フィルムを切ったまま繋ぎ合わせずに能力を解除すると、彼女自身の過去か未来のどちらかが消滅してしまうため、絶対にやってはならない。
集中力が切れたり意識を失っても解除されるため、使用中は集中力を切らしてはいけない。
この能力を駆使する事で、不可避の弾幕を避ける事も可能だが、あまり長い時間を切り取り過ぎると、逃げたと見なされてしまうため、使いどころが難しい。
そして、切り取った後の彼女がどうなっているかを好きなように決める事ができない。
例えば、彼女に隕石が直撃するという決定的な未来が待っているとしたら、隕石が直撃する瞬間を切り取る事はできるが、その後の彼女は、隕石に直撃して即死する未来ではなくなるため、どこに移動しているかは、切り取った後にしか分からない。
たいていは、その場に動かずにいる事が多いが、たまに、とんでもない場所でひっくり返っている事があるので、油断できない。
ただ、能力を発動しても、必ずフィルムを切り取らなければならないという決まりは無く、一旦時間を止め、熟考するのにも使えるため、一瞬の判断を求められる勝負には強い。
消えたり出たりしながら移動しつつ、弾をバラ撒き続ける。
ラップ現象のようにパチンと音を立てると同時に、火花のように一瞬だけ出現するのを 繰り返しながら、弾をバラ撒き続ける。
定位置で小刻みに消えたり出たりしながら、弾幕を連射し続ける。
アカシック・レコード
小さな黒板の切れ端に拍子木をくっつけたような、映画で使うアレ。
お菓子のパッケージ等の開口部をくっつけて閉じるためのもの。
ファミコン時代からアクションゲームで主人公が敵の攻撃などに当たってもダメージを受けたりミスしたりしない無敵の状態の時、体が点滅している事が多い。
ファミコンゲーム「ゲゲゲの鬼太郎・妖怪大魔境」の、お堀のあるステージの水の中で立つ・しゃがむ操作を小刻みに繰り返す事で鬼太郎が点滅してるように見せかける無意味な技を「無敵状態」と呼ぶことがある。