ドクターあすさん16 - 具合の悪い田中


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「あすさん!!」



フレンドリストであすさんの存在を確認するや否や、自分の目の前にいることに気づいた田中。


あすさん「(^ω^ ≡ ^ω^)おっおっおっ」
仁岡「(^ω^ ≡ ^ω^)おっおっおっ」
田中「あすさん!」
あすさん「(^o^)ノ < おやすみー」
田中「ちょ!!!!!!!!!」
あすさん「(´・ω・`)ん?」
田中「待って!」
あすさん「( ゚ω゚)ホゥ」


日付が変わるころには落ちてしまうあすさんを、田中は引き止めることに成功した。


あすさん「今夜はティルコで歓談をしていました」
仁岡「σ(゚∀゚ ∬オレは転生でウルラを選択して、今ここに戻ってきたところだ」
田中「それで、あすさん」
あすさん「( ゚ω゚)フム」
田中「あれ…」
あすさん「Σ(;´△`)エッ!?」
田中「……何を言おうとしてたんだっけ……」
あすさん「⊂( ・∀・)ワケ ( ・∀・)つワカ ⊂( ・∀・)つラン♪」
田中「ああ、そう言わずに……ちょっと待って…思い出す……」
あすさん「チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?」
仁岡「まだぁ?(・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン」

田中「(自分が何を言おうとしていたのか、思い出せない……)」

あすさん「ゥ─σ(・´ω・`*)─ン… じゃあ一晩じっくり考えてください。また明日うかがうことにしますよ」
田中「あ、明日もここで会えますか?」
あすさん「できれば、もう少し早い時間帯のほうが……」
田中「20時に来ます!」
あすさん「( ・∀・)b OK!」
田中「必ず来ます!」
あすさん「それでは永眠しますね」
仁岡「;y=ー(´_ゝ`)サヨウナラ・・・」
田中「おやすみなさい」
あすさん「(^o^)ノ < おやすみー」
仁岡「y=ー(´゚ω゚)・∵.ターン」





翌日、仁岡はバイトを探すために朝から町へ出ていた。

一方、一晩中ずっと思い出そうとしていた田中は体調を崩し、大学を休んだ。


田中「結局、何も思い出せなかった……。熱は出てきたけど……38.7℃……」


あすさんに聞きたいことがあったのか、あすさんに言いたいことがあったのかということすら思い出せず、
高熱を出してしまった田中は食欲もなく、ベッドで横になったままうなされていた。



夕方、少し体調のよくなった田中はベッドから起き上がり、パソコンの電源を入れた。

どんなに具合が悪くても、マビノギは欠かせないのである。


田中「ほう……どのチャンネルも混雑になっていないな。いいことだ…」

快適にログインした田中はフレンドリストを見て、あすさんがいないことに気づく。


仁岡「ィョ━━━━━(=゚ω゚)ノ━━━━━ゥ」
田中「いよう」
仁岡「実は、さっき臨時メンテがあったんだよ」
田中「……またかよ」
仁岡「予定では1時間のはずだったんだが、30分で終わったのがよかったぜ」
田中「ああ…でも、早く終わっても喜んでいいものかどうか…」
仁岡「あすさんもいたんだが、たぶんあと30分は戻ってこないんじゃないかなあ」
田中「そうか………じゃあ30分、寝てくる」
仁岡「(^o^)ノ < おやすみー」



30分後



田中「ただいま」
仁岡「残念だな。あすさんまだ戻ってきてない」
田中「そうか……。仁岡は何をやっているんだ?」
仁岡「プレイヤースキルに磨きをかけようと思って、灰色オオカミで特訓中」
田中「今さら……」
仁岡「これ、なかなか難しいぞ」
田中「……どこが難しいんだ?」
仁岡「小細工を使わないで倒す」
田中「どういうこと? 見せてみろよ」
仁岡「アタックとディフェンスを使って倒すんだよ」
田中「灰色オオカミを、か?」
仁岡「(o´・ω・)´-ω-)ウン」
田中「なるほど…」
仁岡「田中もやってみろよ」
田中「いや、いい意味で無理だと思うぞ…」
仁岡「Σ(;´△`)エッ!?」


田中のアタックは、1打で灰色オオカミを倒してしまう。

これではデッドリで相手が生き残らない限り、スキルの組み合わせようがないのである。


仁岡「なんだよ、一発かよ」
田中「灰色オオカミじゃ弱すぎて練習にならない…」
仁岡「それじゃあプレイヤースキルが育たなくなる」
田中「いや、灰色オオカミが弱すぎる。もっと強い敵を相手にするべきだ。クマとか」
仁岡「クマとか…どんだけハイレベルなんだよ」
田中「なんだ……クマもろくに倒したことがないのか……」
仁岡「早くあのスキル、なんだっけ、二刀流の」
田中「ファイナルヒットか?」
仁岡「そうそう、それ。早くファイナルヒットを覚えて、クマに圧勝したいぜ…」
田中「たしかに圧勝できるスキルだが……それこそプレイヤースキルが育たなくなるぞ…」
仁岡「( ´_ゝ`)< いいあじゃん」
田中「……いいのか……それでいいのか……」
仁岡「( ´_ゝ`)< いいあじゃん」
田中「ただのクリックゲーだぞ……」
仁岡「じゃあ、どうすればいいか、あすさんが来たら聞いてみようぜ」
田中「そうだな」


デイアンから灰色オオカミを退治するパーティークエストを買ってきた仁岡は、
あすさんを待つ間、田中と二人で狩り続けることになった。





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