mtgwiki @ ウィキ
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ja
2023-10-16T00:27:16+09:00
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Terese Nielsen
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/1347.html
*Terese Nielsen [#db965dbd]
// テンプレ統一のためページタイトルに仮名は振らないでください
Terese Nielsen(テレーズ・ニールセン)は、マジックのカードの女流イラストレーターの1人。1966年、ネブラスカ(Nebraska)州のオーロラ(Aurora)に生まれる。~
田舎でまわりに家がないところで育った双子の兄[[Ron Spencer]]と彼女は、有り余る時間のほとんどを絵を描いて過ごしていた。~
無尽蔵のアイディアを持つ兄の影響もあっただろうが、惜しみない兄の助力と自身の才能は、彼女に最終的にアーティストへの道を歩ませたのだった。
//「アイデア」「アイディア」微妙ですが「アイディア」に統一させて頂きました。
1996年にウィザーズ社の仕事を始め、当時製作されていたアライアンスでデビュー。ミラージュ以降も数多くのカードを描いている。~
アクリルガッシュだろうか、非常に「キラキラした」画風が多く見られるが、人物だけでなくクリーチャーを描くこともあり、画風の多彩さは群を抜いている。~
彼女の傑作は本当に枚挙に暇がない。カードパワーから見ればあの最強ピッチスペル[[Force of Will]]や各所で[[Regrowth]]する[[永遠の証人/Eternal Witness]]、ご注文はドッチ!?の[[嘘か真か/Fact or Fiction]]と、トーナメントでは非常によく見られる顔ぶれが揃っている。~
また、[[コレクター]]垂涎の作品も数多く、[[グルランド]]はその頂点にも立ちうる。~
イラスト単体で見れば[[ムーン・スプライト/Moon Sprite]]は本人も認めるお気に入りの一つで、上下に長いその意匠と絵柄は、特に一度現物を見ていただきたいイラストである。~
また、[[Foresight]]は親友をモデルに描かれているが、[[第5版]]/[[第6版]]の[[命の川/Stream of Life]]もまた同じ人物で描かれている。しかもモデルの強い要望で「山猫と一緒に描いてくれなきゃイヤ」ということで山猫が追加されたのだという。~
ビハインド・ザ・カンバスでは[[サマイトの古老/Samite Elder]]で祖母および子供達をモデルにしたことも明かされており、マジックのイラストを本当に楽しんでいる様子がうかがえる。~
[[抑制/Suppress]]では[[Thomas M. Baxa]]とマジックでは珍しい合作を残している。~
**参考 [#t28126a1]
-[[絵師「Terese Nielsen」で検索>絵師:Terese Nielsen]]
-[[ビハインド・ザ・カンバス原文:http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/38]]
-[[ビハインド・ザ・カンバス翻訳:http://jfk.magic.asuka.net/mtg/ENCLPDIA/feature38.htm]]
-[[the Art of Terese Nielsen>http://www.tnielsen.com/artists/nielsen/main.asp]]
-[[Ron Spencer]]
-[[実在の人物]]
2023-10-16T00:27:16+09:00
1697383636
-
Michel Long
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/901.html
*Michel Long [#b1e37b6b]
マジックの悪役(ヒール)として有名なプレイヤー。様々な逸話を誇る。~
しかし、その実力は確かなもので、プレミアイベントでも数々の実績を残している。
-椅子の上に土足のまま「うんこ座り」をしてデュエルをするという「お行儀の悪い」デュエリストとして知られる。
-勝つためには手段を選ばないことで有名で、うっかりバイバック宣言を忘れて呪文をキャストしたりすると「バイバック宣言が無かったのでその呪文は墓地に置かれ、余剰マナ分のライフをマナ・バーンで失うべし!」とねじ込んで来たりする。ルールを厳密に適用すればそうなるのだが、注意が必要である。
--この時はヘッドジャッジが「故意ではない」ということでクレームを受け付けなかった。
-リミテッドで「隠し札」を行ったり、相手にばれないようにこっそり土地を立ててターン終了時に呪文をキャストするなどの不正をたびたび行っていると言われる。これらは確証が取れている訳では無いが、余りにも多い回数の資格停止処分などを受けているのは事実。海外での評判は芳しくない。
