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*《Vesuvan Doppelganger》 [#uf64972c]
#whisper(card,"Vesuvan Doppelganger");
[[コピー]]に関するルールが未整備だった初期の時代、非常に多くのQ&Aを生むことになった[[クリーチャー]]。~
長いテキストだが、要は『[[アップキープ]]ごとにコピー対象を選びなおせる、[[クローン/Clone]]』と考えればいいだろう。~
アップキープの時点で[[場]]に出ている、一番うれしいクリーチャーに『変身』できるということ。
-アップキープに『変身』することは、これが『場に出る』ことでも『場を離れる』ことでもない。~
なので、これらの能力を持ったクリーチャーに変身しても、その「変身」だけではこれらに関連する効果を得ることはできない。(CR 503.4)
--例えば、『場に出ると[[ライフ]]5回復』の[[レイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoons]]に変身しても(場にでたわけではないので)ライフ回復しない。
--別の例では、『場を離れるとカードを1枚引く』[[サラカスの予見者/Thalakos Seer]]から他のものに変身しても(場から離れたわけではないので)カードは引けない。
--もちろん、このカード自体が本当に場に出る/場を離れる場合は、そのコピー状態に合わせた効果は発生するので誤解なきよう。
-『変身』しても、それに乗っている[[カウンター]]類は変化しない。~
変身前後で意味を持たなくなるカウンター類もあるが、それはそのまま残しておく。
--例えば、[[累加アップキープ]]の経年(age)カウンター。~
累加アップキープを持つクリーチャーからそうでないクリーチャーに『変身』した場合、経年カウンターは(その新しい姿では)無意味だが、残ったまま。~
もしその後にまた累加アップキープをもつクリーチャーに変身すれば、それなりに負担になるだろう。
-Vesuvan Doppelgangerが場にいる状態で、他のVesuvan Doppelgangerをその「場にいるVesuvan Doppelgangerをコピー」するように出すことも可能。~
『変身』能力を2重に持つことになり非常に紛らわしいので、気をつけよう。
-これが[[反転]]した場合、反転したと言う事実を「覚えて」いて、適正に使おうとする。→[[参考>http://qabbs.mjmj.info/topics/1120225782_66951.html]](MJMJ)
--反転カードをコピーした場合であるなら、反転後の特性を用いる。
--そうでなければ、通常通りの特性を持つが、それをもって反転と言う事実を「忘れる」ことは無い。
-(余談)ドッペルゲンガーを見た者は数日中に必ず死ぬという話があるが、[[神河物語]]からの[[レジェンド・ルール]]変更によって、[[伝説のクリーチャー]]にとってはまさに寓話上のドッペルゲンガーそのものとなった。
-これの[[イラスト>画像:Vesuvan Doppelganger]]が、後の[[変異種/Morphling]]の[[イラスト>画像:Morphling]]のモチーフとされたのはちょっと有名な話。
-[[時のらせん]]で[[ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter]]というリメイク版が作られた。
**参考 [#m28eb053]
-[[カード個別評価:リバイズド(3rd)]]
-[[カード個別評価:アンリミテッド(2nd)]]
-[[カード個別評価:Masters Edition]]