フェイジング、累加アップキープ、エコー、消散、他の恐竜とのバンド、プロテクション(ホマリッド)、雪かぶり平地渡り、側面攻撃、ランページと、妙に古いキーワード能力が並んでいる。
さらに、クリーチャー・タイプの恐竜もこれ以前には随分昔に一体いたのみだったマイナー種族である。
Blast from the Pastと対をなす「旧世代」のカードで、枠がスカージ以前までの物だったり(タイプ欄などが太字なので、正確にはポータルなどに類する)、タイプ欄が「恐竜の召喚」(Summon Dinosaur)だったり、更にはイラストレーターの誤植までそのまま。もちろんプレミアム・カードには流星マークまでついている。
2マナで7/7とマナレシオが非常に大きい。
しかしフェイジングとエコーと消散と累加アップキープがあるため序盤に出しても制約が大きい。
それに、これらの能力が同じカードにあるため処理も面倒である。
回避能力はあるものの、雪かぶり平地渡りとプロテクション(ホマリッド)なのでそこまで期待できない。
ただコールドスナップの影響で渡りは強化されたと言えるし、側面攻撃とランページを持つためクリーチャー同士の戦闘ではほぼ無敵である。
永劫の中軸/Eon Hubでアップキープを飛ばすのが最も有効だろう。
また、ブラストダーム/Blastoderm同様速攻をつけるのもよい。
最後は手綱取り/Grab the Reinsか何かで投げよう。
以下はMark RosewaterによるFAQ(TIWDAWCC)から参考にした、簡単なガイド。
第1ターン | Old Fogeyをプレイする |
第2ターン | アンタップ・ステップの開始時に、これがフェイズ・アウトする |
第3ターン | フェイズ・インする。アップキープに累加アップキープとエコーで計(1)(緑)(緑)を支払う。消散カウンターは残り2 |
第4ターン | フェイズ・アウトする |
第5ターン | フェイズ・インする。累加アップキープとエコーで計(2)(緑)(緑)を支払う。消散カウンターは残り1 |
第6ターン | フェイズ・アウトする |
第7ターン | フェイズ・インする。累加アップキープとエコーで計(3)(緑)(緑)を支払う。消散カウンターは無くなる |
第8ターン | フェイズ・アウトする |
第9ターン | フェイズ・インする。累加アップキープやエコーを支払うまでもなく(それぞれ支払いは可能)、消散のために生け贄に捧げられる |
Old Fogey (緑)(緑) クリーチャー ― 恐竜(Dinosaur) フェイジング、累加アップキープ(1)、エコー(緑)(緑)、消散3、他の恐竜(Dinosaur)とのバンド、 プロテクション(ホマリッド)、氷雪平地渡り、側面攻撃、ランページ2 7/7エコーにはエコー・コストの表記が加わり、雪かぶりは氷雪に置き換えられた。
ちなみにコレクター番号がつけられたのは7年近く前の話であるし、タップ・シンボルの歴史も古い。最近のガキときたらやれコレクター番号だ目新しいタップシンボルだ。ブラック・ロータス20枚と疫病ネズミ20枚。これこそが本当のマジックじゃ。