パーマネントを少しだけ拘束するアーティファクト。
少しだけと言っても、序盤にパーマネントを4つもタップされたのでは、土地しか出さないようなデッキにとっては致命的である。
消散がついているので、プレイヤー自らが除去せずとも場から離れていくが、それまでの数ターンが厄介であり、だからこそ煩わしい。
能力が消散カウンターを参照しているため徐々に効果も弱くなっていくが、デッキによってはかなりの時間ロックに近い状態に追い詰められることも。
コントローラー自身は、相手よりもタップするパーマネントを少なくする工夫が出来る。
出た当初はお互いにデメリットがある上数ターンだけの時間稼ぎということで評価は低く、カスレア扱いだったが、張った側のプレイヤーの方が上記の理由によって有利だったり、当時の環境が序盤に稼いだ数ターンの時間稼ぎによって場の優劣が一気に決まる物だったりしたために評価が上がったカード。
一枚目でもたついた相手に対し二枚目を張ることでタップ数の差が開き、有利をさらに伸ばす強襲手段も強力。
一見するとビートダウン向けに思えるが、コントロールが相手を減速させる為にも使える。
前者の例としてタングルストンピィ、後者の例としてトリニティや茶単などでの採用が挙げられる。