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第4エルグ - ドモ(・∀・∩)(∩・∀・)ドモ
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mabinogi-gentei
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深夜、ティルコネイル南の草原にその姿はあった。
トリコロールカラーのローブに身を包み、灰色オオカミを退治しているのはライダである。
慣れない手つきで2本の剣を振り回し続けていた。
慣れない手つきで2本の剣を振り回し続けていた。
もっとも弱いオオカミといえども冒険者たちを殺傷するのに十分な身体能力を備え、
ひとたびその強靭な牙と爪に襲われたら、人間の体など容易に引き裂かれてしまう。
ひとたびその強靭な牙と爪に襲われたら、人間の体など容易に引き裂かれてしまう。
冒険者が初めに出会う強敵、それが灰色オオカミなのである。
aspirinも初心者のころにはオオカミに対して苦い思い出があったため、
ライダの身の安全を至近距離から見守っていたところなのである。
ライダの身の安全を至近距離から見守っていたところなのである。
休憩しようと思って手を休めた直後、目の前に巨大黒オオカミが現れた。
ティルコネイルにときどき現れるフィールドボスと呼ばれるモンスターで、
放っておけば自然消滅するのだが、しばしば初心者は特攻してしまう。
灰色オオカミとは比べ物にならないほど強力なモンスターであり、
特攻した者は返り討ちに遭うのが常であった。
放っておけば自然消滅するのだが、しばしば初心者は特攻してしまう。
灰色オオカミとは比べ物にならないほど強力なモンスターであり、
特攻した者は返り討ちに遭うのが常であった。
ライダ「いってきますw」
aspirin「ちょっと待っ…………たっ……ぁあああ…」
aspirin「ちょっと待っ…………たっ……ぁあああ…」
ライダが灰色オオカミに対してするように剣を振りかざすと、
巨大黒オオカミの堅固な自動防御・ヘビースタンダーが発動し、金属音が鳴り響いた。
その瞬間、ライダの体は宙に舞った。
巨大黒オオカミの前足で跳ね飛ばされ、一発で衝天、地面に叩きつけられて即死した。
巨大黒オオカミの堅固な自動防御・ヘビースタンダーが発動し、金属音が鳴り響いた。
その瞬間、ライダの体は宙に舞った。
巨大黒オオカミの前足で跳ね飛ばされ、一発で衝天、地面に叩きつけられて即死した。
aspirin「むごい……」
ライダ「^^;」
aspirin「え? あ、アッー?」
ライダ「^^;」
aspirin「え? あ、アッー?」
ライダの死体が消滅してしまったのである!
その場で復活する手段を持っていないのか、彼はティルコネイルの広場に搬送されることを選択したのだ。
その場で復活する手段を持っていないのか、彼はティルコネイルの広場に搬送されることを選択したのだ。
彼は何事もなかったかのように戻ってきた。
ライダ「次お願いしますw」
aspirin「こうやるんですよ」
aspirin「こうやるんですよ」
aspirinはカイトシールドとメイスで武装し、得意の1打ミルで巨大黒オオカミに挑もうとした。
しかし、あろうことか、その1打目でヘビースタンダーが発動してしまったのである。
しかし、あろうことか、その1打目でヘビースタンダーが発動してしまったのである。
aspirin「うrpくぉうぇろぴくqwrぺおおpうぇう」
ライダ「wwwwww」
aspirin「これがお約束というやつです」
ライダ「^^;」
ライダ「wwwwww」
aspirin「これがお約束というやつです」
ライダ「^^;」
ライダの場合とは異なり、カイトシールドで防御していたaspirinは持ちこたえた。
巨大黒オオカミはさらなる追撃をするために突っ込んできたが、カウンターによって打ち返された。
そしてファイアボルトで焼き尽くし、巨大黒オオカミは退治されたのである。
