Remember The Milk
ToDo項目を管理するネットサービス。その類いとしては極めて高機能であり、他のサービスもいろいろと試した結果、最終的にこのサービスを利用することにした。Remember The Milkは本サイトをはじめ様々な場所で、RTMと省略して表記されることが多い。
RTMの画面
Googleサービスとの親和性
Google系サービスとの親和性が高いのが特徴。iGoogleはもちろん、GMailで利用する場合にはウィジェットか、Firefoxプラグインかを選択できる。Google Calenderでも利用できるが個人的に見た目が変になっちゃうのが嫌かも。
Google Calender内でRTMを利用(僕は個人的に利用するのは止めた)
GMail内でRTMを利用(Firefoxアドオン版の方を利用している)
iPhoneでの活用
Webブラウザで使えるのはもちろんのこと専用iPhoneアプリが提供されており(Windows Mobile用もあるらしい)、こちらの使い勝手が非常に良いと感じる(Webは改修した方が良いのではないか?とすら思えるくらい)。ただし、Web版利用は無料だけどiPhoneなどが利用できるのは有料版のPro --- 年間$15。
正直、このiPhone用Remember The Milkアプリは一番頻繁に利用するモノの1つとなっており、手放すことができない。個人的には上記Pro契約も全然OKと感じる。
RTMの良いところ、悪いところ
RTMを使っている上で、良いと思ったところ、悪いと思ったところにすいて簡単に以下に挙げる。
良いと思った点
- ToDo項目に繰り返しを設定できる。
- 繰り返し間隔の設定が結構柔軟
- 締め切り日の設定が面白い(テキストで設定)
- Google系サービスとの親和性
- iPhone版の完成度が高い
上記のように、RTMで一番中毒性というか、使いやすいと感じるのはToDo項目の繰り返し設定…これをサポートしているのは意外にないのだけど、よく考えてみると繰り返すToDoは結構多い。そして家賃振込は毎月末、お弁当注文はウィークディ毎日…という具合にいろいろな繰り返し条件を設定できると結構使いやすい。
既に書いたように、Google系サービスと親和性が非常に高いことが、RTMの大きな特徴であり、また僕がこのサービスを頻繁に利用しようと思った最大の理由(但し、GMailにToDo機能がついたので、今後どうなるのかちょっと心配)。
GMail対応はGadget機能とFirefoxアドオンの2つの方向で行っているほか、Google Calenderでの対応(正直見にくいのが残念なのだけど)、iGoogle用ウィジェット提供といった形。
また、iPhone版も提供されており、これはWeb版とかなり違った使い勝手なのだけど、想像したよりもかなりiPhoneの操作性に最適化されており、かなり気に入っている。ある意味iPhone版が最終的なRTMのキラーアプリのような印象もある。
悪いと思った点
- 全般的にWebの方が使いにくい(要整理と思う)
- 場所の登録が面倒
- 説明文が入れにくい(iPhoneの場合は入れられない)
iPhone版RTMを使い慣れると、どうしてもWeb版の方がどこかしら使いにくい印象となる。一方でWeb版が必須の入力情報、iPhone版では利用できない情報もある。
具体的にWeb版が必須の入力項目としては、場所やノートがある。
まず場所に関してはいろいろと言いたいことがある。場所情報は必ずGoogleMapで正確な位置を指定する必要があるのだけど、もう少し適当でも(正確な場所未設定を許容する仕様であっても)良いと感じる。場所の地図情報がハッキリ(現時点では)わかっていない場合に登録できなかったりする。
また、場所をあれだけシビアに入力させるのだから、BrightkiteのようにiPhone版ではGPSと連携して近所で済ませられそうなタスクを一覧表示するというような機能が提供される前提であってほしい。
また、ノートに関しては「備考」的にちょっと書いておきたいこともあるのだけど、ノートのフィールドを作るには、まずタブを切り替え、次に新しいノートを作って…という具合にちょっとステップが多い。また、この情報はiPhoneで作成できないし、閲覧できないのは大きなマイナスと感じる。
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最終更新:2008年12月15日 11:36