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「VMwareの触り方」(2009/09/17 (木) 01:19:54) の最新版変更点
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*VMwareの触り方
**概略
VMware Playerのインストール、基本的な利用方法、そして、便利そうなことについて記載する。
**目次
-&link_anchor(導入1){VMware Playerについて}
-&link_anchor(導入2){インストール}
-&link_anchor(試行1){お試し起動}
-&link_anchor(基本1){仮想環境の作成}
-&link_anchor(基本2){仮想ディスクの作成}
-&link_anchor(基本3){設定ファイルの変更}
-&link_anchor(基本4){周辺機器について}
-&link_anchor(リンク){関連リンク}
----
**&anchor(導入1,option=nolink){VMware Playerについて}
VMPlayerは、仮想環境を起動させる為のソフトウェアのひとつ。あるプラットフォーム上で、仮想化して、別のプラットフォームを(複数でも)動かせるソフトウェアのひとつ。
例えば、(今の目的だけど、)WindowsXP上で、Ubuntu Linuxを立ち上げるような感じ。
WindowsXPをメインに使ってて、Androidビルドの為だけに便利で、Ubuntuにインストールし直さなくても、Ubuntuを動かせるようになる。
無償でゲットできるが、仮想ディスクを作る能力がない。
私が感じた感想。
-利点
--WindowsXPがメインだと、導入が楽。
--PCまるごとバックアップみたいなことができる。
-欠点
--動きが遅く感じるときがある。
--Ubuntuの知識と同時に、VMwareに関しても多少知識が必要。
詳しい説明は、書籍とか、別途Webで参照。
**&anchor(導入2,option=nolink){インストール}
VMwareのインストールについて書く。
基本的に、WindowsXP上で確認した項目となる。
+VMware Playerのダウンロード
++ブラウザで、[[VMware Playerのダウンロードページ>>http://www.vmware.com/jp/download/player/]]を開く
++プラットフォームに合わせたファイルをダウンロード
+VMware Playerのインストール
++ダウンロードしたファイルを実行する
++-例:VMware-Player-2.5.3-185404.exe
++インストーラとなっているので、ダイアログに合わせて進める
+VMwarePlayerの実行(WindowsXP)
++スタートメニューからVMwarePlayerを立ち上げる
++「開く」で、対象の仮想マシン(.vmx)を選択する
-注意事項
--ダウンロードページで、アンケート画面みたいなのが出ますが、入力しなくても、Submitを押すと、次のページへ進める
--上記は、規約上良いのか不明・・(規約が英語で・・汗)
--仮想マシンは、インストールでは導入されない為、別途入手が必要
**&anchor(試行1,option=nolink){お試し起動}
VMwarePlayerをとりあえず動かしてみる方法について書く。
VMwarePlayerだけでは、仮想マシン(仮想ディスク)を作ることができない為、別手段で入手する必要がある。
+仮想マシンをダウンロード
++ブラウザで、[[Ubuntu日本チーム・VMware用仮想マシンのダウンロードページ>>http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/vmware]]を開く
++「Ubuntu 8.04 LTS」をダウンロードする
++-例:ubuntu-ja-8.04-vmware-i386.zip
++ダウンロードしたファイルを解凍する
+VMwarePlayerを起動する
+解凍したファイル内の.vmxファイルを開く
-注意事項
--関連付けができている場合、.vmxをダブルクリックしても起動できる
--Android環境を構築する場合、上記お試しファイルをベースにしても良い
**&anchor(基本1,option=nolink){仮想環境の作成}
VMwarePlayer用の仮想環境を作成する方法を書く。
特殊な環境を構築する必要が無い場合、上記のお試し環境をベースに使えば良い。
VMwarePlayer自身には、仮想環境を作成する機能は無い。
そのため、以下の手段が必要となる
-VMwareServer等を別のツールを使う
-作成サイトを利用する
-仮想ディスクを作成して、環境ファイルを自作する
ここでは、作成サイトを利用する方法を記載する。
+ブラウザで、[[EasyVMX>>http://www.easyvmx.com/]]を開く
+easyvmx2.0を開く
+必要な項目を設定する
++guest OSは、「Ubuntu Linux」にする
++HDDの容量は、今のPCのHDDの空き容量より小さくする
+「Create Virtual Machine」を押す
+ダウンロードページに移動するので、ファイルをダウンロード
+解凍すると、設定した仮想環境のファイルとなっている