巨大黒オオカミはさらなる追撃をするために突っ込んできたが、カウンターによって打ち返された。
そしてファイアボルトで焼き尽くし、巨大黒オオカミは退治されたのである。
治療のため草原に横たわる二人。
aspirinは、ライダが異様に太っていることに注目した。
aspirin「だいぶ太ましくなっていますね…。木の実でも食べましょうか」
ライダ「食べると痩せるんですか?」
aspirin「運動は一切効果がなく、木の実を適度に食べると痩せるんです」
ライダ「木の実って木から出てくるやつですか?」
aspirin「このみ、なのか、きのみ、なのか……」
ライダ「食べると痩せるんですか?」
aspirin「運動は一切効果がなく、木の実を適度に食べると痩せるんです」
ライダ「木の実って木から出てくるやつですか?」
aspirin「このみ、なのか、きのみ、なのか……」
aspirinは古びた楽器・リュートを取り出し、怪しく光る楽譜を演奏し始めた。
するとライダの体は共鳴し、スタミナが回復したのである。
するとライダの体は共鳴し、スタミナが回復したのである。
aspirin「こうして回復させますから、どんどん木を叩いてください」
ライダ「やってみますw」
ライダ「やってみますw」
ライダは立ち上がり、近くにある樹木を叩き始めた。
根元付近の幹から沸くように木の実が現れ、次々と地面に落ちていく。
根元付近の幹から沸くように木の実が現れ、次々と地面に落ちていく。
ライダにはどこからともなくスタミナが供給されているので、
休まずに延々と木を叩き続けることができた。
休まずに延々と木を叩き続けることができた。
インベントリが木の実で満たされてもなおライダは木を叩き続けた。
ライダ「食べてもいいですか?」
aspirin「どうぞ。ただスタミナのゲージに注意して、満腹度が100%を超えないように食べてください」
ライダ「なるほど。これを超えて食べたら太るわけですね」
aspirin「木の実やりんご、イチゴ、キャベツなどはそのように食べれば痩せますが、
肉、パン、チーズなどは太ります。全身か、体の一部が太るようになっています」
ライダ「木の実が集まりすぎですwwちょっとあげます」
aspirin「どうぞ。ただスタミナのゲージに注意して、満腹度が100%を超えないように食べてください」
ライダ「なるほど。これを超えて食べたら太るわけですね」
aspirin「木の実やりんご、イチゴ、キャベツなどはそのように食べれば痩せますが、
肉、パン、チーズなどは太ります。全身か、体の一部が太るようになっています」
ライダ「木の実が集まりすぎですwwちょっとあげます」
aspirinはライダから大量の木の実を受け取ると、また演奏を始めたのである。
ライダの体はみるみるうちに痩せ、すっかりスリムな体型に戻っていた。
ライダ「いつまで叩けばいいんすかw」
aspirin「満ち足りるまで食べてよい」
ライダ「ちょwwwwwwwwwwwwww」
aspirin「明日もまた食べる必要が出てくるでしょう。そのために保存しておいてください」
ライダ「もう持てないんですよwwあ、そうだ、ペットって買ったほうがいいんですかね?」
aspirin「遅かれ早かれ、多かれ少なかれ、必要になるのがペットというもので、
……」
aspirin「満ち足りるまで食べてよい」
ライダ「ちょwwwwwwwwwwwwww」
aspirin「明日もまた食べる必要が出てくるでしょう。そのために保存しておいてください」
ライダ「もう持てないんですよwwあ、そうだ、ペットって買ったほうがいいんですかね?」
aspirin「遅かれ早かれ、多かれ少なかれ、必要になるのがペットというもので、
……」
こうして、ライダの長い一日は、木を叩き続けることで終わったのであった。
ライダ「ドモ(・∀・∩)(∩・∀・)ドモ」
aspirin「さて、木の実を集める作業を始めましょうか」
ライダ「今日もやるんすかwwwwwwwwwww」
aspirin「さて、木の実を集める作業を始めましょうか」
ライダ「今日もやるんすかwwwwwwwwwww」