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チケット代返せ!!雨の中バス待ち5時間、レトルトカレー1000円、悲惨な「F1日本グランプリ」(1)
http://news.livedoor.com/article/detail/3358597/
【PJ 2007年10月25日】− 9月28日〜30日までの3日間、静岡県駿東郡の、富士スピードウェイ(SW)で開かれた、『F1日本グランプリ』。増設した座席からコースが見えず、急きょ払い戻しをすることになったり、決勝に間に合わなかったツアー客に払い戻しをするなど混乱が相次いだ。また、現地に足を運んだ人の中に「富士にはもう行きたくない」「チケット代返せ」という声が多く聞かれる。取材を進める中で、新聞報道されていない驚がくの事実が次々と判明した。

観客を考えない運営に怒り心頭!
 静岡県富士市の中山悠季さんは、「メインの入場ゲートがたった1列、チェックする人は一人でした。小さいテントに入場1列、退場1列なんです。長蛇の列でした。しかもチェックはちらっと見るだけで偽造チケットを見せても分からなかったと思います。無駄な並びが本当に多く、観客を全く考えていない運営だと思います」と語る。他にも、「暖かい飲み物がコーヒーしかなくて子供に飲ませられなかった」「レトルトカレーや焼きそばが1000円」という話も聞くことができた。観客のことを考えていれば、価格を安く抑えたり、品数を増やすことや、入場ゲートを広くするという対策が取れたはずだ。
震えながらバス5時間待ち!手配はどうなっている!!
 Yさん(仮名)は、「帰りのバスは、16時過ぎに並び始めて、乗れたのは20時でした。スタッフも少なく、並ぶ列は入り乱れ、遅延の情報もなかなか入りませんでした」と言う。他にも、方面により、4〜5時間雨の中待った人も多かったようだ。また、「バスの中で漏らしてしまう子供がいて、そのにおいで乗客が次々吐いた」という話や、乗客が乗ったバスが発車しようとしても、空のバスが邪魔をしてしまい、進めなかったという話も聞く。つまり、誘導や設備がしっかりとしていないのである。大会運営関係者の話では、運営を担当したジェイコムの担当は、スタッフへのミーティングで、「当初計画よりスタッフの数を3割減らしています。10人で行う仕事を7人で対応していただくので、皆さんに頑張っていただかなくてはいけません」と話していたそうだ。
 富士SWでは、会場付近の混乱を避けるため、愛知万博の際も導入された「レール&ライド」という方式で、最寄り駅からバスで会場入りする方式をとった。チケットを買う際にバスの乗り場を指定し、その場所から乗るというもの。無料と言うが、当然チケット代金にバス代が含まれている。その割には、なんともお粗末である。【つづく】






富士での日本グランプリ開催前から期間中を通じてずっと「鈴鹿は〜」とか「鈴鹿なら」とか、とにかく鈴鹿と比較してどのーのこーのという意見をたくさん聞いた。
 フェアに考えるならば、20年の歴史の上に成立したであろう「鈴鹿らしさや鈴鹿の良さ」と、第1回の開催であった富士を同じ土俵で比べるのはどうかとも思う部分もある。しかしながら、でも、やっぱり、どうしても比べてしまうし、逆に言えば20年もの長きに渡って「我が国で」開催してきた実績があるのであって、他国から輸入したイベントというわけでもないから「当然得られると想定されるレベル」を全ての来場者が求めるのは当然でもあった。
 日本で、富士からもさして遠くもない鈴鹿で、F1日本グランプリは長年開催されてきたのだ。
 富士がF1スペックのサーキットへと変貌するさなかから考えても数年以上の準備期間があったはずだ。
 学ぶ気持ちがあれば学べただろうし、真似することも、反面教師にする部分も研究し尽くして初開催を迎えるものだと誰もが考えていた。
 その上で多少お客さんの移動に差し支えがある程度か?と想定しつつ「ちょっとぐらいバスを待つのは我慢するほかあるまい、それをしないととんでもない渋滞になるというし」と覚悟を決めて来場したお客さんがほとんどだったのではないか?

