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製造番号11-2954

名前 製造番号11-2954
種族 黄人間
能力 本能のまま喰らう程度の能力
二つ名
性格・特徴 食欲の塊。本能のまま動く。というか、それ以外を考える頭が無い。
身長 122cm(頭が無い分低い)
体重 38kg(頭が無い分軽い)
外見・服装 人間の女の子と全く変わらない。首から上が無い事を除いて。
いくら食べても太らない体質なのか、体付きはスリム。
知性が無いので、服を着ようとは思わない。基本的に全裸。
ただ、衛生と品位のため、飼い主の意向で服を着せられていた。
服装は製造番号が書かれた黄色いワンピースとオムツ。
あくまで人間なので、二足歩行。

解説
妖怪向けに作られた食用人間。
以前、食用人間に自我が芽生えて逃亡し、色んな方面の人達から狙われるという
不祥事が起こったため、自我が完全に芽生えないよう、頭の無い状態で生きられる
品種「改良」型の食用人間が生み出された。それが「黄人間」である。
彼女は生まれて間もなく頭部を切除され、代わりに首の切断面に「脳虫」(代用脳)を
植えつけられ、食道からチューブで流動食を流し込まれながら、喰うには困らないが、
自由も、意思すらも持たない、ただの栄養体として存在し続けてきた。
腹が減れば、首に植えつけられた脳虫が神経信号を発し、チューブから食事が送られる
仕組みになっているから、食べたいだけ食べられる、ある意味夢のような生活である。
だが、それらは全て、妖怪に食べられるためだけのものだった。

ある程度まで成長させられた彼女は、幼い女の子が好みという変わり者の妖怪の元へ
出荷される事になり、生きたままトラックに乗せられた。
その前日から急に餌が変わり、お腹を空にするため、夜に餌が出されなくなった事で、
彼女は空腹に苛まれ、さらに衛生管理のため、腸内に至るまで体の隅々まで洗浄され、
とても不快に感じていた。
彼女は本能で、もうすぐ死ぬ事を予感していたが、それに対処するための頭が無く、
反抗したくなるための意思すら持てなかった。牛や豚ですら頭があるのに。
ちなみに、脳虫も彼女と運命を共にするが、体の生命維持などの機能しか持たず、
彼女の体が本能で感じている死の予感など知る由も無い。
このままでは、彼女は幼い女の子好きの変な妖怪の餌食になるだろう。文字通り。
その時、天意が轟いた。

落雷を受け、大破したトラックから放り出された形で、彼女は山中に横たわっていた。
落雷の衝撃や全身の痛みのせいか、彼女は本能のまま手足をバタバタ動かし、そのまま
トラックから離れ、林の中を這いずり回ったあげく、空腹と疲労で眠りに就いた。
目を覚ました時(目など無いが)、いつもとは違う柔らかい感触を背中に感じ、
上体を起こす。すると、前方から空気の震えが伝わってくる。
それが、目の前にいる人間が大声を出したせいであると、彼女に分かるはずもない。
林の中で首の無い女の子の死体?を見付けた青年は、普通なら一目散に逃げる所を、
何を思ったのか、体を担ぎあげ、そのまま自宅に持ち帰り、ベッドに寝かせた。
てっきり死んでると思ったが、体が温かく、呼吸音と心臓の鼓動まで聞こえたため、
妖怪変化の類かと思い、そのままうろたえながら起きるのを待っていたのである。
起きたら、自分が助けた事を説明し、機嫌を取った後、気分良く帰って貰おうと、
甘く考えていたが、急に起き上がったのでビックリし大声を上げてしまったのだ。