--「デュエリスト」などでインビテーショナルの出場者紹介記事にすら「悪い評判が絶えない」などと書かれるのだからそのヒールイメージがうかがえる。
-海外のデュエリストらしくゴルフで言うところの「握り」(お金を賭けてデュエルすること)を好んで行っているらしい。賭博行為が法律違反となる日本とは違って、世界ランカーでも「金を掛けない野試合はやらない」などと豪語するデュエリストも珍しくないらしい。「金が掛かっている」となれば勝利に貪欲(どんよく)になるのも無理は無いのだろうか。
こうしたプレイヤーが「4色7枚コンボ」という芸術的なまでの[[コンボ]][[デッキ]](しかも[[ブロック構築]])の[[プロスブルーム]]を完成させ、[[グロウ>ミラクルグロウ]]デッキをチューニングしたり出来るのである。人格と技術は一致しないということなのか…。イカサマもデッキ構築力も彼の勝利への貪欲さの現れということなのだろうか。
-[[ルートウォーターの泥棒/Rootwater Thief]]のデザイナーでもある。
**主な戦績 [#yff8a401]
-1996年PTアトランタ ベスト8
-[[1997年PTパリ>プロツアーパリ97]] 優勝
-[[1999年PTロサンゼルス>プロツアーロサンゼルス99]] ベスト8
-[[2001年GP仙台:http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=gpsen01/JPwelcome]] ベスト4
-1999年[[インビテーショナル]] 優勝
**代表的なデッキ [#tf65fd31]
-[[プロスブルーム]](プロツアーパリ97優勝)
-[[ミラクルグロウ]]([[グランプリ仙台01]]第3位)
-[[Long Fires>ファイアーズ]]([[日本選手権01]]優勝、プレイヤーは[[松尾悟郎]]氏)
-[[D5C]]
-[[トンゴネイション]]
**参考 [#g0678f8b]
-[[実在の人物]]
2023-10-16T00:27:06+09:00
1697383626
-
Order of the Ebon Hand
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/1008.html
*《Order of the Ebon Hand》(カード) [#card]
#whisper(card,"Order of the Ebon Hand");
[[マジック]]創世記の[[黒ウィニー]]を代表する[[クリーチャー]]。~
[[Order of Leitbur]]と対をなして作られた。~
[[アイスエイジ]]で、[[同型再版]]の[[ストロームガルドの騎士/Knight of Stromgald]]が出た。
[[エターナル]]の黒ウィニーでは好みから、或いは5枚目の[[ストロームガルドの騎士/Knight of Stromgald]]として使用されている。~
[[Masters Edition]]リリースによる[[Oracle]]変更で[[騎士]]になってしまい、[[黒騎士/Black Knight]]と一緒に採用する場合に[[部族]]対策[[カード]]を警戒する意味でこちらを使う理由がなくなってしまった。
-[[イラスト>画像:Order of the Ebon Hand]]が3種類あり、[[フレイバー・テキスト]]も異なっている。~
明らかに[[ケンタウルス]]風の生物も混じっており、組織規模の幅広さがうかがえる。~
そのため、対になる[[Order of Leitbur]]と違い、[[人間]]や[[ケンタウルス]]などの種族のタイプは持たない。
**参考 [#hb14fcf0]
-[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
-[[カード個別評価:Masters Edition]]
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*漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand(ストーリー) [#story]
[[サーペイディア暗黒時代>フォールン・エンパイア]]、[[トーラック/Tourach]]の教えを信奉し、the Ebon Hand(漆黒の手)あるいはthe Hand(御手)を崇拝する宗教国家。~
[[サーペイディア/Sarpadia]]大陸の西部を支配下に置き、本拠地は[[漆黒の要塞/Ebon Stronghold]]こと[[Achtep Keep(アクテプ砦)>Achtep Keep]]。~
東方には北寄りに[[ヘイヴンウッド/Havenwood]]の森、南寄りに[[アイケイシア/Icatia]]がある。南方は[[Crimson Peaks(クリムゾン・ピークス)>Crimson Peaks]]が連なる。
同時代の近隣諸国が同一種族同士で構成されていることに対し、漆黒の手教団は種族に関係なく思想によって成立している唯一の国家である。人型生物、[[ケンタウルス]]、異形の生き物など多種多様な種族が見られる。~
その他には、教団員を遥かに超える数の生け贄用生物・奴隷の[[スラル/thrull>スラル#story]]がいる。