 整理しよう。
 〜鈴鹿から学ぶ時間も、金も、人的余力も、富士ならば充分あったはずだ。
 〜メインスポンサーがトヨタなら、きっと過不足なく目標をクリアしてくるだろう。
 〜20年の歴史を台無しにすることなく、もしかしたら“さすが”という開催をするかも知れない。
 〜だったら渋滞回避のバス輸送に協力して、多少待つのは我慢しよう・・・・。
 多少というか、かなり「トヨタブランド」を信じて会場に向かった人も多かったはずだ。



 昨年まで鈴鹿に集っていたファン達は、彼らが作り上げた「日本の、グランプリ観戦法、楽しみ方、時間の過ごし方、移動方法、宿泊ノウハウ」などを積み重ねて“文化”とさえ呼べるような素晴らしい観戦スタイルを確立していた。

 しかし、
 富士に行ってみると
 それが
 見事なまでに
 “抹殺”されていた



 レーシングカートのワールドカップで鈴鹿を訪れた時のことだった。
 その週末は雨にたたられ、西パドックに立てられたチームやショップのテントが水没しそうな勢いだった。
 知り合いの問屋さんのテントの横に排水溝があったのだが、処理能力が追いつかず水溜まりが大きくなりテント内にも随分進入してきていた。

 「ヤバイねえ、このままだと誰もこのテントの中でくつろげなくなるねえ」などと話していたところに、鈴鹿のスタッフがやってきた。
 「あ、凄い溜まってますね。ちょと待ってて下さい!!!」
 彼は数分その場所を離れると、4〜5人のスタッフを連れて戻って来た。
 想像だが「おい○○、ちょっと手貸してくれる?」とか、その辺のスタッフをかき集めてきたのだろう。
 「よっしゃ、水掃くぞー!」とかけ声とともにスタッフ達と溜まった水を排水溝の方にほうきを使って流し始める。
 雨は止んでいない。
 つまり掃いても掃いても、水はなかなか減らない。
 それでも数人のスタッフで「強烈パワー!」とか言いながら長い時間かけて水を減らしてくれた。
 「またきっと溜まるので、そうしたらまた流しにきますから!!」
 と、言い残してスタッフ達はまた散って行った。

 具体的に聞いたわけではないが、想像するに「多用途スタッフ」とか「緊急対策スタッフ」がいるのかも知れない。
 また感じたのは軍曹的な「現場小規模チームのまとめ役」とか「その小規模チーム数個をまとめる役割のスタッフ」(仮に隊長と呼ぼうか)、があっちこっちに目配せして現場を仕切っている印象だった。

 その隊長。
 実はF1の時にもあっちこっちで出会うのだ。
 あまり具体的に書くと本人が特定されそうなので曖昧に書くが、色々なところのイベントでお助け係の隊長をしていたり、パドック裏のバイト達を束ねていたり、食材運び入れの指示を出していたりといった案配で、裏方部隊のチームを引き連れて大活躍している。
 鈴鹿規模の施設だから、きっとそういう“隊長”が各所に配置されていて、慣れないバイトスタッフを束ね、鈴鹿イズムを表現すべく現場で悪戦苦闘しているに違いなかった。

 遊軍がいるのか?と思ったこともある。
 とっさの事態に即座に対応してくれる、なにかあったときに「ちょっと待ってて下さい!」と言うと、数分でスタッフを集めて対応してくれる。それぞれにそれぞれの仕事があるのだとは思うが、とにかくそうして対応する幅があってなにかと困らせないようにしてくれるのだ。
 休憩中のスタッフをかき集めているに違いないと感じたこともある。
 緊急事態に休憩スタッフが駆けつける、なんてことはきっと鈴鹿では「良くあること」に違いない。
 いや、これは日本のイベント屋なら「普通」とさえ言えることでもある。
 そういうイベント慣れしている印象を持つ部分が鈴鹿にはあった。

