Hornet Cobra

「Hornet Cobra」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

Hornet Cobra」(2023/10/16 (月) 00:24:57) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*《Hornet Cobra》 [#pec1b99f] #whisper(card,"Hornet Cobra"); 端的に言えば「可哀そうな[[クリーチャー]]」。 [[マジック]]の発売から約十ヶ月後に登場した[[エキスパンション]]の[[レジェンド]]に収録されていた[[カード]]であるにも関わらず、初代[[基本セット]]の[[アルファ]]から存在していた[[エルフの射手/Elvish Archers]]のほぼ完全な[[下位互換]]である。~ [[パワー]]/[[タフネス]]及び[[先制攻撃]]を持つ点は同じだが、Hornet Cobraの方がマナ・コストが大きい。~ Hornet Cobraの唯一の長所は、[[エルフの射手/Elvish Archers]]が[[レア]]であるのに対して[[コモン]]であり、入手が容易であったことだろうか。 過去の強力カードがバランス調整されリメイクされた結果、弱体化する、というのは[[マジック]]においてよくあることだ。~ しかし、レジェンド当時の水準で考えても、[[エルフの射手/Elvish Archers]]は弱体化が必要なほど強いカードであったとは言えない。~ これはレジェンド以後の基本セットにも[[エルフの射手/Elvish Archers]]が収録され続けていたことからも明らかだろう。 なお、レジェンドの次のエキスパンションである[[ザ・ダーク]]では、別の面で[[上位互換]]である[[山ヒル/Land Leeches]]が登場した。~ パワー、先制攻撃を持つ点及びマナ・コストは同じだが、[[山ヒル/Land Leeches]]の方がタフネスが大きい。~ さらに[[稀少度]]に関しても、Hornet Cobraがコモン1なのに対して[[山ヒル/Land Leeches]]はコモン2であったため、入手の容易さというHornet Cobraの最後の長所も奪われてしまった。 これだけないがしろにされたカードも、ある意味珍しい。 -せめて[[剣歯虎/Sabretooth Tiger]]のように[[シングルシンボル]]なら、[[山ヒル/Land Leeches]]には劣らなかったのに。 -ちなみに[[アーティファクト・クリーチャー]]版も存在。→[[とぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviper]]~ こちらは[[アーティファクト]]故の[[破壊]]されやすさがあるので一概に[[上位互換]]とは呼べないが、色を選ばないのはやはり便利である。 -2007年2月末日までで、「Hornet Cobraが使えるが[[エルフの射手/Elvish Archers]]は使えない」という公式の[[構築]]戦[[フォーマット]]が存在したことは無い。~ すなわち構築戦の歴史においては、Hornet Cobraが[[エルフの射手/Elvish Archers]]の下位互換でなかった瞬間は存在しないのである。 -[[フレイバー・テキスト]]は、かの有名なノーベル文学賞受賞作家、ジョセフ・ラドヤード・キップリング(1865〜1936)の著作であり、彼が少年時代にインドで過ごした経験から生まれた作品『ジャングル・ブック』からの引用。 **参考 [#e407fd6b] -[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
*《Hornet Cobra》 [#pec1b99f] #whisper(card,"Hornet Cobra"); 端的に言えば「可哀そうな[[クリーチャー]]」。 [[マジック]]の発売から約十ヶ月後に登場した[[エキスパンション]]の[[レジェンド]]に収録されていた[[カード]]であるにもかかわらず、初代[[基本セット]]の[[アルファ]]から存在していた[[エルフの射手/Elvish Archers]]のほぼ完全な[[下位互換]]である。~ [[パワー]]/[[タフネス]]及び[[先制攻撃]]を持つ点は同じだが、Hornet Cobraの方がマナ・コストが大きい。~ Hornet Cobraの唯一の長所は、[[エルフの射手/Elvish Archers]]が[[レア]]であるのに対して[[コモン]]であり、入手が容易であったことだろうか。 過去の強力カードがバランス調整されリメイクされた結果、弱体化する、というのは[[マジック]]においてよくあることだ。~ しかし、レジェンド当時の水準で考えても、[[エルフの射手/Elvish Archers]]は弱体化が必要なほど強いカードであったとは言えない。~ これはレジェンド以後の基本セットにも[[エルフの射手/Elvish Archers]]が収録され続けていたことからも明らかだろう。 なお、レジェンドの次のエキスパンションである[[ザ・ダーク]]では、別の面で[[上位互換]]である[[山ヒル/Land Leeches]]が登場した。~ パワー、先制攻撃を持つ点及びマナ・コストは同じだが、[[山ヒル/Land Leeches]]の方がタフネスが大きい。~ さらに[[稀少度]]に関しても、Hornet Cobraがコモン1なのに対して[[山ヒル/Land Leeches]]はコモン2であったため、入手の容易さというHornet Cobraの最後の長所も奪われてしまった。 これだけないがしろにされたカードも、ある意味珍しい。 -せめて[[剣歯虎/Sabretooth Tiger]]のように[[シングルシンボル]]なら、[[山ヒル/Land Leeches]]には劣らなかったのに。 -ちなみに[[アーティファクト・クリーチャー]]版も存在。→[[とぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviper]]~ こちらは[[アーティファクト]]故の[[破壊]]されやすさがあるので一概に[[上位互換]]とは呼べないが、色を選ばないのはやはり便利である。 -2007年2月末日までで、「Hornet Cobraが使えるが[[エルフの射手/Elvish Archers]]は使えない」という公式の[[構築]]戦[[フォーマット]]が存在したことは無い。~ すなわち構築戦の歴史においては、Hornet Cobraが[[エルフの射手/Elvish Archers]]の下位互換でなかった瞬間は存在しないのである。 -[[フレイバー・テキスト]]は、かの有名なノーベル文学賞受賞作家、ジョセフ・ラドヤード・キップリング(1865〜1936)の著作であり、彼が少年時代にインドで過ごした経験から生まれた作品『ジャングル・ブック』からの引用。 **参考 [#e407fd6b] -[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。