ケファンジャル

分類 短剣類
地域 中近東(インド、ペルシア)、ロシア
全長 20~30cm
重量 300~400g
クファンジャルは、 S字状に湾曲した刀身を持ち、装飾的な象眼が施された武器である。

起源は、トルコから旧ユーゴスラビアにかけた一帯で、インドやペルシアで用いられるも
のは初期の直身のものが一般的である。クファンジャルには、アラビア語で「肉切りナイフ」
という意味がある。

16~18世紀頃からは装飾品としての意味合いが強くなり、王族や貴族階級が護身用携帯
武器として身につける事が多くなる。しかし、ロシアでは一般的に用いられた。
最終更新:2008年12月04日 13:15