 そして驚くのは、鈴鹿イズム=お客さんのために、というものが首脳陣はもちろんとして、広報やオフィシャル、そしてバイト一人一人にまで浸透していることだった。

 去年の鈴鹿のレース後に、オフィシャル達が客席に感謝のアピールをして歩いていたのを覚えておられる方も多かろう。
 「ありがとうございましたぁぁぁぁぁ〜!!」
 と、喉を枯らして叫びながら帰って行くオフィシャルを見て泣けたものだった。
 ああいうのは、心底愛していないとできるものではない。
 心底、心の底からイベントやF1を愛していてこそ、土壇場、終了後に声を出して歩くことができる。
 それが末端まで浸透しているのが鈴鹿だった。




 日本グランプリを前にした月曜日、オレはH社の招きで本社ショールームでのトークイベントに出席させてもらった。
 (「じゃあ、けんさわはH派なんだな!」といわれても困るし、実際そんなことはない。オレはF1サーカスが好きなだけだ。)
 打ち合わせを事前に行い、少々の待ち時間が出来た。
 またイベントが終わった後も、少々時間があった。
 そんなとき例によって煙草喫煙スペースでの談話が始まるのである。

 メンツは「MS部長W田氏」「HRDシニアディレクターN本氏」そしてオレ、の三人だ。
 その時に「えー、あの噂、ホントだったのおぉぉぉぉ〜?」という(書けん)話も聞けたりしたのだが、誰ともなく富士でのイベントオーガナイズの話にもなった。

 「なんか隔年開催になるんだったら「日本グランプリイベントオーガナイズ(株)」なんて会社作って富士と鈴鹿から出向で一緒にやるとか、そういうのどーですか?」とか、まあタバコ吸いながらだからいい加減な意見を出し合うわけだ。
 「そんなの富士でやるって発表があってすぐに提案したよ、でも断られた」
 「もっとも、そんな会社作ったら、すぐバーニーが入り込んじゃって好きにできなかったりしてな(笑)」
 「バーニーに売るか?高く売れそうだよなあ(笑)」
 ・・・・なんて感じである。

 「オフィシャルもな、20年F1でやってきた習熟したオフィシャルがいるんだから、富士に派遣しようとかも提案したんだけどねえ」
 「そりゃ無理でしょー、昔から歴史的にあまり仲良くないから。あっちでオフィシャルやってるヤツは例えボランティアでもこっちではやらせないとか、こっちのヤツがあっちいったらクビだ、とかあったらしいけど。今でもそうなのかなあ」
 「いまはそんなことないんじゃないのぉー?」
 「モンツアとイモラでオフィシャルの交流とかは普通にあるらしいけどなあ。彼らもレースが好きでやってるからどっちのイベントも見たいんだよな」

 「始まる前からこんなこといちゃなんだけど、少々のアドバイスもなしにやるんじゃあ、今から心配なこともあるよね」
 「ですねえー」
 「ノウハウ使える部分は使って、全く新規のシャトル事業なんかに集中すればいいのに、とか思うよなあ」


 「今回ホンダ応援席っていうのはないんですか?」 
 「おおー、それなぁー。ないんだよお」
 「鈴鹿ではメインストレートにTOYOTA応援席用意したのになあ」
 「ええええ?ないんですか?」
 「やらない」

 H社には昔から「ワイワイガヤガヤ(略してワイガヤ)面白い話しながら良いもののアイディアを生む」という文化があるのだが、全くその雰囲気で言いたい放題なのである。

 もっともH社にしてみても20年間育てたかわいいF1イベントだ。
 昨年の鈴鹿での感動は最高潮だったし、あの流れで富士に行けるのかどうか、とても気になる部分だったろう。



 上記したような鈴鹿の「観客愛」のような部分は、企業風土というかDNAと言うべきか、何れにしても多少のアドバイスで他者に移植するのは難しい要素だ。
 企業合併などの際に「風土が違って巧く行かない」という場合に取りただされることと一緒だろう。
 儲けるためにお客サービスを考えるのと、お客サービスの上に儲けがあるのとでは180度逆の発想だ。
 だから「富士も鈴鹿みたいになればいいのに」とは言えない。
 企業風土はそれこそその企業が苦労した上にしか育まれないものだろう。


