レジェンドでの典型的な『コストに見合わないマルチカラー』の1つ。
ヴィザードリックス/Vizzerdrixの下位互換である。
単色ならまだしも、これで『マルチカラー』で『伝説のクリーチャー』というデメリットまであるわけで。
ここまでくると、もう少しなんとかしてあげたいものである。
さらに許しがたいことにレアである。
最終戦争以前の時代、エフラヴァ/Efrava出身の猫族の戦士。男性。
虎の特徴を備えた猫族の戦士で、種族で最強との呼び声も高い。
父はJaeger Ojanen(イェーガー・オジャネン)。母Musata(ムサタ)は氏族のシャーマン。
故郷のエフラヴァを離れ、Robaran Mercenaries(ロバラン傭兵隊)に入隊。傭兵隊を率いて、父親の代からの宿敵、北の国の暴君ヨハン/Johanに立ち向かう。
ジェディットの活躍で傭兵隊の名声は大いに高まり、エフラヴァの虎の民はジェディットの統治の元で繁栄を築いた。
彼に従う猫族の戦士たちがジェディットの竜騎兵/Jedit's Dragoonsである。
AR46世紀には、異なる歴史を辿った平行世界から次元の裂け目(planar rift)を通り、エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efravaとして再登場。
こちらの歴史では、エフラヴァを離れずに一族の元に残ったままのジェディットである。
故郷を失い散り散りになった猫族は、現代に現れたこの英雄の名声を耳にすると、ジェディットと竜騎兵の庇護を求めて集まっていく。その中には武器を取り新たな竜騎兵の一員となる者もいる。
マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラスにて、非公式ながらカード名が「ジェディト・オジャーネン」と訳された。
カード版においては「Jedit」は時のらせんのジェディットの竜騎兵/Jedit's Dragoonsのカード名とフレイバー・テキストで「ジェディット」と翻訳され、フルネームの「Jedit Ojanen」としては、次元の混乱のエフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efravaのカード名で翻訳された。