ボロスウィニーの一種である白赤ビートダウンデッキ。
エクステンデッドのローテーション後の開幕戦となったプロツアーロサンゼルス05で登場した。
デッキ名はRDWをもじったもので、その名に冠されたボロスとはラヴニカ:ギルドの都の白赤ギルド/Guild、ボロス軍/Boros Legionの事。
製作者は藤田剛史。
デッキの構成は白の優秀なクリーチャーに赤のサポートというシンプルなもの。
このデッキを支えているのは何よりも聖なる鋳造所/Sacred Foundryとそれを導くフェッチランドであろう。
このおかげで1・2ターン目に白のウィニークリーチャーを展開しつつ、3ターン目に土地破壊という流れが安定して行えるのである。
特筆すべきは土地の少なさ。
下記のデッキリストでは土地は21枚入っているが、そのうち10枚はフェッチランドでありほとんど土地を引かずに攻撃し続けることができる。
また、白マナ発生源より赤マナ発生源の方が多いが、フェッチランドの力で十分な確率で序盤の白マナを確保でき、そこから自然な形で赤マナ発生源を展開していけるようになっている。
メインデッキから搭載された戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wageにより親和に対し圧倒的な強さを誇る。
時のらせん以降のエクステンデッド環境では、強力な墓地対策となるヨツンの兵卒/Jotun Gruntを獲得してフリゴリッドに対処しやすくなり、また野生の雑種犬/Wild Mongrelやサイカトグ/Psychatogを除去可能な突然のショック/Sudden Shockも得たため、メタゲーム的にも優位にあるといえる。
焦熱の火猫/Blistering Firecatを搭載したタイプ(通称デッドガイボロス)も存在する→*2。
メインデッキ (60) | |
クリーチャー (18) | |
3 | 今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda |
4 | 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer |
4 | サバンナ・ライオン/Savannah Lions |
3 | アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers |
4 | 焦熱の火猫/Blistering Firecat |
インスタント・ソーサリー (20) | |
4 | 溶岩の投げ矢/Lava Dart |
4 | 稲妻のらせん/Lightning Helix |
4 | 裂け目の稲妻/Rift Bolt |
4 | 黒焦げ/Char |
4 | 溶鉄の雨/Molten Rain |
土地 (22) | |
3 | 吹きさらしの荒野/Windswept Heath |
3 | 山/Mountain |
1 | 平地/Plains |
4 | 樹木茂る山麓/Wooded Foothills |
4 | 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire |
1 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
4 | 聖なる鋳造所/Sacred Foundry |
2 | 蛮族のリング/Barbarian Ring |
サイドボード | |
4 | ヨツンの兵卒/Jotun Grunt |
4 | 硫黄の渦/Sulfuric Vortex |
2 | 血染めの月/Blood Moon |
3 | 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage |
2 | 真髄の針/Pithing Needle |