 鈴鹿にあって富士になかったと感じたもの最上位に、その「観客への愛」があった。
 愛がない。
 気持ちがない。


 その理由を考えた時に、鈴鹿の隊長達の働きぶりを思い出したわけだが、考えてみたら富士の現場で観客達と直接接した各係の人々は「そもそもFSWの人ではなかった」と言われている。そんなんじゃあ何年経っても経験を積み、直接お客さんと接し、クレームを聞き、反映して行くのは現場を委ねられた下請け企業であってFSWじゃないじゃないか。

 DNAを育むのが本体じゃなく下請けじゃダメだよな。

 そんなんだから警備員にしたって「何も判りません」などという現場の担当者にとって口が裂けても言えないセリフを口にしながら仕事するという最悪の事態になるのだ。

 〜ビジョンが小さくて客席から見えない
 〜トイレの絶対数が不足してパニックする場所があった(空いているトイレもあったが情報なし)
 〜出店料が高く、またマージン25%の高率で地元企業の出店僅少
 〜おかげで店自体がとても少なく、場所も数カ所で使い難いことこの上ない
 〜スタッフが何も判っておらず、対応というものが全くできない
 〜食事を売っていても食べる場所がなく、雨振る中外で食べるしかない
 〜旗や横断幕が禁止され、F1世界標準の応援スタイルが不可能に
 〜長時間待たされることが事前に予想できたシャトル乗り場に、客のための施設が全くない
 〜救護所が定時で閉まる(これは実際あり得ない、客がいる間は開けておくのが当然)

 〜地元の小山町や御殿場市などでF1開催中の興奮も利益もない。
 〜そもそも小山町には一切迷惑かけない・・・というのが解らない。迷惑はかけますが納税しますしお金も落ちますからご協力を!というのが筋だと思う。

 挙げだしたらキリがない(苦笑)

 「土曜のオールナイトオープン」
 「駐車中車両内での寝泊まり」
 「サーキット内のどこかに『格安で出店できる地元企業の集合ビレッジ」
 などのはできないか?という問いかけには「どれもムリですねえ」とにべもなかったっけ。


 日曜夜になって、シャトル乗り場の混雑が続いている時に、仕事の終わったFSWスタッフが誰に指示されたわけでもないのに「何かお役に立てることはないか」と警備担当リーダー&シャトル運営責任者のところに駆けつけて、そういうスタッフが一人や二人じゃなく多数が、というふうに臨機応変にイベント成功を願ってできることをする、そういう口幅ったいが「当たり前」のことを当たり前にできる、そういうFSWになって欲しいものなんだが。


 聞いた噂だが、・・・・いつも噂を書いてスマン。

 富士と鈴鹿での交互開催というアイディアはトヨタの方から提案したという噂を聞いた。
 三重県鈴鹿周辺にはトヨタのパーツメーカーなども多数ある、そうした三重のことを考えて「鈴鹿でもやったらいいい」との提案だったと言う説がある。
 ほんとうならちょっとなんか・・・・な話である。


 鈴鹿でのTOYOTA応援席のことを思い出せば、TOYOTAだって鈴鹿には大切なお客様。
 だからホンダ応援席よりもいい場所、超一等席を応援席として提供する。
 ちょっとしたこだわりを捨て、愛で迎える、それこそが“もてなし”ってことなんだよなあー(寂)




 今一番心配なことは「仏作って魂入らず」という来年が怖い。

 〜インフラ関係は計画を練り直してお客様にご迷惑をかけない方式にします。
 〜陥没や見えない客席や小さいビジョンなどは対策します。
 〜希望の多かった旗や横断幕は警備員管理のもと掲示を認めます。
 〜これでいいんでしょ?