-注意事項
--設定がめんどくさい、or、こだわりがない人は、”easyvmx2.0”ではなく、"super simple"を選ぶと良い。(設定項目が少ない)
--個人的には、環境領域と、データ領域を分割するのを勧める
--作成した仮想環境ファイルは、OSが入っていないので、OSインストールCD/DVD等でインストールする必要がある
**&anchor(基本2,option=nolink){仮想ディスクの作成}
仮想ディスクを作成する方法を記載する。
目的は、仮想環境の中の仮想ディスクの取替え、または、仮想環境への仮想ディスクの追加となる。
VMwareServer等を使えば、作れそうな気もする。(未確認)
ここでは、有料ツールを使わない方法で、2方法記載する。
+EasyVMXを利用する
+Qemu-imgを利用する
***EasyVMXを利用する
EasyVMXで仮想環境を作成する場合、設定した仮想ディスクがセットで含まれている。
その為、作成物の中の仮想ディスク部分を流用すれば良い。
+ブラウザで、[[EasyVMX>>http://www.easyvmx.com/]]を開く
+easyvmx2.0を開く
+必要な項目を設定する
++HDD設定を、作りたい仮想ディスクの設定にする(SCSI接続ディスクも作れる)
++他の設定は適当でも良いはず。
+「Create Virtual Machine」を押す
+ダウンロードページに移動するので、ファイルをダウンロード
+ダウンロードファイルを解凍する
+(必要であれば)仮想ディスク部分(.vmdx群)をコピー(移動)する
+仮想環境の設定ファイル(.vmx)を編集する
***Qemu-imgを利用する
仮想環境を起動させるソフトQemuに付属するツールQemu-imgを利用して、VMware互換仮想ディスクを作ることができる
+Qemu-imgをダウンロードする
++ブラウザで、[[武田俊也様のページ>>http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/]]を開く
++「QEMU on Windows」へ移動する
++Qemu on Windowsをダウンロードする
++ダウンロードしたファイルを解凍する
+Qemu-imgで仮想ディスクを作成する
++コマンドプロンプトで、Qemu-imgが格納されたフォルダに移動する
++”qemu-img.exe create -f vmdk hdd.vmdk 10G”とコマンドを実行する
+(必要であれば)作成した仮想ディスク(.vmdk)を任意の場所へコピー(移動)する
+仮想環境の設定ファイル(.vmx)を編集する
-注意事項
--仮想環境の設定ファイル(.vmx)で、使用する仮想ディスク(.vmdk)を指定している
--ファイル名で指定する為、追加の場合、同じ名前だといろいろ不都合
--ファイル名で指定する為、取替えの場合、変更前と同じ名前で上書きするとよい
--ひとつの仮想ディスクは、複数のファイル(.vmdk)で表現される場合がある
---上記の場合、ひとつの仮想ディスクファイル(.vmdk)の中で、他のファイル(.vmdk)を参照するように、ファイル名が指定されている
--「qemu-img」の実行時には、help等で引数を確認してください
**&anchor(基本3,option=nolink){設定ファイルの変更}
[[仮想マシン構成.vmx - VMware まとめ Wiki>>http://wiki.mm2d.net/vmware/index.php?%B2%BE%C1%DB%A5%DE%A5%B7%A5%F3%B9%BD%C0%AE.vmx]]
**&anchor(基本4,option=nolink){周辺機器について}
**&anchor(リンク,option=nolink){関連リンク}
VMwareに関連するサイトへのリンク等をまとめる。
-[[VMware(日本語サイト)>>http://www.vmware.com/jp/]]
-[[Ubuntu日本チーム>>http://www.ubuntulinux.jp/]]
-[[EasyVMX>>http://www.easyvmx.com/]]
-[[QEMU on Windows(更新停止)>>http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/index-ja.html]]
-[[武田俊也様のページ(Qemu on Windows)>>http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/]]
*VMwareの触り方
**概略
VMware Playerのインストール、基本的な利用方法、そして、便利そうなことについて記載する。
**目次
-&link_anchor(導入1){VMware Playerについて}
-&link_anchor(導入2){インストール}
-&link_anchor(試行1){お試し起動}
-&link_anchor(基本1){仮想環境の作成}
-&link_anchor(基本2){仮想ディスクの作成}
-&link_anchor(基本3){設定ファイルの変更}
-&link_anchor(基本4){周辺機器について}
-&link_anchor(リンク){関連リンク}
----
