《Force of Will》
#whisper
アライアンスを代表するメカニズム、ピッチスペルの1つ。
マジック史上最強クラスのカウンターであり、ピッチスペルの代表的存在。
マナ・コストだけで見れば重い対抗呪文/Counterspellだが、1点のライフと青のカード1枚でカウンターが可能。
土地が1枚も場になくても使用できるので、このカードが入っているデッキとの対戦では、このカードのせいで土地が無くても相手に威圧を感じてしまうほどのパワーを持つ。
1点のライフロスも青のカード1枚も、コントロールとドローに優れた青ならば苦にならない。
まさに青を最強の色たらしめるカードである。
また、このカードはピッチスペルの特性上、相手が先手の場合1ターンキルされるのを防ぐ数少ない手段の一つとして重宝され、Type1(現ヴィンテージ)などの速度の速い環境の青絡みのデッキではほぼ必須となる。
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アライアンスのパックの値段が高いのは、これがアンコモンだからという説まである。
-中盤以降、魔力の乱れ/Force Spikeやマナ漏出/Mana Leakをエサにして撃つとちょうどいい。また、メインから特定の対策カード(基本に帰れ/Back to Basicsなど)を入れてそれが腐ってしまった場合にも。
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もちろん、普通に5マナ払って撃ってもいい。基本的には保険のようなカードなので、時と場合によるが。
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類似品として撃退/Foilがある。
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俗称は頭文字をとってFoW。または単にウィル、英語名の聞き間違いから高層ビルとも呼ばれる。
//また、英語名の聞き間違いから高層ビルという俗称もある。 ふぉーすおぶうぃる>こーすおぶうぃる>こーそーぶうぃる>こーそーぶぃる>高層ビル
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英語版のカードには「青いカードを1枚取り除き、1点のライフを失う」の後に「このライフ喪失は軽減することも移し変えることも出来ない」と丁寧に書かれている。
現在ならば、代替コストの支払い方として「1点のライフを支払う」と書けば済むところである。このカードが登場した頃には「コストとしてライフを支払う」という概念が登場し始めた時期であったのだろう。
またマナ・バーンをダメージ反転/Reverse Damageでライフ回復に変えるような「悪用」テクニックを最初から封じようとして、こういうテキストになったと考えられる。
この手の記述はネクロポーテンス/Necropotenceあたりにも見られる。
アライアンスのピッチスペル。
参考
最終更新:2007年10月02日 13:37