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??「あの、すみません」   背後からの呼びかけに対し、ペンギンのように手足をばたつかせたaspirinが振り返ると、 そこには困った様子の女性が立っていた。   ??「ちょっといいですか」 aspirin「なになに」 ??「トロール倒すの手伝ってください」 aspirin「( ゚ω゚)フム」 ??「おk?」 aspirin「おk」   すると女性は『トロール』と書かれた看板を掲げ、 ダンバートン南東の門からガイレフへと向かっていった。     その途中、「まじでーw まさか人がいるとは・・・w」が馬に乗りながら移動し、 タヌキやクマをウィンドミルで攻撃している光景があったが、関係はなかった。   女性はトロールの生息地を知っているらしく、道に迷うことなくラインアルトにたどり着いた。     aspirin「Σ(゚Д゚ υ) イタ!!」   断崖絶壁の岩に囲まれたラインアルトの自分の目線よりも下に、 トロールという巨人の姿を発見したのである。   数字ランクの休憩スキルを所持しているその巨人は、 盗賊コボルドの巣と思わしき穴の中心に座り込んでいた。   ??「ファイトォ」 aspirin「ファイトーー!( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ )イッパーーツ!!」   両手にブロードソードを握り締めた女性は、トロールに向かって走った。   1打、2打、3打、4打でトロールの巨体は穴倉に倒れこんだ。   最大攻撃力、最小攻撃力共に高いメリットがあるが、 追加攻撃をする前に敵が倒れてしまうブロードソードの二刀流は、 ただ振り回しているだけでは4打しかできない。   aspirinはすぐさま女性がトロールの猛反撃を受けることを予想し、 ヒーリングを準備しようとしたが、       ……トロールの反撃はなかった。       サーバーが止まっていたからである。       女性はそのまま“自動戦闘”を続け、aspirinも石を投げるなど応戦した結果、 トロールに見事勝利を収めた。   aspirin「お(・∀・)め(・∀・)で(・∀・)と(・∀・)う!」 ??「あり^^」      ……これでいいのか。いいとしよう。     女性の頭上にフクロウが飛来し、クエストを投下していく様子が見えた。   ??「オーガってどこですか?」 aspirin「ここの反対側にいます」     ガイレフの丘の西部、ベースハーブが群生している地域に、 全裸で下半身を露出したオーガというわいせつ物が棲んでいる。   aspirin「Σ(゚Д゚ υ) イタ!!」 ??「ファイトォ」   女性はトロールのときと同じく、ひたすら“自動戦闘”を続けた。   aspirinが石を投げるとオーガの体が青く変色した。 自動防御はサーバーの状態に関係なく発動するからである。     トロールよりも時間がかかったが、一度だけクリティカルヒットが発動し、 女性はオーガに見事勝利を収めたのであった。 ----

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