 ってのが一番怖い。
 根本が、何も変わっていない状態ではダメだろう。



 最後に、
 某大型掲示板で数少ないあったかいスレ
 鈴鹿での思い出を語るスレ
 ttp://ex21.2ch.net/test/read.cgi/f1/1191574600/l50
 から、勝手に引用させていただく
 レス47-48-49だ。


引用ここから・・・・



鈴鹿でオフィシャルを20年以上やっている者です。この書き込み内容は、まぎれもない事実です。


2006年F1で、金土は来場できず、決勝レースだけを観戦においでになられた女性のお客さまがプログラムを買い逃してしまわれました。
(鈴鹿で最後のF1になるかもと、えらい勢いで日曜の午前中に売り切れた)

決勝レースが終わり、お帰りになる他のお客様のなかに、余分にプログラムをお持ちの方がいれば譲ってもらおうと思われたお客様は、出口に向かう人波に向けて、「プログラムお譲りください」と書いた段ボールを掲げ、譲ってくれる方が現れるのを待っておられました。

ちょうどその場を、決勝レースの役務を終えて東のパドック方向に戻ろうと、コース上を歩いて通りかかったオフィシャルが観客席でプログラムを求めて、段ボールを掲げておられるお客様に気づきました。

このオフィシャルも女性だったのですが、お客様にお声をかけ、プログラムを買いそびれた由を知ると「(役務で使ってしまってあまり綺麗ではない)私のプログラムで良ければどうぞ」と、お譲りしたそうです。

お客さまは「鈴鹿のオフィシャルの人は、なんて観客を大切にしてくれるのだろう」と感動され、この事の顛末を鈴鹿のホームページに、感謝の言葉とともに書き込まれました。


私が申しあげたいのは、この後のことです。


このお客様のホームページへの書き込みを見つけた鈴鹿の方が「オフィシャルの人でプログラムを買えなかったお客様に、自分のプログラムを譲ってさしあげた人がいてお客様が喜ばれて、ホームページに感謝のお気持ちを書き込んでくださってるぞ」。そして「このオフィシャルの人、手元にプログラムが残ってないだろうから、サーキットのなかを探して、もう一度プログラムを渡さないといけないね」と、動いてくれたのです。

この話は、2006年のフォーミュラ・ニッポン最終戦の予選終了後の、オフィシャルが全員集まった夕食会の席でサーキットの方から披露されました。

その席で、「お客様にプログラムを譲ってあげたオフィシャルさん、もう一度お渡ししますから名乗り出てください」と、言っていました。

20数年オフィシャルとして、鈴鹿に通い続け、一度も辞めようとは思ったことがないのも鈴鹿サーキットが、オフィシャルを大切にしてくれるからだな、と改めて感じ、いわば身内であるオフィシャルにでさえ、こんな心くばりをしてくれる鈴鹿がお金を払って、遠路、観戦にきてくださるお客様を、大切に考えないはずがないと思い、書き込ませていただきました。


このレースで、お客様が、選手やチームへの応援の横断幕にまじって20年続けてF1を開催した鈴鹿への感謝の横断幕を、たくさん掲げてくださったことは鈴鹿の、レースに関わる姿勢を、お客様が認めてくださっている証以外のなにものでもなく私どもオフィシャルにとっても、たいへんうれしいことでした。


  お読みいただいたかた、長くなってしまい申し訳ありませんでした。


        • 引用ここまで



 まずいことに、この文を読んでいて、昨年の鈴鹿の日曜決勝後にスタッフと泣きながら別れたのを思い出して・・・・泣けた。

 泣かせるなよ、なあ。

この項、いちおう了。

http://ameblo.jp/tetsuono123/entry-10050531062.html
だからトヨタは嫌われる(小野哲)

テーマ:企業・市民
 ミサワホーム創業者の三沢千代治さんは今、新たな会社ミサワインターナショナルを興している。
 この会社は二百年住宅を標榜し、昔からの知恵を生かした家作りをしているようだ。
http://www.m-int.jp/  三沢インターナショナルホームページ

