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*《Mana Drain》 [#vb319528]
#whisper(card,"Mana Drain");
[[ヴィンテージ]]において[[Force of Will]]と双璧をなす、最強[[カウンター]]の1つ。
[[パーミッション]]系[[デッキ]]の[[マナ加速]]手段として有効なのが、大きな価値の1つ。~
パーミッションは普通、[[打ち消し]]用マナを確保したまま重要[[カード]]を使えるような[[マナ基盤]]ができるまで我慢の構えになるが、これによって『吸い取った』マナで重要カードを使えるのなら早期に手をはじめられる、ということ。~
そういう意味で、[[不特定マナ・コスト]]が大きい[[変異種/Morphling]]や[[マスティコア/Masticore]]、その他[[アーティファクト]]との相性がとてもいい。~
前者2つは、そういった手札が無い場合にも能力によってマナ・バーンを避けられる面でも助かる。~
但し[[マナ]]の使い道がなければ、[[マナ・バーン]]を起こしてしまうため、[[対抗呪文/Counterspell]]に劣ってしまう場面もあり、[[上位互換]]ではない。
-「[[あなた]]の次の[[メイン・フェイズ]]の開始時」としか指定されていないので、自分の[[戦闘前メイン・フェイズ]]や[[戦闘フェイズ]]で呪文を打ち消すと、マナが出るのは自分の[[戦闘後メイン・フェイズ]]開始時になる。
-[[ヴィンテージ]]における三強の一角を占める[[カード]]。~
[[苦悶の触手/Tendrils of Agony]]、[[Mishra's Workshop]]が他の二者。
--ヴィンテージの一部のデッキでは[[Mox]]等を使用する上での安定性の面から、これよりも[[マナ漏出/Mana Leak]]が優先される事もある。詳細はマナ漏出の項目。
-このカードに[[描かれている>画像:Mana Drain]]赤い生物は、遥か後の[[時のらせん]]でカード化した[[吸収するウェルク/Draining Whelk]]の幼体である。~
吸収するウェルクの[[イラスト>日本語画像:Draining Whelk]]でも隅の方にこれが描かれているのが確認できる。
-[[藤田憲一]]氏が[[ゲームぎゃざ]]の初心者講座にて「(ルールテキストに)書かれていることが何もかもおかしい」と当然の指摘。
-公式カードガイドには「今こんなカードをデザインしたら開発チームは全員バスに轢かれるね」と書かれている。
--とはいえ、[[対抗呪文/Counterspell]]すら抹殺された今の[[環境]]ならそれも当たり前だが、これが世に出た当時は同様の強力カードがウヨウヨしていたことも忘れてはならない。~
特に[[露天鉱床/Strip Mine]]のおかげで[[青]]にとっては氷河期だった。~
ヴィンテージにおいてはそれほどおかしな強さというわけでもないのがその証拠だろう。
-よくこのマナから[[Amnesia]]が高速で打たれてえらい事になる。
2004/09/20より、[[Type1.5]]からの移行に伴って[[レガシー]]で[[禁止>禁止カード]]となった。
**参考 [#n292481f]
-[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]