彼女は食事はチューブから取っていたが、それ以外の事は完全に人任せだったし、
考える頭脳すら無いので、そもそも人任せにしているという自覚も無いだろう。
当然、彼女はお腹が空こうと、尿意や便意を感じようと、何もしない。
しかし、青年は勝手が分からず、彼女が自力では何もできないと分からないため、
彼女がベッドの上で垂れ流しにしてもあたふたするばかりで何もできず、
食事もチューブで流し込むなんて知らないので、飲み物などを手渡すも、彼女は
飲み物を自分で飲んだ事など無く、手に持つ事すらしないため、落としてしまう。
空腹のまま、体に不潔な感触があるままで放置されようとも、彼女は何もしないまま、
ただ待ち続ける。しかし、空腹や不快感などで体は徐々に弱っていき、時間とともに、
彼女の息が荒くなる。その様子を見た青年が、さすがにこのままではまずいと思い、
彼女の下の世話をしようとした時、体の変調を感じ取った脳虫が危険信号を発し、
彼女は急に暴れ出して青年に掴みかかり、両手で青年の首を思いっきり絞めてしまう。
青年は本気で身の危険を感じ、力いっぱい彼女を振りほどき、壁に叩きつけた。
はっとして我に返った青年は、壁のそばで痛みに震えながら蹲る彼女を見て、
自分のした事を反省した。そして、自分が恐れるような妖怪変化の類ではない、
か弱い女の子が、首から上すら無く、何もできずにいるとようやく理解したのだ。

それから青年は彼女を甲斐甲斐しく世話するようになり、食事も自作のチューブに、
手作りの流動食を流し込む事を覚えた。変な気を起こしそうになった事もあるが、
首の無い彼女相手にする事ではないと自制し、一度もそのような事は無かった。

ある日、青年は急に胸が苦しくなり、そのまま倒れて動けなくなってしまう。
食事を待っていた彼女は、近くにいる青年が倒れた事にも気付かず、ただ何もせず
待ち続けるだけだった。しかし、どういうわけか、彼女は本能的に自分が死ぬ事を
予感していた。飼い主がいなくなれば、彼女にはどうする事もできないのだ。
青年は心臓麻痺で徐々に死を迎えつつあった。
もちろん、彼女は何も感じ無い。そもそも、体があるだけで、心など無いのだから。
しかし、青年の死にゆく様を見ていたモノがいた。そいつは、青年が死ぬ事以上の、
これから訪れるであろう大きな危機を予測していた。

その日は山を激しい豪雨が襲い、土砂崩れが起こりつつあった。
そして、山の上から大量の土砂が流れ、青年の家を飲み込んだ。
里の人間で結成された山岳救助隊によって「ほぼ無傷」で救出された彼女は、
「原型すら留めないほど」バラバラになった青年の亡骸とともに、永遠亭に運ばれ、
救命のため、そして実験のための手術を受けた。

気が付くと、彼女はベッドの上にいた。
ただ、前と違うのは、目の前が「見える」という事だ。
だが、見ているのは彼女本人ではない。彼女には無いはずの頭があった。
包帯が巻かれ、顔は見えないが、頭自身が言うには、あの青年と同一人物らしい。
事故で頭が首から離れ、顔に大怪我を負ったため、それが青年のものだと分かる人が、
永遠亭の薬師以外誰もいなかったらしく、彼女の頭だと思われていたらしい。
どうやったのかは不明だが、神経も血管も完全につながっており、今の彼女は、
青年の首から下の全身と全く同じように動かせる、青年の体の一部となった。

青年の体のほうは原型を留めておらず、もちろん治療どころか生存すら絶望的なので、
頭だけが行方不明となった青年の遺体として埋葬された。
元青年のほうは、以前と全く違う別人の、しかも女の子の体で、そのまま元の青年と
して生きていくのは難しいため、新しい名前を貰い、別人として生きる事になった。
そして、彼女の首に植えつけられていた脳虫は、手術の際に摘出された後、
薬師の部屋でビンの中に保管され、今も生きている。
弟子によれば、薬師は全てを見通したような顔で、脳虫に対しささやきかけたらしい。
「よくやったわ」とか、そんな内容だったとか。理由は分からずじまいだが。

