マビノギ限定ギルド@Wiki

あすさんの家庭教師5 - 月曜日

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今日は月曜日。

多くの学校や会社で「週の初め」とされる曜日である。

しかしマビノギは違う。

この日は必ず不具合が起こるとされており、それを回避するための
メンテナンスを絶対に行わなければならない日なのだ。


10時ごろ…


明海「今日も学校休んじゃったなぁ……ってか、起きたのがこんな時間……。
 ……まっ、何とかなるよね。さ、マビしよっと」

こうして明海は連日、学校を休んでしまったことになる。

楽観的な彼女は悲観的なあすさんと違って、学校を無断欠席することへの罪悪感がなく、
平然とゲームで遊ぶことができるのである。


明海「あすさんは、めったに午前中にはINしないのよね~……ほら、いない。
 あ、でも郵便に何か届いてる。どれどれ……ああ、いつもの薪か」

明海は郵便箱から薪を受け取ると、すぐさまアイバのところへ向かった。


もちろん、アイバの錬金術師の家アルバイトのためである。


…明海は気づかない。

アイバのアルバイトをいくらこなしたところで、錬金術に近づくことすらできないということに。


明海「なんでアイバは薪が必要なんだろう? ああ…かまどに使う燃料か…」

ようするに明海はアイバに利用され、パシリになっているだけなのだ。

かまどなど薪の有無にかかわらず常に燃え続けている。

このアルバイトをする人がいないからといって、かまどが使用不可能になることなどない。



明海「ほら、アイバ! 薪を持ってきてやったぞwwwwwwww」
アイバ「明海さん、すごいです!最高です!」
明海「本当にすごいと思ってる?wwwwwwwwwwwwwwwwww」
アイバ「それ、何だろう?僕も知りたいです!」
明海「(;^ω^)……」

NPCと本気で話をしようとする明海。

アイバは単なるプログラムにしたがって「定型文」を返しているだけである。


明海はアイバとの「会話」を30分以上続けた。


明海「もう! なにこいつ! 会話をやめたい?
 あたし以外に、誰があんたの相手をしてくれると思ってるの!?
 なんなの? バカなの? 死ぬの?
 ほら、あんたの好きな緑の玉くれてやるわよ。味わって食べなさいよ」
アイバ「ウッ、寝るところがないんですか?」
明海「………」


突然、画面の上部に横長の黒帯が表示される。

そしてオレンジ色の文字で、臨時メンテナンスのアナウンスが流れる。


明海「アッー! そっか、月曜って定期臨時メンテがあるって話だった。
 初めてテロップ見たよ。ふむ………」


明海は仕方なくマビノギを終了し、臨時メンテナンスが終わるのを待つことにした。





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