教団の代表として外交する高僧(High Priest)や構成員に魔術師を含む評議会(Council)が存在する。~
断片的な情報から、[[漆黒の法務官>Ebon Praetor]]を頂点に奴隷階級のスラルまで、宗教上の序列に基づいた階層社会であると推察される。
生け贄の儀式は教団の力を維持・増強するために一般的に行われる。~
それ専用に魔術的に生み出された生き物がスラルで、生け贄の他、奴隷として使役される。~
また、しばしば教団員は自らの片手を儀式の生け贄に捧げる。アメコミでは、失った手の代わりに小剣や鎖つきの鉄球などの武器を装備している者が散見される。
拷問・尋問の類は特に嫌悪されるものではなく、しばしば選択される情報収集手段である。奴隷に鞭を振るうのも普通のこと。
僧侶や魔術師のHigh Temple Speech(高位寺院語)と、スラルなども話すLow Temple Language(低位寺院語)がある。
通常の外交も行うものの、その対外政策は表立っての行動より陰謀を巡らす傾向がある。また、見返りに教団への改宗を求めることもある。
-ヘイヴンウッドの[[エルフ]]とは秘密裏に外交をもちスラルを提供。この取り引きを隠すためエルフはアイケイシア国境の[[オーク・ゴブリン>真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs#story]]を軍事援助、そちらに掛かりきりになっているうちに教団はアイケイシア側へ領土を広げた。
-飢餓に喘ぐアイケイシア辺境の村落への食糧援助をし、オーク・ゴブリンに攻められた[[ドワーフ]]に援軍を派遣するが、その見返りに教団への改宗を求めた。
-勢力を伸ばし目障りになったドワーフの都市[[Teedmar(ティードマー)>Teedmar]]を、オーク・ゴブリン襲撃の混乱に乗じて、魔術で壊滅させた。
隣国の中でもアイケイシアとの関係は友好的とは程遠く、特に[[Order of Leitbur(ライトバー教団)>Order of Leitbur#story]]と[[Farrelite(ファレル教徒)>Oliver Farrel#Farrelite]]からはあからさまに敵視されている。この国では漆黒の手教団は子供を怖がらせる逸話によく用いられる。
アクテプ砦に端を発した[[スラル反乱/Thrull Rebellion]]によって教団は滅びの道を歩んだ。~
[[氷河期>アイスエイジ]]後、[[最終戦争>アポカリプス]]以前の[[新アルガイヴ/New Argive]]の学者の報告によると、教団を滅ぼしたスラルの大群はサーペイディア大陸に溢れかえっている。
サーペイディアの文明崩壊後も教団の活動は続けられていた記録が残る([[Vetro(ヴェトロ)>フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Vetro]]参照)。
**漆黒の手の構成員 [#f42cd14d]
-[[エンドレク・サール/Endrek Sahr]]
-[[Genkr Nik(ジェンカ・ニク)>Genkr Nik]]
-[[イヴラ・ジャースドッター/Ivra Jursdotter]](教団に雇われた[[傭兵]])
-[[ジェラナー・ルーア/Jherana Rure]]
-[[リーオッド・ダイ/Reod Dai]]
-[[Thurzen Klathe(サーズン・クラス)>フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Thurzen]]
-[[トーラック/Tourach]](教団の教祖)
-[[Vaylesh(ヴェイルシュ)>フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Vaylesh]]
-[[Vetro(ヴェトロ)>フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Vetro]]
**訳語 [#a087b970]
「Order of the Ebon Hand」は、[[第5版]]の[[増殖槽/Breeding Pit]]、[[デレロー/Derelor]]、[[漆黒の手の信徒/Initiates of the Ebon Hand]]の[[フレイバー・テキスト]]で「漆黒の手教団」と翻訳されている。
**参考 [#v5371233]
-[[フォールン・エンパイア]]
-[[サーペイディア/Sarpadia]]
-[[スラル/thrull>スラル#story]]
-[[スラル反乱/Thrull Rebellion]]
-A History of Fallen Empires([[Duelist>Duelist#magazine]]3号の記事)
-The Going Price([[Tapestries]]の短編)
-Foulmere([[Distant Planes]]の短編)
-[[And Peace Shall Sleep]](小説)
-Interrogation([[Encyclopedia Dominia]]の掌編)
