MoMa

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#norelated *MoMa [#u289d864] [[デッキ]]中[[禁止カード]]を6枚も輩出した[[マジック]]史上最悪クラスの[[コンボ]][[デッキ]]。~ MOMA/MOMa/Moma/MoMA等とも表記される。~ 最新の[[キーカード]]の初出は[[ウルザズ・サーガ]]。~ 名前の由来は -[[精神力/Mind Over Matter]]の英名の略。 -[[ニューヨーク近代美術館:http://www.moma.org/]]/The Museum of Modern Art, New Yorkの略称。ソロプレイ時の美しさ(皮肉として)。 などの理由からなる。~ 別名、『ターボ・ジーニアス』、『トレイリアン・ブルー』。単に『アカデミーデッキ』と呼ばれる事もある。~ #whisper(card,"Mind Over Matter"); #whisper(card,"Tolarian Academy"); #whisper(card,"Time Spiral"); #whisper(card,"Stroke of Genius"); [[軽>軽い]][[マナ・アーティファクト]]を並べ、[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]で大量の[[マナ]]が出せるような状況を作る。~ さらに[[時のらせん/Time Spiral]]や[[意外な授かり物/Windfall]]等で[[手札]]を補充させ、[[精神力/Mind Over Matter]]で手札を更に大量のマナに変え、その莫大なマナをもって相手に止めを刺す。~ 止めのカードとしては[[ドロー]]を兼ねた[[X火力]]として[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]が用いられる事が多いが、[[火の玉/Fireball]]も使っている場合が多い。[[タワーデッキ]]等の[[ライブラリーアウト]]がほぼ効かない相手や、60マナも生み出せそうに無く少ないマナで止めを刺す必要が出てきた時の保険である。~ また、ゲームの半分以上が[[ミラーマッチ]]になりかねない程のMoMaの海において[[紅蓮破/Pyroblast]]等の[[色対策カード]]([[エクステンデッド]]では[[ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman]]などの[[マナ・アーティファクト]]破壊)を使うためもあって、[[タッチ]]赤のタイプが主流になった。 キーカードの[[精神力/Mind Over Matter]]をあわせると、当時のスタンダードの禁止カード10枚の内6枚の原因となり、全ての[[構築]]環境を荒れさせ「[[MoMaの冬]]」を生み出した。~ その凶悪さは、~ '''今のゲームは3つのステップに分かれている。'''~ '''第一段階がコイントス。'''~ '''第二段階がマリガンチェック。'''~ '''第三段階が――先手第一ターンだ。'''~ と言う、傍から見ればとんでもないジョークを生み出す原因となったほどである。~ 実際、カード・プールの狭い[[スタンダード]]ですら[[1ターンキル]]の発生する確率が5%を超えていたのである。カードプールの広がる[[エクステンデッド]]や[[ヴィンテージ]](当時[[Type1]])ではもっと酷い。~ 精神力が禁止されるまでの間に「キーカードが禁止される→代わりのカードを探す」ということを繰り返したため、時期によって大きく3つの型に分けられる。~ 初期型は上で説明された、トレイリアのアカデミーで大量のマナを出すタイプである。→[[*1>#firststan]]~ 中期型は禁止されたトレイリアのアカデミーの代わりに[[ドリーム・ホール/Dream Halls]]で精神力を場に出し、[[魔力の櫃/Mana Vault]]から大量のマナを得る。→[[ドリームホールモマ]]~ 後期型はさらに禁止されたドリーム・ホールと時のらせんの代わりにそれぞれ[[実物提示教育/Show and Tell]]と[[先細りの収益/Diminishing Returns]]を、スタンダード落ちした[[魔力の櫃/Mana Vault]]の代わりに[[厳かなモノリス/Grim Monolith]]を用いている。→[[*3>#third]]~ -エクステンデッドで[[High Tide]]を使用するバージョンは、[[ハイタイドモマ]]の名で呼ばれている。 -[[手札]]が無いとコンボが回らないため、強いて言えば[[手札破壊]]が弱点であるとも言えるが、一瞬で7枚まで[[手札]]を回復してしまう[[ドロー]]能力も持ち合わせる為、完全に0枚に縛っておかないと意味が無い場合が多く、そして一般的な手札破壊の手段ではそれは無理に近かった。 -[[R&D]]では[[ウルザズ・サーガ]]の開発時からMoMaのようなデッキを組めることは知っていた。