素人が描いたようには見えない絵


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絵の「上手い・下手」を注意深く考えていこう。

どんな絵が上手くて、どんな絵が下手かというのは、見る人によって異なるし、
文化や風潮、流行などによって敏感に変化しているからである。


エジプトの洞窟で発見された古代の壁画から、現代美術──アニメやゲームに至るまで──の
数え切れないほどの、しかも確実な方法で保存され、現代まで残っているそれらの絵は、
画材も、画風も、描かれた対象もまったく異なるものだが、時代や生活様式、事象、信仰、
神々から与えられた啓示に至るまで、実に多くのものを反映していることがわかる。

エジプトの壁画を見て「萌える」現代人は少ないだろう。

中世の、肉付きがよくて太ましい女性(笑)の絵を見て興奮を覚える男性も多くはいない。

中国の荘厳な山々を描いた水墨画や、日本の歌舞伎絵、屏風に描かれた猛獣、伝統的な版画、
壷や皿に描かれた盆栽の絵などを見ても、「上手い」と感じる現代人は少ないのである。


しかし、それらの絵を「下手」と結論付けるのは、待ってほしい。


それらの絵は間違いなく、描かれた時代、国、文化において高く評価されており、
莫大な値がつけられ、時として人命よりも価値のあるものとされていることがあるからだ。


アニメが好きな人にとっては、そのアニメのイラストやDVD、精巧なフィギュアなどに価値があるが、
それと同じことが、まったく異なるタイプの絵にもいえるのである。



とはいえ、ここからが重要であるが、「どんな絵でも価値がある(ように見える)」とは限らない。

どんなにエジプトの壁画が「稚拙に見えた」としても、現代の小学生がそれを真似て描いても、
エジプトの壁画のような絵にはならないことがほとんどだからである。

ここに、「画力」よりも重要な何かがあるのである。


それは「自信」。

画家の自分の絵に対する自信。

言い換えれば、絵の中に「訴えかけるメッセージ・信念」を込めて描くことである。


いつの時代の、どんな画家の、どんな種類の絵も、何らかの意味を持って描かれているのだ。

自信に満ちた絵を見れば見るほど、「素人が描いたようには見えない」気がしてくる。



さあ、いきなりは難しいかもしれないが、自信を持って絵を描いてみよう。





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