《フォース・アゲイン》
カード概要
フォース・アゲイン UC 水文明 (4)
呪文
S・トリガー
自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、そのクリーチャーを自分の墓地からバトルゾーンに出す。
このカードの使い方
DM-31 「戦国編 第4弾 戦国武闘会(グレイテスト・チャンピオン)」で登場した呪文。【アマテラスエンジン】?のキーカードであり、汎用性の高い呪文のひとつ。
発表当初は新手のコスト踏み倒しリアニメイト呪文かと思われたが、破壊したクリーチャーをバトルゾーンに戻すだけなので、リアニメイトではあるもののコスト踏み倒しではない(一応《百発人形マグナム》の能力には引っかかるのでコスト踏み倒しとも言えるかもしれない)。
簡単に効果を表すと「自分のクリーチャーを召喚し直す」効果なのだが、侮ることは出来ない。
基本的な使い方は、cipクリーチャーを使い回したり、pigクリーチャーを使い回したり、シールド・フォースの再設定などである。何も考えずとりあえず使ってもアドバンテージを取りやすい。
他にも自分のタップされたクリーチャーに使ってアンタップしたりできる。他に進化元が確保できれば進化クリーチャーも回せるので、きちんと使えば得られるアドバンテージは計り知れない。
面白い使い方では、自分のドラゴンを破壊し出し直し、《黒神龍グールジェネレイド》を引っ張り出したり、《シェル・フォートレス》をリサイクルしてライブラリアウトを引き起こさせたり出来る。
しかし数ある使用法の中でも有用な使い方は、同弾に収録された《蒼狼の始祖アマテラス》との呪文連発コンボであろう(アマテラスエンジン)。
アマテラスを召喚して能力でデッキからこのカードを唱え、アマテラスを破壊しバトルゾーンに戻す。そうするとアマテラスの能力がまた使えるのでデッキから2枚目のフォース・アゲインを唱える…この繰り返しで最大4回もただで呪文が唱えられるのだ(母なる紋章を入れればもう一度多く)。
ただこれを繰り返しても無意味なように思えるが、呪文の発動やバトルゾーンにクリーチャーが出ることにトリガーする能力を持つカード(《爆獣マチュー・スチュアート》や《氷牙レオポル・ディーネ公》、《ハッスル・キャッスル》など)を並べてからこのコンボを発動すると凄いことになる。それは場にアドバンテージを取れるカードが並べるほど凄まじくなる。
このカードの弱点
4マナと軽く、S・トリガーも持っているため、明確な弱点は存在しないように思える。
もちろん使っても何の意味もないクリーチャーもいるので使えばいいという物でもないが、cipクリーチャーに使えばとりあえずアドバンテージは取れるように思えるが、このカードにも勿論弱点はある。
このカードの目に見えにくい弱点は、タイミングが非常に重要だと言うこと。
効果の範囲が「自分のクリーチャー」という非常に受動的で狭く、ある程度の準備がないと打つ意味を失う。
cipクリーチャーが居たとしても注意しなければならないことがある。
例えば《青銅の鎧》の効果は1マナブーストであるが、この効果を持つ呪文には《フェアリー・ライフ》があり、そのコストは2である。つまり、《青銅の鎧》を《フォース・アゲイン》で戻しても、《フェアリー・ライフ》を使ったときよりコストを2損していることになり、これまた撃つ意味を失う。
更に見えにくい弱点では、コスト論的に考えて、このカードを使用したときに失うアドバンテージは、手札から使うこのカード(手札-1)、特定のクリーチャー(召喚酔いを得るためフィールド-1)であり、《青銅の鎧》のようにアドバンテージを一つしか取れないクリーチャーを戻すのはアドバンテージの損であるといえることが挙げられる。

一応《神帝スヴァ》に使ってしまうと、条件を満たし負けてしまうので注意。
最終更新:2011年05月06日 21:25