-[[Fallen Empires on the World of MAGIC:the Gathering]](アメコミ版フォールン・エンパイア)
--[[Rumors of War]](アメコミ版フォールン・エンパイアvol.1)
--[[Nations Asunder]](アメコミ版フォールン・エンパイアvol.2)
-[[背景世界/ストーリー用語]]
2023-10-16T00:26:59+09:00
1697383619
-
Jesper Myrfors
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/726.html
*Jesper Myrfors [#gd8cb8ef]
// テンプレ統一のためページタイトルに仮名は振らないでください
Jesper Myrfors(ジェスパー・ミルフォーズ)。~
マジックのカードのイラストレーターの1人で、記念すべき初代アート・ディレクターである。
彼がアート・ディレクターであった期間は[[アルファ]]から[[レジェンド]]まで。(レジェンド以降から、[[Sandra Everingham]]が引き継いだ)~
その意味では、マジックのカードとアートの関係について舵取りを任されているため、非常に重要な人物であったといえる。~
-[[Ron Spencer]]の代表作[[恐怖/Terror]]の絵が送られた時、「この方がイイね」、とばかりに原画を時計回りに90度回転させたのもまさに彼である。
カードのイラストレーターとしてはアルファの[[平地/Plains]]を描いていることから、その重鎮ぶりがうかがえるが、歴史的に見ればあくまで裏方に徹し、[[フォールン・エンパイア]]でその仕事を終えたため、日本では再録カードではじめてそのイラストを知るプレイヤーが殆どである。~
彼の代表作は[[Tundra]]など4種の[[デュアルランド]]、奇妙な顔つきの[[エイトグ/Atog]]なども挙げられるが、何と言っても横綱は[[ハルマゲドン/Armageddon]]だろう。~
この強力で、[[第5版]]まで絵が残ったこの印象的なカードは、彼の代名詞的存在といっても過言ではない。~
このほかにも、[[バンシー/Banshee]]、[[星界からの恐怖/Cosmic Horror]]、[[深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow]]、[[堕ちたる者/The Fallen]]、[[Word of Command]]といった怪物や得体の知れない存在など、内なる恐怖感を与えるアートが多い。
-イラスト主導で製作された[[ザ・ダーク]]では、[[フレイバー・テキスト]]に登場する人物の設定なども担当している。
**手がけた有名なカード [#j963e8bb]
[[デュアルランド]]4種([[Bayou]]、[[Scrubland]]、[[Tropical Island]]、[[Tundra]])~
[[オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore]]([[レジェンド]])~
[[黒死病/Pestilence]](〜[[第4版]])~
[[不吉の月/Bad Moon]](〜[[第4版]])~
[[ゴブリンの王/Goblin King]](〜[[第4版]])~
[[ハルマゲドン/Armageddon]](〜[[第5版]])~
**参考 [#t28126a1]
-[[絵師「Jesper Myrfors」で検索>絵師:Jesper Myrfors]]
-[[実在の人物]]
2023-10-16T00:26:47+09:00
1697383607
-
Dan Frazier
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/320.html
*Dan Frazier [#db965dbd]
Dan Frazier(ダン・フレイジャー)はマジックのカードのイラストレーターの1人。1945年9月28日生まれで、2007年現在、現役のアーティストでは最年長である。人生の大半をコロラド(Colorado)で過ごす。
1969年にコロラド大学を卒業し、20年ほど学校で美術の教師をし、1990年にゲームイラストの世界に足を踏み入れる。大学ではトールキンの作品に感化されたために教師からも落胆されたそうだが、これがゲーム業界への足がかりになったのであろう。
マジック創世記から活躍していたアーティストの一人で、[[アルファ]]では[[沼/Swamp]]のイラストレーターでもある。~
[[アルファ]]から[[ストロングホールド]]までの非常に長い皆勤記録を持ち、それゆえ、マジックで手がけたアートも桁違いに多い。~
最近では、[[オンスロート]]から[[神河救済]]、と飛び石的な復活も果たした。
//[[アルファ]]から[[プロフェシー]]までの非常に長い皆勤記録を持ち、それゆえ、マジックで手がけたアートも桁違いに多い。~
// >間違ってますよ
// 残念ながら、Danさんがエクソダスならびにウルザス・サーガで担当しているカードはありませんので、皆勤記録が途絶えています。
