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*《Marton Stromgald》(カード)[#ce3684e3]
#whisper(card,"Marton Stromgald");
マジック界最初の、[[単色]]の[[伝説のクリーチャー]]の1つ。~
[[戦闘]]時、味方の[[クリーチャー]]が[[全体強化]]される。
強化量が[[アタック]]/[[ブロック]]に参加する味方クリーチャーの数によって変わるのが特徴。~
例えば、これ以外に3体のクリーチャーが一緒に攻撃を行えば、その3体はそれぞれ+3/+3。~
この強化が[[マナ]]なしで行えるのだから、破格の強化力といえる。~
味方クリーチャーの数がいればいるだけ強くなり、しかも相手はそれだけブロッカーを増やさなければならなくなるわけで、結果的に[[ウィニー]]系の大量にクリーチャーを展開する[[デッキ]]向け。~
当時の[[赤]]ウィニーでは当たり前のように投入されていた。
これ自体は小物のうえ、自分自身を強化できないのが弱点といえば弱点。~
だが、味方の強化は[[ターン]]終了まで持続するのでこれが戦闘で死んでしまっても強化はされたままだし、もちろん赤ならこれをブロックした敵クリーチャーを焼きつくす手もあるだろう。
-古い時期のプレイヤーの間では「書記長」の愛称がある。~
命名は漫画家の[[寺島令子]]。
**参考 [#k56681e1]
-[[カード個別評価:アイスエイジブロック]]
-[[カード個別評価:Masters Edition]]
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*Marton Stromgald(ストーリー) [#story]
[[General Marton Stromgald(マートン・ストロームガルド将軍)>#translate]]。
[[北極の狐>ジャーケルド/Jarkeld]]と並び称されるほどの[[キイェルドー/Kjeldor]]伝説の英雄。キイェルドーの兵法の達人(the master of Kjeldoran tactics)とも。~
ゴブリンに対抗するため巨鳥[[エイスサー/Aesthir]]を最初に用いた人物とされる。
[[The Hinterlands(内陸地域)>The Hinterlands#Terisiare]]で消息を絶ち既に亡き者と思われていたが、[[氷河期>アイスエイジ]]末期、長い時を経て密かにキイェルドーに帰還する。[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]を協力者とし、[[トレッサーホーン砦>トレッサーホーン/Tresserhorn]]から[[アヴラム・ガリースン/Avram Garrisson]]らに接触を取る。その結果、憂国の騎士たちによりキイェルドー現政権への革命の旗頭とされ、[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald]]が結成されることになった。
しかし実際には、帰還したマートンは既にリム=ドゥールに操られるアンデッドに過ぎなかった。ほどなく彼の騎士団もまた同じ運命、すなわち不死の軍勢の一員となる運命、を辿るのだった。
**訳語 [#translate]
「Marton Stromgald」は[[カード名]]でも[[フレイバー・テキスト]]でも和訳されていない。「マートン・ストロームガルド」は仮訳。ただし「Stromgald」は[[第5版]]以降「ストロームガルド」が定訳になっている。
**参考 [#y5737e46]
-[[アイスエイジ]]
-[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald]]
-[[The Eternal Ice]](小説)
-[[背景世界/ストーリー用語]]