**&anchor(導入1,option=nolink){VMware Playerについて}
VMPlayerは、仮想環境を起動させる為のソフトウェアのひとつ。あるプラットフォーム上で、仮想化して、別のプラットフォームを(複数でも)動かせるソフトウェアのひとつ。
例えば、(今の目的だけど、)WindowsXP上で、Ubuntu Linuxを立ち上げるような感じ。
WindowsXPをメインに使ってて、Androidビルドの為だけに便利で、Ubuntuにインストールし直さなくても、Ubuntuを動かせるようになる。
無償でゲットできるが、仮想ディスクを作る能力がない。
私が感じた感想。
-利点
--WindowsXPがメインだと、導入が楽。
--PCまるごとバックアップみたいなことができる。
-欠点
--動きが遅く感じるときがある。
--Ubuntuの知識と同時に、VMwareに関しても多少知識が必要。
詳しい説明は、書籍とか、別途Webで参照。
**&anchor(導入2,option=nolink){インストール}
VMwareのインストールについて書く。
基本的に、WindowsXP上で確認した項目となる。
+VMware Playerのダウンロード
++ブラウザで、[[VMware Playerのダウンロードページ>>http://www.vmware.com/jp/download/player/]]を開く
++プラットフォームに合わせたファイルをダウンロード
+VMware Playerのインストール
++ダウンロードしたファイルを実行する
++-例:VMware-Player-2.5.3-185404.exe
++インストーラとなっているので、ダイアログに合わせて進める
+VMwarePlayerの実行(WindowsXP)
++スタートメニューからVMwarePlayerを立ち上げる
++「開く」で、対象の仮想マシン(.vmx)を選択する
-注意事項
--ダウンロードページで、アンケート画面みたいなのが出ますが、入力しなくても、Submitを押すと、次のページへ進める
--上記は、規約上良いのか不明・・(規約が英語で・・汗)
--仮想マシンは、インストールでは導入されない為、別途入手が必要
**&anchor(試行1,option=nolink){お試し起動}
VMwarePlayerをとりあえず動かしてみる方法について書く。
VMwarePlayerだけでは、仮想マシン(仮想ディスク)を作ることができない為、別手段で入手する必要がある。
+仮想マシンをダウンロード
++ブラウザで、[[Ubuntu日本チーム・VMware用仮想マシンのダウンロードページ>>http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/vmware]]を開く
++「Ubuntu 8.04 LTS」をダウンロードする
++-例:ubuntu-ja-8.04-vmware-i386.zip
++ダウンロードしたファイルを解凍する
+VMwarePlayerを起動する
+解凍したファイル内の.vmxファイルを開く
-注意事項
--関連付けができている場合、.vmxをダブルクリックしても起動できる
--Android環境を構築する場合、上記お試しファイルをベースにしても良い
**&anchor(基本1,option=nolink){仮想環境の作成}
VMwarePlayer用の仮想環境を作成する方法を書く。
特殊な環境を構築する必要が無い場合、上記のお試し環境をベースに使えば良い。
VMwarePlayer自身には、仮想環境を作成する機能は無い。
そのため、以下の手段が必要となる
-VMwareServer等を別のツールを使う
-作成サイトを利用する
-仮想ディスクを作成して、環境ファイルを自作する
ここでは、作成サイトを利用する方法を記載する。
+ブラウザで、[[EasyVMX>>http://www.easyvmx.com/]]を開く
+easyvmx2.0を開く
+必要な項目を設定する
++guest OSは、「Ubuntu Linux」にする
++HDDの容量は、今のPCのHDDの空き容量より小さくする
+「Create Virtual Machine」を押す
+ダウンロードページに移動するので、ファイルをダウンロード
+解凍すると、設定した仮想環境のファイルとなっている
-注意事項
--設定がめんどくさい、or、こだわりがない人は、”easyvmx2.0”ではなく、"super simple"を選ぶと良い。(設定項目が少ない)
--個人的には、環境領域と、データ領域を分割するのを勧める
--作成した仮想環境ファイルは、OSが入っていないので、OSインストールCD/DVD等でインストールする必要がある
**&anchor(基本2,option=nolink){仮想ディスクの作成}
仮想ディスクを作成する方法を記載する。
目的は、仮想環境の中の仮想ディスクの取替え、または、仮想環境への仮想ディスクの追加となる。
VMwareServer等を使えば、作れそうな気もする。(未確認)
ここでは、有料ツールを使わない方法で、2方法記載する。
+EasyVMXを利用する
+Qemu-imgを利用する
***EasyVMXを利用する
EasyVMXで仮想環境を作成する場合、設定した仮想ディスクがセットで含まれている。
その為、作成物の中の仮想ディスク部分を流用すれば良い。
+ブラウザで、[[EasyVMX>>http://www.easyvmx.com/]]を開く
+easyvmx2.0を開く
