「サクス」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「サクス」(2008/12/04 (木) 13:02:31) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<table border="1" cellpadding="8" cellspacing="0"><tr><th>分類</th>
<td>短剣類</td>
</tr><tr><th>地域</th>
<td>西欧</td>
</tr><tr><th>全長</th>
<td>20~30cm</td>
</tr><tr><th>重量</th>
<td>300~400g</td>
</tr></table>
サクスは、広義的に言えば、長短様々に刀剣型まで色々な種類が存在する。<br />
原型は青銅器時代からハルシュタッド文明時代にまでさかのぼり、図版のよ<br />
うな形になったのはラ・テーヌ文明時代の頃になる。この頃には鉄が登場していた。<br /><br />
この短剣はサクソン民族固有のもので、民族大移動の時期から中世初期辺りまで、<br />
彼らの左腰に長剣とともに装備される。後に、ゲルマン民族の様々な部族の戦死<br />
墓から副葬品として出土するようにもなる。騎士道時代には日常道具となり、主<br />
に生活に用いられる。また、長剣や投槍とセットとして、騎士の野戦装備にもなった。