 で、なぜ彼の話をしたかというと、トヨタ自動車の非常識ぶりを批判するために登場していただくことにした。トヨタ自動車は住宅部門に弱く、どうしても強化したがった。そこで、東海銀行と親密な関係先だったミサワホームの買収をしようとした。
 だが、三沢さんはことごとく拒絶した。自動車産業の持つ交通事故という特異性が平和産業である住宅部門とそぐわないという強い信念だったからだ。そこで、トヨタはヒトラー小泉の懐刀であるマック竹中平蔵にあからさまな利益供与を行ってUFJになった東海銀行の懐柔を図った。そして、その上に正常債権だったミサワホームにわざと不良債権を擦り付けさせてミサワホームを無理やり産業再生機構に押し込んだわけである。東証一部だった環境建設も正常債権だったのだがでっち上げで不良債権にさせられて自己破産させられた。この不正を取り上げたメディアが週刊金曜日と日刊ゲンダイだけだったというのだから救えない。
 私はトヨタ自動車を嫌う理由に派遣社員の乱用も挙げておきたい。派遣社員を乱用して、散々口利きを設けさせて自分達が楽する。そして、嫌がる買収を強引に行う卑劣さ。そして、本田技研が苦労して普及してきたF1に泥棒同然で参入し、富士スピードウェイなる三流コースを無理やり日本開催地に押し付ける横車ぶり。鈴鹿スピードサーキットの地元である三重県鈴鹿市ではトヨタに対する反感が高まっているのは明らかだ。
 その三重県では伊勢神宮近くにトヨタ自動車や松下電器産業、三菱、住友、三井など大手企業が研修させる修養所があるのだが、これが凄まじいのである。深夜に川に使ってみそぎを受けさせるのだから恐ろしい。トヨタの幹部もこうした非常識の世界からのし上がってきたのである。
 何も、トヨタの利益の出し方にけちをつけるつもりはないのだが、あまりにも地域をそっちのけにするやり方では納得しがたい。三沢さんに今からでも遅くはない、謝罪して慰謝料を払って和解せよといいたい。

 なお、みそぎ研修に関しては以下のブログが詳しい。これは大変恐縮なのだが無断で貼り付けしている。コメントしようとしたのだがシステムの関係上拒絶されてしまったのでこのような行為に出ざるを得なかった。申し訳ない。
http://blog.so-net.ne.jp/illustration/2006-02-14/

http://tomogonta-photo.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_68ae.html
やっぱり富士批判
富士F1、いろいろ問題ありですが、あるお方が鈴鹿と比較して決定的な相違点は観客への愛が無いとおっしゃっております。

場内放送が象徴的でございました。。。





迷子になられましても放送しませので予め待ち合わせ場所をお決めくださいと・・・

迷子になる子供が、あのただでさえ異常な人出のあの広いサーキットで待ち合わせ場所を覚えて、きちんと移動できるものでしょうか?

普通では考えられない感覚でございます。

トヨタF1の運営のためにはそんなこと構ってられません、ということでございましょうか?

”そんなことと”考えたのは迷子だけでなく、バス待ち、悪天候での中での強行スタート、その他もろもろでございましたのでしょうか・・・

14万人のお客様はなんとお思いになったのでございましょうか?

鈴鹿の場内放送とは完全に異質なものでございましたです。


http://syatyou.jyasuto1.com/?eid=510722
最悪の日本GP!
今年の我が家の最大イベントであるF1日本GPに行って来ました。
感想は、一言”最悪”であった。
我が家では家族3人で、F1は良く見るが妻が大ファンなのでその影響で昨年から日本GPが富士で開催され事が決まってから行こうと決めていました。
子供8歳と手が掛からないし、鈴鹿は行けないが富士ならという思いで行ってきました。
会社の皆には忙しい所、私だけ行かせてもらい感謝しております。
しかし、念願の日本GPは大変な事になりました・・・・。

9/29(金)PM7:30  自宅を車で出発し、静岡の裾野ICの近くにある駐車場へ向かう。
9/30(土)AM4:00  ようやく到着。
     AM6:30  駐車場からシャトルバスで会場へ出発
     AM7:30  富士スピードウェイに到着。ここから地獄の観戦が待っていた!!