幼 黄々

名前 幼 黄々(よう・きき)
種族 黄人間 with 人間
能力 本能のまま喰らう程度の能力
二つ名 底なしの大食い娘
性格・特徴 頭部は元々男だが、ストイックなため、破廉恥な真似は絶対にしない。
この体になっても、男として変な気を起こしたりせず、
心まで女の子になり切る事で煩悩を無くそうとしている。
割りと常識人であるにも関わらず、食欲に関してだけは、
理性では抑えられず、本能のまま動いてしまう。
身長 156cm = 133cm(女の子の体) + 23cm(元青年の頭)
体重 50kg = 45kg(女の子の体) + 5kg(元青年の頭)
外見・服装 長い黒髪で、頭半分に包帯を巻いており、鼻や頬などが隠れている。
スリムな小顔で、包帯に隠れている部分以外は美少女にしか見えない。
いくら食べても太らない体質なのか、大食いの割りに体付きはスリム。
頭が女の子の体に馴染もうとした結果か、服装も女の子らしく、白の
ワンピースに黄色いカーディガンを羽織り、白いミュールを履いている。
胸元が見え、スカート丈も短いため脚が露出し、体付きを強調している。
対照的に、包帯の隙間から覗く太い眉と逞しい目付きは男らしく、
青年本人の面影が残っている。鼻は大怪我をした時に砕けていたので、
手術時に体に合わせ、ツンと上を向いた女の子らしい鼻が作られた。
口元は柔らかい感じで、ポッチャリした唇と、細くスッキリした顎。

解説
山中で行き倒れていた首の無い「黄人間」の女の子を偶然拾い、しばらく世話をした後、
突然心臓麻痺に襲われ、死に掛けていた所に、自宅が土砂崩れに巻き込まれ、
頭と胴が離れて全身バラバラになり、死ぬのが確実だったにも関わらず、
永遠亭に運ばれ、黄人間の女の子の体に頭を繋がれて、九十九死に一生を得た後、
元の自分の体に別れを告げ、女の子としての新しい人生を否応なく授けられた青年。
否、今はもう女の子。

事故後しばらくの間、治療費代わり、また観察対象として、永遠亭で働く事になったが、
食欲旺盛な体のため、よくつまみ食いをしては叱られ、徐々に食事の量も増えていき、
ついに使い物にならないと匙を投げられ、クビになり、放りだされてしまった。
元々一人で自給自足の生活を送って来たため、労働など大して苦になるわけもないが、
以前の自分なら普通にできる事すら、黄人間の体が持つ底なしの食欲のせいでまともに
手に付かず、徐々に自分自身が本能に飲まれていく事に強い不安を覚えるようになる。

そしてしばらくたった頃、人里に「食堂荒らし娘」が出没するようになる。
それは、まともに仕事ができなくなり、大食い芸でしか食い繋ぐ事のできなくなった、
「彼女」の変わり果てた姿だった。
体は成長した以外は以前とほとんど変わらず、十五・六のスリムな女の子のものだが、
顔は以前の青年の面影が「半分以上」無くなっていた。そのままの意味で。
顔に大怪我を負った後、薬師により体に合わせて美容整形されたのも関係しているが、
食欲旺盛な体により新陳代謝が活発になり、顔の肉が半分以上体のものに置き換わり、
青年本来の部分、細胞そのものが少なくなっていたのだ。
元々茶色がかっていた短髪は長く伸びた黒髪に変わり、まるで首から下の彼女本来の
頭が生えて来たかのようである。
元青年は頭だけで彼女の体と繋がった事で、彼女の世話を自分の事と全く変わり無く
できるようになったが、青年自身が彼女の体に食い尽くされるのは時間の問題である。

顔の怪我は完治しているので、目鼻を包帯で隠す必要などなく、包帯を外しても、
目付きが男らしいだけの、ボーイッシュな美少女と思われるだけなのだが、
本人は自分の顔の本来のパーツが女の子としての新しい顔の中に違和感無く混ざって
いるのが恥かしくて見られたくないらしい。

また、背中に黄人間の証である刻印と製造番号が刻まれていたが、手術時に、永遠亭の
薬師の手により、跡形も無く消されたため、黄人間であった過去は誰にも分からない。
そして、証が無ければ普通の人間と何ら変わらず、誰にも見分けが付かないのは、
黄人間というのが非道の産物であるという証でもある。

スペルカード
なし
食欲以外は普通の人間の女の子と変わらず、非力なので、弾幕など撃てない。

おまけ