//注目してるのは皆勤の方なん?; むしろ絵を描いている時期のほうじゃないのかえ:
どこか憎めないような表情の豊かな[[ゴブリン]]や[[オーク]]と言えば彼の得意分野である。ゴブリン使いにはお世話になった人もいるのではないだろうか。~
また、[[Berserk]]や[[Forcefield]]、そしてあの[[Moxen>Mox]]を描いたことでも非常に有名だが、初期の彼の絵にはマーブリングを背景としたものも多いことがこれらの絵からうかがえる。~
-ちゃっかり[[Super Secret Tech]]も彼の作品。価値の高いアーティファクトにはよく恵まれるようだ。
**手がけた有名なカード [#j963e8bb]
[[Moxen>Mox]]~
[[Berserk]]~
[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]]~
[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]~
[[火薬樽/Powder Keg]]~
**参考 [#t28126a1]
-[[絵師「Dan Frazier」で検索>絵師:Dan Frazier]]
-[[実在の人物]]
-[[Dan Frazier's Home Page:http://www.danfrazier.com/]]
2023-10-16T00:26:38+09:00
1697383598
-
Bone Flute
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/199.html
*《Bone Flute》 [#k36e86c5]
#whisper(card,"Bone Flute");
全[[クリーチャー]]の[[パワー]]を一時的に低下させる[[アーティファクト]]。
[[Hell Swarm]]の効果をアーティファクト化したもの。
基本的には、相手の[[攻撃]]に対応して自分の被害を小さくするためのもの。~
たかだか1とはいえ、毎[[ターン]]使えるので、相手が小物の数で攻撃してくる[[ウィニー]]系ならば、それなりに効く。
-[[Weakstone]]と違って[[攻撃クリーチャー]]以外のパワーも減らせる(減らしてしまう)。~
なので、こちらの攻撃時に相手の奇襲的強化で倒されそうになったクリーチャーを守るために使うこともできないことはない。
-[[プレイヤー]]を守るだけの目的ならば[[雷鳴の杖/Thunderstaff]]の方が安定している。~
Bone Fluteを使うなら、[[戦闘]]や、ある値以下のパワーを条件とする[[除去]]等と一緒に利用するのが良い。
**参考 [#t1502431]
-[[Battle of Pitdown(ピットダウンの戦い)>Battle of Pitdown]]([[背景世界/ストーリー用語]])
-[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
2023-10-16T00:26:19+09:00
1697383579
-
3CW
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/32.html
*3CW(3 Color White) [#vc6b5ec3]
[[デッキ]]名は3[[色]][[白]]の事を意味する。~
[[ミラージュ・ブロック]]から[[ウルザ・ブロック]]にかけて存在した。~
[[ビートダウン]]型の[[トリコロール]]であり、後の[[トレンチ]]のような[[コントロール]][[デッキ]]とは異なっている。~
#whisper(card,"Mox Diamond");
#whisper(card,"Soltari Priest");
#whisper(card,"Earthquake");
[[白シャドーウィニー]]をメインに、[[赤]]の[[火力]]、[[青]]の[[カウンター]]呪文など各色の優秀な呪文を採用して弱点を補うという、非常に単純明快なコンセプト。~
良く似たコンセプトに、より多色化を進めた[[5CW]]がある。
[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]が[[ミラージュ・ブロック]]の[[5色地形]]の抜けた穴を補完すると共に、序盤の速度アップに貢献している。~
**サンプルレシピ [#y08c75b8]
-備考
--[[The Finals98]] ベスト8
--使用者:[[畠弥峰]]
-フォーマット
--[[スタンダード]]([[第5版]]+[[テンペスト・ブロック]]+[[ウルザズ・サーガ]])
|CENTER:|LEFT:|c
|>|''メインデッキ (60)''|h
|>|BGCOLOR(#ffddee):''クリーチャー (22)''|
|4|[[白騎士/White Knight]]|
|4|[[サルタリーの僧侶/Soltari Priest]]|
|4|[[サルタリーの修道士/Soltari Monk]]|
|4|[[コーの戦士/Warrior en-Kor]]|
