アライアンスらしい、ライブラリーのカードをゲームから取り除くことをコストにするクリーチャー。
マナ消費なく自分のサイズを大きくできるのがメリットだが、
最大でも6/6(+5/+5の強化)までしかなれないのが弱点。
それもライブラリートップの呪文のマナ・コストに依存するので、ギャンブル性が高い。
マナ・コスト6のクリーチャーなので6/6になれればラッキーではあるが、そうでないならば3/3〜4/4くらいの「標準的アーティファクト・クリーチャー並みの、効率の悪さ」だし、もっと悪ければライブラリーのカードを道連れにこれも失われる。
単体ではギャンブル性が高すぎ使いづらい。
どうしても使うのであれば、ライブラリー操作手段を併用したい。
決してお得とはいいづらいが、うまく使えば『くずカードの処分役』として使えないこともないだろう。
しかし、大会前日にこれに対するエラッタが出て、このコンボがトーナメントシーンを飾ることはなかった。
笹沼希予志氏がこれを使用したコンボデッキであるおにぎりシュートを世界選手権エクステンデッド部門で使おうとしていたが、前日エラッタの生け贄となった。合掌。