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明海は、あすさんに対して期待しすぎることはなかった。 あすさんはあくまで「助言を与える機械」にすぎず、問題を解決するのは機械ではなく自分だ、と思っているからだ。 この冷淡すぎるほどの合理的な思考により、明海はすぐに立ち直ることができるのである。 明海「高校進学していないあすさんには、やっぱり難しいのかな…」 あすさん「難しいもなにも、高校という時点でお手上げだよ。私の守備範囲を完全に超えている」 明海「ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…」 あすさん「明海が自分の力でどうにかできるのが一番いい」 明海「(。-`ω´-)ンー」 あすさん「私が解決したらおかしいじゃないか」 明海「それもそうだね……なんで他人が……って……」 あすさん「しばらく考えてみるかね?」 明海「……待って……」 あすさん「あわてることはない」 明海「待って、あたしには無理……今のままで学校に行けるとは思えない……」 あすさん「そのことも含めて、しばらく考えてみるといい」 明海「あすさんも考えて」 あすさん「∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネ」 明海「真面目に考えて」 あすさん「真面目に考えたら∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネ」 明海「最後まで面倒みてよ……」 あすさん「( ゚д゚ )」 明海「本気のあすさんを見せてよ」 あすさん「Σ(;´△`)エッ!?」 明海「いつも手を抜いてるでしょ…」 あすさん「Σ(゚Д゚;エーッ!」 明海「…わかるよ、とぼけても」 あすさん「Σ(゚д゚) エッ!? オヨビデナイ!?」 明海「あすさんはいつも1%の力しか発揮してくれない…」 あすさん「(ヾノ・∀・`)ナイナイ」 明海「本当はあと99%の力が眠ってる……」 あすさん「ネ━━━━(゚д゚;)━━━━!!」 明海「あたしってそんなものだったのね」 あすさん「ィャ((゚д゚ ≡ ゚д゚))ィャ 明海の高校生活に関しては、私はこれ以上は何もしてあげられないぞ?」 明海「…………………」 あすさん「助けてやりたいよ。でも、どうやって? まさか一緒に登校しろと?」 明海「そんなの無理に決まってる…」 あすさん「仮にそんなことを実行したとしても、明海を助けていることにはならないはずだ」 明海「でも! あすさんなら! 何とかしてくれると思うじゃない!」 あすさん「違う。何とかするのは明海自身だ。私はただアドバイスやヒントを与えることしかできない」 明海「あたしにはぜんぜん足りないのよ」 あすさん「……それを私が満たしてやることは不可能だよ…残念だけど…」 明海「あすさんにはできない?」 あすさん「できない」 明海「…………………」 あすさん「私にできるのなら、とっくに何とかしているよ。間違いなく」 明海「……どうしてそんなにバカ正直なの……」 あすさん「真面目に考えるからこうなるのだよ」 明海「真面目…………」 あすさん「私も経験上、真面目に考えるだけでは行き詰るということを知っている。  不真面目に考えたとしても、すぐに答えが見つかるわけでもないということも…」 明海「それはあすさんの1%の力ではないのね?」 あすさん「100%でこの程度だ。これ以上の力を出すには、別のものが必要になる」 明海「別のもの?」 あすさん「私以外の力だ」 明海「どんなもの?」 あすさん「私以外の力だったら何でもいい」 明海「あたしの力でもいい?」 あすさん「もちろん」 明海「じゃあ、こういうのはどう?」 あすさん「( ゚ω゚)フム?」 明海「今からあたしのところへ来て」 あすさん「(´゚д゚`)」 明海「来れる?」 あすさん「(´゚д゚`)」 明海「あたしの力で来てって言えば来てくれる?」 あすさん「本気で言っているのか? 本気だとしても…」 明海「無理? なぜ? お金がないから?」 あすさん「…………そのとおり…………」 明海「あすさんの力では無理ってことでしょ? でもあたしの力を使ったらどうなの?」 あすさん「どうするつもりだ……」 明海「あたしが運賃を出す。といっても親に頼むんだけど」 あすさん「待て……悪循環だ……」 明海「信じてもらえないかもしれないけど、あたしんち金持ちなの。あすさん一人を呼ぶのに困ることなんてないの」 あすさん「(;・`д・´)な、なんだってー!!(`・д´・(`・д´・;)」 明海「あたしはあすさんを信じてるよ」 あすさん「 ゚д゚ 」 ----