|3|[[ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec]]|
|3|[[貿易風ライダー/Tradewind Rider]]|
|>|BGCOLOR(#ffeedd):''インスタント・ソーサリー (14)''|
|4|[[解呪/Disenchant]]|
|4|[[火葬/Incinerate]]|
|2|[[マナ漏出/Mana Leak]]|
|2|[[ハルマゲドン/Armageddon]]|
|2|[[地震/Earthquake]]|
|>|BGCOLOR(#eeeeee):''エンチャント・アーティファクト (4)''|
|4|[[モックス・ダイアモンド/Mox Diamond]]|
|>|BGCOLOR(#ddffee):''土地 (20)''|
|10|[[平地/Plains]]|
|4|[[真鍮の都/City of Brass]]|
|2|[[スランの採石場/Thran Quarry]]|
|1|[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]|
|3|[[不毛の大地/Wasteland]]|
|>|BGCOLOR(#ddeeff):''サイドボード''|
|2|[[神への捧げ物/Divine Offering]]|
|1|[[ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall]]|
|2|[[マナ漏出/Mana Leak]]|
|4|[[紅蓮破/Pyroblast]]|
|1|[[地震/Earthquake]]|
|1|[[非業の死/Perish]]|
|4|[[最下層民/Pariah]]|
-[[MoMaの冬]]らしく、[[サイドボード]]はほとんど[[MoMa]]対策。~
アンチMoMaの[[ストンピィ]]対策に[[黒]]の[[非業の死/Perish]]が1枚だけ入っているのが興味深い。
-[[メインデッキ]]も[[解呪/Disenchant]]4枚積みや、多色で[[ハルマゲドン/Armageddon]]2枚積みにもかかわらず積まれている3枚の[[不毛の大地/Wasteland]]など[[MoMa]]を強烈に対策している。
**参考 [#k07c4bba]
-[[デッキ集]]
2023-10-16T00:26:05+09:00
1697383565
-
Rob Dougherty
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/1139.html
*Rob Dougherty [#y004e457]
伝説のチーム「Your Move Games」([[YMG]])が世界に誇る名[[デッキビルダー]]。~
[[プロツアーニューオーリンズ01]]で脅威の[[リアニメイト]][[デッキ]]、[[ベンツォ]]を披露し、全世界に衝撃を与える。~
さらに数週間後の[[グランプリラスベガス01]]ではその進化系の[[ワイルドゾンビ]]を披露、~
[[ベンツォ]]の影響で[[墓地対策]]が蔓延する[[環境]]にもかかわらずベスト8入りを果たす。
その後も[[スーサイドオース>スーサイドオース#Extended]]、[[セプターオース]]など、斬新なデッキをトーナメントシーンに送り続けた。
-チームメイトの[[Dave Humpherys]]とともに2006年[[マジック・プロツアー殿堂]]入り。
前年に殿堂入りした[[Darwin Kastle]]に続く[[YMG]]勢の殿堂入りとなった。
**主な戦績 [#h80c80a7]
-[[2002年PTヒューストン:http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/pthou02]] 準優勝
-[[2002年PT大阪:http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/ptosa02]] ベスト4
-[[2000年PTシカゴ:http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=MASTERSCHI00]] ベスト4
-[[1999年PTワシントンDC(チーム戦):http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=PTDC9900/welcome]] 優勝(Your Move Games)
-[[1999年PTニューヨーク:http://www.wizards.com/sideboard/article.asp?x=PTNY9899/welcome]] ベスト8
-[[2002年マスターズサンディエゴ:http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=MASTERSSD02]] ベスト8
-[[2001年GPコロンバス(チーム戦):http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=GPCOLU01]] 優勝(Your Move Games)
