※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

無題


恋愛しないと死ぬって言われてもよぉ……正直あんましピンとこねぇよな~。
吉良吉影との戦いよりもある意味キツイ気がするんだけどよ…。
こんな事に命賭ける羽目になるなんて誰が思うんだろうな。
生きて帰ってたら急に彼女持ち。
でも馴初めなんか聞かれて本当のこと言った日にゃ「何照れてんだよ~」って冷やかされるしよぉ。
大体俺は純愛タイプだぜ? こんな所でいきなり恋人作れって言われても困るぜ本当。
あ~あ。億泰の野郎だったら死ぬほど喜ぶのかねぇ?
いつもキャ―キャー言ってくれる連中にいて欲しいと思ったのは流石に初めてだぜ。
……そろそろ真面目に考えないとまずいかもしれねぇ。
恐らく杜王町でこっちに飛ばされた可能性が満に一つでもあるのが、億泰、ミキタカ、露伴、間田、玉美、鉄塔の男、トニオさんか?
カップルを作る企画上、恋人がいる康一や墳上に妻帯者の承太郎さんが呼ばれるとは考えられねぇだろ。




巨大なリーゼントを頭に乗っけた身長180センチ越えの不良。
ありのままの特徴を書けば彼、東方仗助はこのゲームで勝ち残ることが不可能な人材だと思われてしまうだろう。
しかし、彼に流れるジョースターの血は仗助に生まれつきの才能をもたらした。
男前。
一言で言ってしまえばそうなるだろう。
日本人離れした彫りの深い顔に、強い意志を宿して輝く瞳。
“美形”とはまた違う魅力を仗助が醸し出しているのは誰の目から見ても明らかだった。
その上、威圧感を与える服装に反して性格は非常に穏やか。
他にも数多くのモテ要素を幾つも持った仗助。
だが、そんな彼にも一つだけ頭痛の種がある。
致命的な弱点になりかねない“それ”は怨霊のように彼の体にしがみ付いていた。

「なぁオンナスキー二号ぅ~。早くナオンをフィッシュしてくれんのか~。
 当然、ゲットしたナオンはみんなこのワシに献上するんじゃよ」
「だーっ! だからなんでお前は俺に着いて来るんだ!
 大体俺はオンナスキーなんてふざけた名前じゃねーんだっつーの!!」
「ほらほらお主の着てるその服。初代オンナスキーが着てる服とそっくりなんじゃって」
「学ランが共通点かああああああああああ! お前のその頭には何が詰まってるんだおい!
 トンカツか? さっきからずっとお前が口に入れてるトンカツが実はお前の脳みそなのか?」

オンナスキー二号という不名誉な呼びについに怒りを爆発させた仗助。
いや……正確に言えば出会ってから今までに五、六回怒鳴ってはクールダウンを繰り返している。
ちなみに仗助にしがみ付き、もしゃもしゃとトンカツを咀嚼する者の名は“ファーザー”。
このゲームにおいて真っ先に爆死するのが誰かと聞かれたらこいつに違いない。
まず容姿――人間か? と疑わせるような体系。何故かパンツ丸出し。平行四辺形型の目。
次に性格――ウザイ
特技は―――死んでも翌週には復活する事。



………正直な話どこを褒めるべきか一切思い浮かばない。



「でだ、オンナスキー二号よ。このようなライバルが多い場所でナオンをゲットするためには作戦がいるんじゃよ」
「作戦…ねぇ」

全てを諦め、胡散臭そうな目で仗助はファーザーを見た。
何故か自慢げに腕を組んでいる。
人が人ならば威厳を与えるのだろうが、こいつがやったところで滑稽なるだけだ。

「ここでワシが提唱するのは占い作戦」
「占い作戦だと? なにをする気だ?」
「まぁまぁよく聞くのじゃ二号よ。ナオンというのは占いに弱い生き物だというのはしっておるじゃろ?」
「あ~、うちのクラスでも結構さわいでるやつがいたな確かに」

仗助の目が光を取り戻す。
自身に興味を持たれた所為かファーザーは心なしかテンションを上げる。
……東方仗助は知らなかった。この男の考える作戦が碌でも無い物ばかりだということを。
ファーザーは嬉々とした様子で話を進める。

