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第9エルグ - コッペパン」(2009/07/11 (土) 23:10:29) の最新版変更点

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生気のないうつろな目をした人間と、体格のよい全裸のジャイアントが 地面から沸き立つことがある以外は誰も存在しない広場。 そこにやはり生気のない目をした小太りの男が、楽器を手に持ち 無言で立ち尽くしたまま何かを執拗に演奏していた。 aspirin「その曲は一体……?」 得体の知れない危機感を覚えながらも、気になる曲を何度も 繰り返し演奏しているその男に声をかけた。 平駿「(=w=)」 彼は突如として演奏の手を止め、aspirinのほうを向いてこう言った。 いや、言われたというよりは、見られたようであった。 aspirin「今の曲(人∀・)タノム」 平駿「(=w=)b」 平駿は一瞬、何か考えたかのように目をそらせたが、すぐさまaspirinを凝視し、 著しく音程のずれた不協和音を奏でることに取りかかった。 aspirin「( ゚∀゚)o彡゜アンコール!アンコール!」 平駿「(=w=)bbb」 aspirin「d(^ω^ ) グッジョブ!」 平駿「www」 見覚えのある顔文字。不協和音でありながら親しみやすく、心地よいメロディ。 おもむろに平駿の体を右クリックし、その左手に怪しく光る楽譜を見てみると……。 「コッペパン」 -----

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