~ 実際にテストデッキも作ってテストプレイしたのだが、結論は「勝利前に高確率で手札が尽きる。リスクの強いコンボデッキとしては妥当」。~ こんな結論が出てしまった理由となる最大かつ致命的ミスは、[[意外な授かり物/Windfall]]と[[時のらせん/Time Spiral]]の存在を見落としていたことである。 -よく対戦が[[ソリティア]]になってしまうと言われるが、使われる側からするとソリティアより酷い。~ 相手が時のらせんや意外な授かり物をプレイするたび、自分もライブラリーを切り直したりカードを引いたりする必要があるので、非常に面倒なのだ。 -[[金澤尚子]]女史曰く、「対MoMa用サイドボードはドラムバック満タンに詰めた漫画ガラスの仮面」だそう。~ ゲームが始まってすぐにソリティアになってしまうので、漫画でも読んで暇をつぶしているのが一番だと言う意味らしい。 -実は[[ヴィンテージ]]では今のところ[[精神力/Mind Over Matter]]は制限カードでないため、もしかすると…。 &aname("firstex"); **初期型(エクステンデッド) [#e666ff79] -備考 --[[プロツアーローマ98]]優勝 --使用者:[[Tommi Hovi]] -フォーマット --[[エクステンデッド]]([[リバイズド]]〜[[第5版]]、[[ザ・ダーク]]〜[[ウルザズ・サーガ]]) |>|''メインデッキ''||>|''サイドボード''|h |BGCOLOR(#eeeeff):''0''|BGCOLOR(#eeeeff):''クリーチャー''||4|[[ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman]]| |BGCOLOR(#eeeeff):''41''|BGCOLOR(#eeeeff):''呪文''||4|[[寒け/Chill]]| |4|[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]||2|[[赤霊破/Red Elemental Blast]]| |4|[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]||1|[[Arcane Denial]]| |4|[[魔力の櫃/Mana Vault]]||4|[[不毛の大地/Wasteland]]| |3|[[通電式キー/Voltaic Key]]|||| |2|[[巻物棚/Scroll Rack]]|||| |3|[[精神力/Mind Over Matter]]|||| |4|[[意外な授かり物/Windfall]]|||| |4|[[時のらせん/Time Spiral]]|||| |3|[[中断/Abeyance]]|||| |3|[[直観/Intuition]]|||| |3|[[魔力消沈/Power Sink]]|||| |4|[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]|||| |BGCOLOR(#eeeeff):''19''|BGCOLOR(#eeeeff):''土地''|||| |4|[[Tundra]]|||| |4|[[Volcanic Island]]|||| |3|[[真鍮の都/City of Brass]]|||| |4|[[古えの墳墓/Ancient Tomb]]|||| |4|[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]|||| 最初期型のMoMa。つまり、禁止カードが1枚も抜けていない完全体バージョンである。~ 当然圧倒的なまでの強さを誇り、[[ミラーマッチ]]ばかりになるので、その対策の為に[[青]][[単色]]ではなく[[白]]と[[赤]]が数枚[[タッチ]]されている。~ &aname("firststan"); **初期型(スタンダード) [#e665ff79] -備考 --[[The Finals98]]優勝 --使用者:[[小宮忠義]] -[[フォーマット]] --[[スタンダード]]([[第5版]]+[[テンペスト・ブロック]]+[[ウルザズ・サーガ]]) |>|''メインデッキ''||>|''サイドボード''|h |BGCOLOR(#eeeeff):''0''|BGCOLOR(#eeeeff):''クリーチャー''||4|[[寒け/Chill]]| |BGCOLOR(#eeeeff):''41''|BGCOLOR(#eeeeff):''呪文''||3|[[解呪/Disenchant]]| |3|[[魔力消沈/Power Sink]]||3|[[日中の光/Light of Day]]| |1|[[転覆/Capsize]]||2|[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]| |3|[[直観/Intuition]]||1|[[無のブローチ/Null Brooch]]| |3|[[精神力/Mind Over