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ミセリコルデについて
<table border="1" cellpadding="8" cellspacing="0"><tr><th>分類</th>
<td>短剣類</td>
</tr><tr><th>地域</th>
<td>西欧</td>
</tr><tr><th>全長</th>
<td>10~20cm</td>
</tr><tr><th>重量</th>
<td>250~350g</td>
</tr></table>
ミセリコルデは、剣身は長く棒状で、菱形や四角、三角等があった。<br />
仏語の“慈悲”という意のミセリコルデ、つまり「慈悲の剣」と呼ばれた (英語では mercy)。<br />
この時代の騎士達は戦の際に必ず携帯し、落馬や戦においての重傷を負った者を苦しめずに、<br />
とどめを刺すために用いた為、こう呼ばれたのである。鎧の上からではなく、つなぎ目や隙間<br />
から突き刺した。