ドクターあすさん19 - 気になるものは


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核心的な答えを得られないまま夜が明け、寝不足の田中は大学へ行く準備をしていた。
不安は数多く残っているものの、以前よりはいくらか楽になったからである。


田中が玄関を開けて外へ出た瞬間、携帯電話にメールが届いた。


「ブヮ~ッハッハッハッハ・・・」

法闘士の効果音である。


田中「ん? 誰からだ?」

知らないアドレスであった。

σ(゚∀゚)オレオレ σ(゚∀゚ ∬オレだよσ(゚∀゚ ∬オレ
ついにケータイ買ったぜ( ^ω^)
おっと…自己紹介が遅れたな(;^ω^)
あすさんだ(笑)
昨日は遅くまでマビをやったんで眠くてしょうがない(;^ω^)

田中「…………どう見ても仁岡です。本当にありがとうございました。…と」

田中はさっさと返信して玄関に鍵をかけ、大学へ向かった。



田中「待てよ……ゆうべ、あすさんは2時過ぎまでマビにいた。そんなことがあるのか?」

「ブヮ~ッハッハッハッハ・・・」

再びメールが届いた。

なんでわかったんだよ(;^ω^)
だまされると思ったのに(;^ω^)
ケータイじゃマビできないから(゚⊿゚)ツマンネ
まぁσ(゚∀゚ ∬オレ今からバイトだから
夜マビで会おうぜ( ^ω^)

田中「ちょっと待て。大事なことが。あすさんは何時まで起きていたんだ?」

( ´ー`)フゥー...時間がないから電話で話そうぜ?

田中「もしもし?」
仁岡「しもしも?」
田中「ゆうべ、あすさんは何時まで起きていた?」
仁岡「さあな…正確な時間なんて覚えてないよ」
田中「いつもはもっと早く永眠するはずだよな」
仁岡「そして昼過ぎにログインする」
田中「じゃあ、夜更かしした場合はどうなるんだ?」
仁岡「俺に聞かれてもな。今マビやることはできないんだぞ。永遠に休日のあすさんとは違うんだからな」
田中「くっ……誰かこの時間にマビをやっている人はいないのか…」
仁岡「そんなに気にしてどうするんだよ。そうやって考えすぎるから具合が悪くなるんじゃないのか?」
田中「気になるものは気になるんだ。どうしようもないだろう」
仁岡「どうしようもないあすさんのことなんか気にしてどうするんだよ」
田中「どうしようもないから気にしてるんだよ」
仁岡「ブハハハハ! 田中、もうすっかりあすさんに毒されてきたな」
田中「なんだって?」
仁岡「いや、なんでもない。俺も似たようなものだからな」
田中「おい、それはどういう意味なんだ?」
仁岡「ふー………。そろそろ時間だ。切るぞ~」
田中「教えてくれ。その意味を……」
仁岡「ただでは教えられんなぁ」
田中「どうすればいい…」
仁岡「ピンクのレザロン」
田中「欲しいのか?」
仁岡「おう」
田中「わかった。祝福つけてプレゼントする」
仁岡「マジ? ラッキー!」
田中「さ、さあ、その意味を……」

プツッ……ツーツーツー…

田中「なっ…あのやろう! 切りやがった! ちくしょおおおおおおお」





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