会場に到着する頃には降っていなかった雨が降り、カッパ無しには観戦出来ないほどの雨降りだった。
まあ〜でも、この時は興奮の方が上で、雨はさほど気にならなかった。
会場のスピードウエィプラザで浜田大明神に祈りをささげる。

メインスタンドの隣の指定席まで行くが予想通りの山登りで、普段全く運動しない私は、息が上がりカッパの中は汗で外と中とはジャボジャボでした。気温はなんと岩手より寒い16度位で、だんだん寒くなって来ました。
     AM11:00〜のフリー走行はなんと霧で中止となり、F1マシンが走ったのはたった5分位でした。
その後は、どんどん寒くなり子供は寝不足でダウンしたので、メインスタンドの屋根の下で休憩する。一時はこのまま今日は帰ろうかと思うくらいの雨と寒さと寝不足で午前を過ごす。
     PM2:00〜から公式予選が始まった。F1のスピードと音には鳥肌が立つほど興奮だった。

予選結果は、日本人ドライバーは最後尾のワンツーで残念な結果!
さあ〜今日はどうにか寒さに耐え、F1も見たし帰って休息を取り明日の決勝に充電しようとしたが・・・・・。
なんと、シャトルバスが待ったも待っても来ない!!。

結局雨の中、子供ダウン寸前で怒りを通り越し、言葉も出ない位の憔悴状態で3時間待っってシャトルバスが来て、結局ホテルにPM9:00着。
コンビニで簡単に夕食を取り、抜け殻に様に床につく。

9/31(日)AM9:00 本日も天気予報とは違い朝から大雨!。しかし、決勝は見ようと思いホテルを出る。正直昨晩は決勝も見なくともいいと思うほど重症だった。
     AM10:00〜 決勝はPM1:30〜だったので余裕と思いシャトルバスに乗るが、又もや・・・!。
シャトルバスが1km手前で全く動かず。ほとんどの観客は決勝のスタートに間に合わないのでバスを降りて歩いて行くが、歩いて間に合う距離ではない。その後バスは急に動き出す。途中富士スピードウエィにクレーム電話を入れると信じられない言葉が・・・”急に沢山のバスと人が来まして・・・”はあ〜?と全く計画性が無いと言うか、キャパがないと言うか。
結局、私が観覧席に着いたのはPM2:00〜もちろん決勝はスタートしている。
また雨の中観戦し、昨日の二の舞は御免だと思い、アロンソがクラッシュした瞬間に帰ることにする。
帰りの途中にショップで、お土産を買う。

また悪夢のバス乗場に行くと昨日とは場所が変わって、なんと今度は泥の海中でのバス待ちだった!!
幸い、ゴールを見ずに並んだのでバスに乗るまでは30分ほどだったが、人はどんどん行き場が分からずあふれかえり、バス路線まで人が出て来て収集不可能!係員はただのバイトの若い学生で話にならず、観客に怒りはそのバイトに向けられ大変な状況!
とにかく、雨も降ったことで不快指数がMAXを超えている人間の集団は恐ろしいです。
何とか駐車場にPM6:00に着き、その後10/1(月)AM2:00に自宅に到着する。

そして本日午後から会社に出社しました。

新聞を見ると富士スピードウェイの不手際や返金の文字が・・・、自分も決勝のスタートに間に合っていないのだから返して欲しいです。
とにかく、富士スピードウエィはF1開催できる能力ない事と環境では無い事が証明出来た、世界の恥の日本イベントでした。

PS:会場でゴールを見れなかったので会社から帰ってビデオを見ると延長になっていて、結局私はまだゴール見ていないーい!。だれかビデオ貸してくれ〜〜〜!!。



  • ↑最後不覚にも泣いた.... -- 名無しさん (2007-10-10 23:46:04)
  • 来年の北京で何があっても笑えませんね -- 名無しさん (2007-10-13 11:50:11)
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最終更新:2007年10月25日 13:19
ツールボックス

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