タフネス2以下の小さいクリーチャーが乗れる凧。
乗ると飛行能力が得られるが、そこはゴブリン製。
無事に着地・生還できるかどうかは運(コイン投げの結果)次第。
飛行付与は赤らしくないがギャンブル性は赤らしい、なんとも面白みのあるつくり。
場に残れるかのチェックはターンエンド実施なので、それ以前に(もしくは同じタイミングで)場からいなくなることができれば、デメリットは気にならない。
例えば、タフネスが低く回避能力がないのが弱点と見られがちなヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalkerとの相性は割といい。
同様にボール・ライトニング/Ball Lightningの威力を確実に通すような使い方もある。
Goblin Kites(ゴブリンの凧)
ゴブリン並の大きさの小型人型種族用の凧、グライダーのように用いられる。
信頼性の低い道具で、離発着は安全なものではなく、命を落とす使用者は絶えない。
リーオッド・ダイ/Reod Daiがゴブリンに伝えた兵器の一つ。
アーギヴィーア大学/Argivian Universityの学者Armand Ar-basinno(アルマンド・アル=バシーノ)によると、古代の羽ばたき飛行機械/Ornithopterの如く、空を埋め尽くすゴブリンの大軍団が存在したという。ただし、この説を裏付ける証拠は皆無である。