作品の本当の価値


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ここに1枚の絵があるとしよう。
誰かが1万円で売ると言い、誰かが1万円で買ったとする。
1万円で取引が成立したら、絵の価値は1万円である。

その絵に対して、誰もが1万円という共通の価値観を抱いているのかというと、そうではない。

絵を欲しいと思わない人にとっては“1円の価値もない”のである。


これは絵などの美術品に限った話ではない。

あらゆる製品は、それに価値を見出す人に限り、それだけの価値を持つことになっている。


ある程度、固定された価値であるものが多いが、たとえばブランド品のカバンや、外車などはどうだろうか。
カバンとしての機能は同じなのに、1000円のカバンと10万円のカバンは何が違うのだろうか。

「機能が同じなら、安いほうがいいではないか」と思う人もいるだろう。
そう思う人にとっては、10万円のカバンには10万円の価値はない。
1000円で十分である。

しかし、「このカバンが欲しい」と思う人によって、10万円のカバンも世の中に確かに流通しているのである。


100万円の自動車もあれば、1000万円の自動車もある。
値段が10倍違うが、10倍のスピードで走れるわけではない。
ガソリン代が1/10で済むというわけでもない。
機能が10倍違うわけでもない。

それなのに、「この自動車が欲しい」と思う人によって、1000万円の外車も日本に確かに走行しているのである。


カバンも自動車も、それに絵画も、値段にはピンからキリまであるが、
その本当の価値を決めるのは「各人」であって、絶対的に決められているものではない。


嫌な思いをするかもしれないが、この点で、 努力は必ずしも結果に反映されない。


趣味と仕事には大きな違いがあるのである。


だから、どうか、「価値」や「才能」という言葉に振り回されないようにしてほしい。

自分の判断を信じるようにしてほしい。
過信はいけないが、まったく信じずに生きていくのは非常につらいだろう。
他人の言葉に振り回されて自分を見失ったり、相手の思う壺になったりすることもある。


絵を描くことで金銭的な利益を上げることは難しいかもしれないが、
逆に、
絵を描くことで損害を生じさせることは心配しなくてもよいではないか。


「価値」にとらわれすぎないよう、気を楽にして考えていこう。




|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|