「ワシが占い師に変装して適当なナオンを引っ掛ける。
 そこでうまいこと誘導するから二号はそのナオンとくっ付くのじゃ~」
「アホかテメェ!」

仗助のツッコミが炸裂する。
凶器は偶然ディバッグの中に入っていたハリセン。
通常なら軽い音が鳴るだけで終わるはずなのだが、相手がファーザーの時点で常識など通じるはずも無い。

「ララァーーー!!」

奇声を発しながらファーザーは後ろへと吹き飛んで行き。

「ギニャー!」

道路を舗装するアスファルトによって背中の一部を摩り下ろされた。

「おい! 大丈夫か!」

額に冷や汗を浮かべ仗助がファーザーの下へと駆け寄る。己の精神のヴィジョンである“スタンド”を傍らに立たせて。
スタンドにはそれぞれ固有の能力があり、仗助のスタンド『クレイジー・ダイヤモンド』の能力は“触れた物を直す(治す)”こと。
今まさにその能力を使用してファーザーの傷を癒そうとしているところであった。
仗助の心は罪悪感で暗く沈み、無自覚のうちに下唇を噛み締める。

「すまねぇ……本当にすまねぇ! これで許せって言うわけじゃないが今すぐ治してやるからよ……」

クレイジー・ダイヤモンドの手がまさにファーザーの体に触れる。
そんなタイミングでファーザーは急に起き上がり、大きく叫んだ。

「はぁーーーーー! なにするんじゃこのハンバーグ!」



プッツン





仗助の中で何かが切れた。
切れてはいけない大切な何かが千切れ飛び、目覚めてはいけない物が目覚める。
吹き飛んだのは理性。解き放たれたのは野獣の本能。
髪の毛を貶された時のみ、仗助は普段の温厚さからは想像がつかないほど凶悪な人間となる。
そう、それは相手が老人であろうと重傷であろうと容赦なく。

「てめぇ。俺の頭が何だって?」
「お、お、落ち着くのじゃ二号よ」

仗助から発された殺気を感じ取り、ファーザーは尻餅をつく。
目も前にいるコイツはヤバイ!
尻のみの力でジリジリと後退していくファーザー。

「俺の頭が茄子みたいだとゴルァアアアアアアアアアア!」
「い…言ってないよ。いや、本当に」

あまりの気迫に半泣きとなる。
パンツ一枚なので尻がすれて痛いはずなのだが全く痛みを感じていない。
それほどに目の前の男が恐ろしいのだ。

「確かに聞いたぞテメェエエエエエエエエエ!!!」
「暴力反対! 暴力反対にゃー!」


コツン


背中が何か堅い物に当たったのを感じ、ファーザーは自身の終わりを知る。
ふと上を見るとコンクリート製の冷たい壁が視界に入った。

「さぁて。ぶん殴る覚悟はできてるんだろうなぁ~?」
「助けてオンナスキイイイイイイイイイイ!」

「ドララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ
 ラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ
 ラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ
 ラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララ
 ララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララアァッッ!」


全てが終わったとき、後に残っていたのは我に返り焦る仗助とファーザーの死体のみ。






え?いきなり殺しちゃって大丈夫かって? 大丈夫、次回登場することがあったらファーザーは復活するさ! 多分……いや、絶対!(cv 藤原啓治 )



【島の中心/時間不明】

【東方仗助@ジョジョの奇妙な冒険】
 [状態]:焦り、健康
 [道具]:基本支給品、ハリセン
 [標的]:
 [思考]:1.やばい…やっちまった
     2.今後どうするかは未定

【ファーザー@神聖モテモテ王国】
 [状態]:死亡中
 [道具]:基本支給品、トンカツ
 [標的]:
 [思考]:1.………
     2.この機会にナオンをゲットする

投下順

Prev SS Next
デビル娘とエンジェル娘 無題011 魔女の愛するモノは

時系列順(キャラクター別)

Prev キャラ Next
初登場 東方仗助 [[]]
初登場 ファーザー [[]]




| 新しいページ | 編集 | 差分 | 編集履歴 | ページ名変更 | アップロード | 検索 | ページ一覧 | タグ | RSS | ご利用ガイド | 管理者に問合せ |
@wiki - 無料レンタルウィキサービス | プライバシーポリシー