汎用レジスタ
AX |
accumulator register |
データの一時記憶、各種演算 |
BX |
base address register |
特定のメモリを指定するポインタ |
CX |
count register |
繰り返し処理命令の回数を数えるカウンタ |
DX |
data register |
データの一時記憶。AXと組み合わせて剰余算 |
AH-AL, BH-BL, CH-CL, DH-DL
セグメントレジスタ
CS |
Code Segment |
命令コードのあるセグメントアドレスを保存 |
DS |
Data Segment |
データのあるセグメントアドレスを保存 |
ES |
Extra Segment |
第2のデータセグメントアドレスを保存 |
SS |
Stack Segment |
スタックセグメントアドレスを保存 |
※8ビット以下のCPUやセグメントを使わない設計のCPUには、セグメントレジスタはない
特殊目的
SI |
Source Index |
メモリを指すポインタ |
DI |
Destination Index |
メモリを指すポインタ |
BP |
Base Pointer |
プログラムスタックを管理するポインタ |
SP |
Stack Pointer |
スタックセグメントで使うベースポインタ |
IP |
Instruction Pointer |
次に実行する命令のオフセットアドレスを保存 |
使用例:
BP, プロシージャの中で、パラメートとローカル変数にアクセス
SI, DI SIを転送元アドレス、DIを転送先アドレスとして、間接的にメモリにアクセスしたりする
フラグレジスタ
OF |
Overflow Flag |
符号付き演算で桁あふれが生じるとセットされる |
DF |
Direction Flag |
ストリング操作命令でポインタの増減を表す |
IF |
Interrupt Flag |
リセットすると外部割り込みを受け付けなくなる |
TF |
Trace Flag |
トレースで実行するときのフラグ |
SF |
Sign Flag |
演算結果が負になるとセットされる |
ZF |
Zero Flag |
演算結果がゼロになるか、比較で一致するとセットされる |
AF |
Auxiliacy Carry Flag |
補助キャリーフラグ(BCD演算で使用) |
PF |
Parity Flag |
演算の結果、1となるビットが偶数個のときセット、奇数個ならリセット |
CF |
Carry Flag |
演算の結果、桁上がりが生じるとセットされる |
最終更新:2009年08月25日 01:33