重藤弓

重藤弓について

分類 和弓
地域 日本
全長 170cm~180cm
重量 0.2~0.3kg

  • 日本で発展した、世界最大級の長弓
 重藤弓は滋藤弓とも書き、木材と竹を組み合わせ、それを「にべ」というニカワ質のもので接着し、
補強のために藤を巻きつけて作られた大弓のことである。 
 有効射程は100mを越え、最大飛距離は400m、殺傷距離は80m、装甲貫徹距離は30mと云われている。
 重藤弓は、この黒い漆塗りの上に、さらに白い細割の藤を細かな感覚で巻いたものだが、その形式
を重藤ということから、室町時代より重藤弓の名で呼ばれるようになった。
最終更新:2008年11月27日 13:24