【メガ・イノセントソード】
説明
《メガ・イノセントソード》の効果で、すべてのクリーチャーを《無垢の宝剣》のように扱うコンボデッキ。
メガ・イノセントソード C 自然文明 (2) |
クロスギア |
これをクロスしたクリーチャーのパワーは+3000される。 |
これをクロスしたクリーチャーの上に、好きな種族の進化クリーチャーを置いてもよい。 |
デッキ構築に際して
クロスギアを展開するタイプのデッキなので、普通にクリーチャーを展開する他にコストを支払ってジェネレートまたはクロスをする必要があり、展開力の遅さは目立つ。
自然文明を基調とすることで、色事故防止の《薫風妖精コートニー》、cipブーストの《シビレアシダケ》他互換カードなど、メリットの多いクリーチャーを採用することが出来る。
またこれらのクリーチャーは、《メガ・イノセントソード》をクロスすることによってあらゆる進化元になることが出来る。
《薫風妖精コートニー》のおかげで、マナの色からは想像も出来ないような進化クリーチャーを呼びよせる事が出来、進化の上に進化も可能なため、コンボが成立すると非常に楽しい盤上となる。
また、進化クリーチャーを大量に採用するデッキな為、当然進化元が必要となる。そのため、呪文によるブーストより、先述のcipブーストクリーチャーによりブーストの方が効率的。
進化クリーチャーを多く採用するため、ちまちまとした呪文には手が届かない場合が多い。その為、《悪魔神バロム・エンペラー》など大量除去の可能な進化クリーチャーを何枚か差しておくと良い。
《メガ・イノセントソード》は当然4枚積みとなるが、それでも心配な場合《レオパルド・グローリーソード》も投入可能。そちらの場合はパワーが上がらない点に注意。4枚と5枚では引ける確率が全然違うので、差しておいてもいいと思われる。
注意しなければならないのは、《メガ・イノセントソード》《レオパルド・グローリーソード》の効果は「好きな種族の進化クリーチャーをおける」というものであるということ。「多色クリーチャーから進化」、「特定の文明から進化」、「進化クリーチャーから進化」などの進化は出来ないと言うことである。もちろん、クリーチャー自体が条件を満たしていれば進化できる。
また、多くの進化元が出来るので、メテオバーンとも相性がよい。《魔皇アゼルザード》などが強力。
手札を消費するスピードが速いので、《海底鬼面城》も採用すると良い。
採用しておきたい進化クリーチャー
名前 |
効果 |
解説 |
《魔獣虫カオス・ワーム》 |
cipで一体除去 |
ほぼ4枚投入される、優秀なcip持ち進化クリーチャー 《メガ・イノセントソード》下ではパワー8000と申し分ない。 |
《アストラル・リーフ》 |
cipで3ドロー |
元祖殿堂入り進化クリーチャー 2マナと軽く、同一ターンに他の進化クリーチャーに進化も可能 |
《究極銀河ユニバース》 |
パワー17000のT・ブレイカー |
5マナでは破格のサイズを持つ進化クリーチャー 2枚以上あれば、エクストラウィンも可能 |
《超竜バジュラ》 |
アタックトリガーで2ランデス |
多くのドラゴンデッキでフィニッシャーとなってきた有名なドラゴン 場に出れば一度はランデスが出来るので非常に強力 |
《護法僧リョクドウ》 |
cipで2ブースト マナからクリーチャー回収 |
《大勇者「ふたつ牙」》より小さく、融通の利く進化クリーチャー 序盤マナにおいた大型進化クリーチャーを回収する事が出来、便利 |
《悪魔神バロム・エンペラー》 |
cipで闇以外を除去 |
《悪魔神バロム》の転生版の進化クリーチャー 相手にもよるが場を一度リセット出来、光・水のブロッカーを吹き飛ばすことも可能 |
《神羅ドラグ・ムーン》 |
アタックトリガーで6000火力を2発 |
大きさ・効果共に強力な究極進化 6000という効果の広い火力を持ち、相手のクリーチャーを次々に墓地送りに出来る |
このデッキの弱点
コンボデッキゆえ、速攻タイプにはやはり弱い。しかし除去能力を持つS・トリガーを多く積むことで、打たれ弱さをある程度緩和出来る。
《アクア・サーファー》など、S・トリガーをクリーチャーに偏重すると、《メガ・イノセントソード》で進化の種にも出来、一石二鳥である。
また、デッキコンセプトである《メガ・イノセントソード》が引けない、手札に大型の進化クリーチャーしか来ないなど、手札事故が起きやすく、態勢を整えにくい。
《エマージェンシー・タイフーン》などで手札を調整したいが、進化クリーチャーは墓地に置かれてしまうと甦ってこれない場合が多い(《インフェルノ・サイン》などのリアニメイトは進化クリーチャーに対応していない)など、難点は多い。
しかし手札事故を恐れて進化クリーチャーを減らしてしまうと、今度はこのデッキのコンセプトを見失ってしまう。コンボデッキを作る以上、このジレンマはある意味仕方ないといえる。
最終更新:2010年01月11日 21:26