Matter]]||1|[[紅蓮破/Pyroblast]]| |3|[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]||1|[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]| |4|[[時のらせん/Time Spiral]]|||| |3|[[意外な授かり物/Windfall]]|||| |4|[[魔力の櫃/Mana Vault]]|||| |3|[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]|||| |3|[[巻物棚/Scroll Rack]]|||| |4|[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]|||| |3|[[通電式キー/Voltaic Key]]|||| |1|[[火の玉/Fireball]]|||| |3|[[紅蓮破/Pyroblast]]|||| |BGCOLOR(#eeeeff):''19''|BGCOLOR(#eeeeff):''土地''|||| |3|[[島/Island]]|||| |4|[[真鍮の都/City of Brass]]|||| |4|[[古えの墳墓/Ancient Tomb]]|||| |4|[[不毛の大地/Wasteland]]|||| |4|[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]|||| [[青]]使い、[[デッキチューナー]]として名高い[[小宮忠義]]の手により、こちらもメインで[[赤]]、[[サイドボード]]では更に[[白]]と[[黒]]をもタッチして[[ミラーマッチ]]に有利な構成となっている。~ [[紅蓮破/Pyroblast]]はミラーマッチにおいてだけでなく、対策カードである[[秘儀の研究室/Arcane Laboratory]]などにもよく効く。~ 瞬殺コンボデッキでありながら4枚投入された[[不毛の大地/Wasteland]]も、ミラーマッチを考慮してのものである。 &aname("third"); **後期型 [#e664ff79] -備考 --[[日本選手権99]]第5位(スイスラウンド1位) --使用者:[[大橋綾平]] -フォーマット --[[スタンダード]]([[第6版]]、[[テンペスト・ブロック]]+[[ウルザズ・サーガ]]+[[ウルザズ・レガシー]]) |>|''メインデッキ''||>|''サイドボード''|h |BGCOLOR(#eeeeff):''0''|BGCOLOR(#eeeeff):''クリーチャー''||4|[[ブーメラン/Boomerang]]| |BGCOLOR(#eeeeff):''39''|BGCOLOR(#eeeeff):''呪文''||2|[[枯渇/Mana Short]]| |3|[[水蓮の花/Lotus Blossom]]||2|[[冬眠/Hibernation]]| |4|[[厳かなモノリス/Grim Monolith]]||1|[[無効/Annul]]| |1|[[巻物棚/Scroll Rack]]||2|[[魔力消沈/Power Sink]]| |3|[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]||1|[[禁止/Forbid]]| |4|[[精神力/Mind Over Matter]]||3|[[新緑の魔力/Verdant Force]]| |4|[[実物提示教育/Show and Tell]]|||| |3|[[先細りの収益/Diminishing Returns]]|||| |4|[[直観/Intuition]]|||| |4|[[瞑想/Meditate]]|||| |4|[[繁栄/Prosperity]]|||| |4|[[対抗呪文/Counterspell]]|||| |1|[[枯渇/Mana Short]]|||| |BGCOLOR(#eeeeff):''21''|BGCOLOR(#eeeeff):''土地''|||| |12|[[島/Island]]|||| |4|[[シヴィエルナイトの寺院/Svyelunite Temple]]|||| |4|[[裏切り者の都/City of Traitors]]|||| |1|[[古えの墳墓/Ancient Tomb]]|||| こちらは[[青]][[単色]]である。~ [[サイドボード]]には[[新緑の魔力/Verdant Force]]が潜んでいて、2戦目から[[実物提示教育/Show and Tell]]や[[水蓮の花/Lotus Blossom]]で奇襲する『V作戦』が印象的。~ これが功を奏して2日目トップになったが、決勝トーナメントでは既にタネが知られた為に負けを喫した。~ -禁止カードの連発でこれほど弱体化していながらも、メタのトップに君臨していた。 **参考 [#a1168a44] -[[デッキ集]]

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