+必要な項目を設定する
++HDD設定を、作りたい仮想ディスクの設定にする(SCSI接続ディスクも作れる)
++他の設定は適当でも良いはず。
+「Create Virtual Machine」を押す
+ダウンロードページに移動するので、ファイルをダウンロード
+ダウンロードファイルを解凍する
+(必要であれば)仮想ディスク部分(.vmdx群)をコピー(移動)する
+仮想環境の設定ファイル(.vmx)を編集する
***Qemu-imgを利用する
仮想環境を起動させるソフトQemuに付属するツールQemu-imgを利用して、VMware互換仮想ディスクを作ることができる
+Qemu-imgをダウンロードする
++ブラウザで、[[武田俊也様のページ>>http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/]]を開く
++「QEMU on Windows」へ移動する
++Qemu on Windowsをダウンロードする
++ダウンロードしたファイルを解凍する
+Qemu-imgで仮想ディスクを作成する
++コマンドプロンプトで、Qemu-imgが格納されたフォルダに移動する
++”qemu-img.exe create -f vmdk hdd.vmdk 10G”とコマンドを実行する
+(必要であれば)作成した仮想ディスク(.vmdk)を任意の場所へコピー(移動)する
+仮想環境の設定ファイル(.vmx)を編集する
-注意事項
--仮想環境の設定ファイル(.vmx)で、使用する仮想ディスク(.vmdk)を指定している
--ファイル名で指定する為、追加の場合、同じ名前だといろいろ不都合
--ファイル名で指定する為、取替えの場合、変更前と同じ名前で上書きするとよい
--ひとつの仮想ディスクは、複数のファイル(.vmdk)で表現される場合がある
---上記の場合、ひとつの仮想ディスクファイル(.vmdk)の中で、他のファイル(.vmdk)を参照するように、ファイル名が指定されている
--「qemu-img」の実行時には、help等で引数を確認してください
**&anchor(基本3,option=nolink){設定ファイルの変更}
設定ファイル(.vmx)を編集することで、仮想環境の設定を変更することができる。
仮想環境の設定変更は、マシンの構成変更と同様の価値がある。
[[仮想マシン構成.vmx - VMware まとめ Wiki>>http://wiki.mm2d.net/vmware/index.php?%B2%BE%C1%DB%A5%DE%A5%B7%A5%F3%B9%BD%C0%AE.vmx]]等に記載があるが、詳細は各自で、調べてください。
VMX編集ツール等も存在する為、すべて知る必要はない。
しかし、もらってきたVMware用環境をカスタムする為に、ある程度見れたほうが良い。
-例えば
--元々のVMwareの設定では、物理メモリが不足するの場合、メモリの値を変えれば、安定動作できるようになる(変えなくても、起動はできるかもしれない)
--元々のVMwareの設定では、物理メモリに余裕がある場合、メモリの値変更で、少し高速・安定化ができる
**&anchor(基本4,option=nolink){周辺機器について}
ホスト(仮想環境を動かすOS/PC)に接続されたUSB機器等のデバイスは、ゲスト(仮想環境で動くOS/PC)向けに接続できる。
基本的に、ホスト、または、ゲストにつながるので、どちらにつながってるか、意識する必要がある。
-両方につながるということはできないと思う
ネットワークについては、ホストのみ・ブリッジ・NAT形式が選択できる。
以下、各形式の説明(間違ってるかも・・)
-ホストのみ:ゲストからは、ホストのみ接続(使ったこと無い)
-ブリッジ:ゲストから、ホストのLANをブリッジして、直接、ホストがつながるネットワークに接続
-NAT:ゲストは、作成された仮想ルータにつながる。ホストも仮想ルータにつながっている。ゲストは、仮想ルータを経由して、ホストがつながるネットワークに接続
-注意事項
--ホストのすべての接続デバイスがゲストで使えるわけではない
---例えば、ホストのHDDは、ゲストで直接見ることはできない(Qemuだと見れるかも・・)
--USB-シリアル変更ケーブル等は、ホストのWindows上では、USBとCOMポートと二つ見えるが、ゲストでポートを使う場合は、ポートの権限のみをゲストに渡す必要がある
---USBの権限を渡すと、ホスト上では、ポート認識できなくなる。その上、ゲストで、USBドライバが必要になる
**&anchor(リンク,option=nolink){関連リンク}
VMwareに関連するサイトへのリンク等をまとめる。
-[[VMware(日本語サイト)>>http://www.vmware.com/jp/]]
-[[Ubuntu日本チーム>>http://www.ubuntulinux.jp/]]
-[[EasyVMX>>http://www.easyvmx.com/]]
-[[QEMU on Windows(更新停止)>>http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/index-ja.html]]
-[[武田俊也様のページ(Qemu on Windows)>>http://homepage3.nifty.com/takeda-toshiya/]]