あすさんの家庭教師25 - おやすみの前に…


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食事も無事に終わり、これでようやく眠りにつける──

どうせ寝室まで歩かなければならないのだろうが、やっと休むことができる…。

あすさんの長い一日が終わりに近づいてきた。


明海「ごちそうさま~」
あすさん「うまかった」
明海「さぁて、どうしよっかな~?」
あすさん「私は布団へ直行したい」
明海「きゃーーーーーーーーーーーーーーー」
あすさん「明海とは別々だろう……常識的に考えて……」
明海「えええええええ! がっかり~~~~~…」
あすさん「…本当に眠いんだ…ここで寝てもいいくらいに…」
明海「あたしの膝枕へどうぞ!」
あすさん「…やっぱり布団でいい…」


あすさんは1日7時間以上の睡眠を必要としている。
夜更かしをすればするほど、起きるのが遅くなってしまうのだ。


明海「あ……寝る前にマビにインしなきゃっ!」
あすさん「……もう勘弁してくれ……」
明海「あすさ~ん! もう少しだけ付き合って! ね!」
あすさん「眠すぎてマビなんて操作できない……」
明海「ついてくるだけでいいからぁ~! お願い!」
あすさん「パソコンの前で寝ちゃうよ…たぶん…」
明海「どんなパソコンなのか、あすさん興味あると思うんだけどな~」
あすさん「そうか……」
明海「ちょっとマビやったら寝かせてあげるから、もう少しだけ起きててね!」
あすさん「は~……い……」


執事に案内され“ネットカフェ”の部屋へ歩いていく二人。


執事「こちらがネットカフェでございます」
あすさん「………ぜんぜん違う………」
執事「5万人が同時にプレイできる環境です」
あすさん「5万人……5万台のパソコンか……」
明海「すごいでしょ~」
あすさん「まぁ…私と明海の世代だけでは5万人家族には達しえないがな……5人が精一杯だろう…」
明海「5人って、あすさん! 人数以前にすごいこと考えてない!?」
あすさん「冗談だよ……」
執事「それでは、ごゆっくり」


とにかく近い座席へ。
移動が面倒なあすさんは近場に座った。


あすさん「これが5万台もあるのか……1つ5万円としても、25億円分のパソコ………」
明海「なになに? どうしたの?」
あすさん「パソコン…? サーバの間違いだ……」
明海「これが?」
あすさん「なんでXeon…」
明海「じーおん?」
あすさん「サーバ用のCPUだぞ…」
明海「すごいの?」
あすさん「クライアント向きのものではない…」
明海「高いものなの?」
あすさん「何もかも高い。高いのだが、マビノギでは性能を生かすことができない…」
明海「もったいないのね…」
あすさん「だいたいわかったから、用が済んだら寝させてくれ…」
明海「はいは~い」

あすさんは目が半分寝たまま椅子に座り、起きているフリをして画面のほうを向いていた。

明海「………あれぇ…おかしいなぁ……」
あすさん「………どうした…」
明海「マビがない…」
あすさん「…………」
明海「ねーねー、あすさーん! どうすればいいの?」
あすさん「寝ればいいと思うよ…」
明海「ちょっと~! なんとかしてよ~」
あすさん「ダウンロードしてインストール…」
明海「よしよし、あすさん頼んだ!」
あすさん「マビノギ公式サイトにアクセスして…」
明海「公式サイトってどこだっけ?」
あすさん「……はあ……」

仕方なく明海と交替したあすさんは、マビノギのクライアントをダウンロードすることにした。

あすさん「……遅すぎる……」
明海「あら……混雑してるのかな……」
あすさん「推定残り時間が……朝までかかるぞ……」
明海「うっそ~~~~~~~?????」
あすさん「……ちょっと床で横になる……」
明海「わかった! じゃあ画面が進んだら教えるね!」
あすさん「……寝なくていいのか…明海は……」
明海「あたしも寝たいけどさぁ……マビもやらないと……」
あすさん「悪いことは言わない…。明日も学校なのだから…マビはあきらめて寝たほうがいい…」
明海「うーん……」
あすさん「私の言うことを聞いてくれるといいのだが……」
明海「あすさん………」
あすさん「明日やればいいじゃないか…」
明海「うん…そうする…。ごめんね、あすさん……こんな遅くまで……」
あすさん「そのパソコンは朝まで放置しておこう…。インストールは明日、明海が学校へ行っている間に私がやっておくよ…」
明海「わーい! ありがと~! あすさん!!」

パソコンを放置したままネットカフェを出る二人。

明海「あすさんがもうぐったりしてるから、あたしと同じ部屋で寝てもらってもいい?」
あすさん「どこででも……いいよ……」
明海「もう少しだからね」
あすさん「一晩ぐっすり眠ったら、明日はここまでひどくはならない……と思う……」
明海「ぐっすり眠ってね」


やっと明海の寝室へたどり着いた。
時刻は午前2時を回ったところである。


明海「あすさん、あたしの布団でおやすみなさい」
あすさん「明海は……」
明海「あたしはベッドで寝るから大丈夫!」
あすさん「そうか、おやすみ……」
明海「おやすみ~~」




こうしてあすさんの長い一日が終わった。






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