墓地から1枚のカードを手札に戻すことができるが、どのカードを戻せるかは相手プレイヤーが指定する。
相手の指定が気に入らなければ別のカードを再選択させることもできるが、そのためにはマナを追加消費しなければならないので、マナ・コストは軽量だが実質的にはかなりの高コストになってしまう点がデメリット。
当然相手は『こちらが欲しくない』ものから選ぶはずなので、墓地にカードが1枚しかなければ1マナでそのカードを回収できるが、2枚あれば2マナ、3枚ならば3マナ…となっていくことが予想できる。
つまり実質的に『最大で墓地にあるカード数と同じだけの(緑)マナを払えば、任意のカード1枚を手札に戻せる』呪文といえる。
ある意味、Regrowthの改善版といえるが、ほとんど使われていなかった。
墓地のカードをリソースとして消費(ゲームから取り除く)できる後の世ならともかく、これが作られた当時では墓地は基本的に増えつづけるもの。
中盤以降、再利用したくなるようなタイミングでは大量にマナが必要となり、さすがに重すぎになるわけだ。