明海は、あすさんに対して期待しすぎることはなかった。 あすさんはあくまで「助言を与える機械」にすぎず、問題を解決するのは機械ではなく自分だ、と思っているからだ。 この冷淡すぎるほどの合理的な思考により、明海はすぐに立ち直ることができるのである。 明海「高校進学していないあすさんには、やっぱり難しいのかな…」 あすさん「難しいもなにも、高校という時点でお手上げだよ。私の守備範囲を完全に超えている」 明海「ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…」 あすさん「明海が自分の力でどうにかできるのが一番いい」 明海「(。-`ω´-)ンー」 あすさん「私が解決したらおかしいじゃないか」 明海「それもそうだね……なんで他人が……って……」 あすさん「しばらく考えてみるかね?」 明海「……待って……」 あすさん「あわてることはない」 明海「待って、あたしには無理……今のままで学校に行けるとは思えない……」 あすさん「そのことも含めて、しばらく考えてみるといい」 明海「あすさんも考えて」 あすさん「∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネ」 明海「真面目に考えて」 あすさん「真面目に考えたら∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネ」 明海「最後まで面倒みてよ……」 あすさん「( ゚д゚ )」 明海「本気のあすさんを見せてよ」 あすさん「Σ(;´△`)エッ!?」 明海「いつも手を抜いてるでしょ…」 あすさん「Σ(゚Д゚;エーッ!」 明海「…わかるよ、とぼけても」 あすさん「Σ(゚д゚) エッ!? オヨビデナイ!?」 明海「あすさんはいつも1%の力しか発揮してくれない…」 あすさん「(ヾノ・∀・`)ナイナイ」 明海「本当はあと99%の力が眠ってる……」 あすさん「ネ━━━━(゚д゚;)━━━━!!」 明海「あたしってそんなものだったのね」 あすさん「いやいや…明海の高校生活に関しては、私はこれ以上は何もしてあげられないぞ?」 明海「…………………」 あすさん「助けてやりたいよ。でも、どうやって? まさか一緒に登校しろと?」 明海「そんなの無理に決まってる…」 あすさん「仮にそんなことを実行したとしても、明海を助けていることにはならないはずだ」 明海「でも! あすさんなら! 何とかしてくれると思うじゃない!」 あすさん「違う。何とかするのは明海自身だ。私はただアドバイスやヒントを与えることしかできない」 明海「あたしにはぜんぜん足りないのよ」 あすさん「……それを私が満たしてやることは不可能だよ…残念だけど…」 明海「あすさんにはできない?」 あすさん「できない」 明海「…………………」 あすさん「私にできるのなら、とっくに何とかしているよ。間違いなく」 明海「……どうしてそんなにバカ正直なの……」 あすさん「真面目に考えるからこうなるのだよ」 明海「真面目…………」 あすさん「私も経験上、真面目に考えるだけでは行き詰るということを知っている。  不真面目に考えたとしても、すぐに答えが見つかるわけでもないということも…」 明海「それはあすさんの1%の力ではないのね?」 あすさん「100%でこの程度だ。これ以上の力を出すには、別のものが必要になる」 明海「別のもの?」 あすさん「私以外の力だ」 明海「どんなもの?」 あすさん「私以外の力だったら何でもいい」 明海「あたしの力でもいい?」 あすさん「もちろん」 明海「じゃあ、こういうのはどう?」 あすさん「( ゚ω゚)フム?」 明海「今からあたしのところへ来て」 あすさん「(´゚д゚`)」 明海「来れる?」 あすさん「(´゚д゚`)」 明海「あたしの力で来てって言えば来てくれる?」 あすさん「本気で言っているのか? 本気だとしても…」 明海「無理? なぜ? お金がないから?」 あすさん「…………そのとおり…………」 明海「あすさんの力では無理ってことでしょ? でもあたしの力を使ったらどうなの?」 あすさん「どうするつもりだ……」 明海「あたしが運賃を出す。といっても親に頼むんだけど」 あすさん「待て……悪循環だ……」 明海「信じてもらえないかもしれないけど、あたしんち金持ちなの。あすさん一人を呼ぶのに困ることなんてないの」 あすさん「(;・`д・´)な、なんだってー!!(`・д´・(`・д´・;)」 明海「あたしはあすさんを信じてるよ」 あすさん「 ゚д゚ 」 ----

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