**代表的なデッキ [#sb93b1bc]
-[[ティンカー]]([[プロツアーニューヨーク99]] Best8)
-[[ファイアーズ]]([[プロツアーシカゴ00]] Best4)
-[[ベンツォ]]([[プロツアーニューオーリンズ01]])
-[[ワイルドゾンビ]]([[グランプリラスベガス01]] Best8)
-[[黒コントロール>黒コントロール#Odyssey]]([[プロツアー大阪02]] Best4)
-[[スーサイドオース>スーサイドオース#Extended]]
-[[リアニメイト>リアニメイト#Extended]]([[プロツアーヒューストン02]]準優勝)
-[[セプターオース]]([[プロツアーニューオーリンズ03]])
**参考 [#fbf6b876]
-[[殿堂入り記念ページ:http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/hofplayer/rdougherty]]
-[[YMG]]
-[[実在の人物]]
2023-10-16T00:25:52+09:00
1697383552
-
World Championship Decks 1998
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/1572.html
*World Championship Decks 1998 [#ib432b0a]
[[世界選手権98]]の上位[[デッキ]]を製品化したもの。[[金枠]]。~
[[環境]]は[[第5版]]、[[ミラージュ・ブロック]]、[[テンペスト・ブロック]]。
-[[Brian Selden(Champion) のデッキ>#Brian]]([[ナイトメア・サバイバル]])
-[[Ben Rubin(Finalist) のデッキ>#Ben]]([[デッドガイレッド]])
-[[Brian Hacker(Quarterfinalist) のデッキ>#BrianH]]([[アーマースキン]])
-[[Randy Buehler(Twelveth Place) のデッキ>#Randy]]([[ユーロブルー]])
----
&aname("Brian");
**[[Brian Selden]]の[[ナイトメア・サバイバル]] [#e21a7a53]
|>|''メイン''| |>|''サイドボード''|
|1|[[沼/Swamp]]| |1|[[堅牢な防衛隊/Staunch Defenders]]|
|8|[[森/Forest]]| |2|[[夜の戦慄/Dread of Night]]|
|2|[[地底の大河/Underground River]]| |2|[[紅蓮破/Pyroblast]]|
|2|[[カープルーザンの森/Karplusan Forest]]| |4|[[沸騰/Boil]]|
|3|[[真鍮の都/City of Brass]]| |3|[[エメラルドの魔除け/Emerald Charm]]|
|2|[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]| |1|[[宝石の広間/Hall of Gemstone]]|
|1|[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]| |2|[[ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace]]|
|2|[[反射池/Reflecting Pool]]| | | |
|1|[[ヴォルラスの要塞/Volrath's Stronghold]]| | | |
|1|[[雲を追う鷲/Cloudchaser Eagle]]| | | |
|1|[[大クラゲ/Man-o'-War]]| | | |
|1|[[貿易風ライダー/Tradewind Rider]]| | | |
|1|[[スラルの外科医/Thrull Surgeon]]| | | |
|2|[[ネクラタル/Nekrataal]]| | | |
|1|[[夜のスピリット/Spirit of the Night]]| | | |
|1|[[オークの移住者/Orcish Settlers]]| | | |
|4|[[極楽鳥/Birds of Paradise]]| | | |
|2|[[根の壁/Wall of Roots]]| | | |
|4|[[花の壁/Wall of Blossoms]]| | | |
|2|[[ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan]]| | | |
|2|[[スパイクの飼育係/Spike Feeder]]| | | |
|1|[[スパイクの織り手/Spike Weaver]]| | | |
|1|[[新緑の魔力/Verdant Force]]| | | |
|4|[[繰り返す悪夢/Recurring Nightmare]]| | | |
|2|[[炎の嵐/Firestorm]]| | | |
|4|[[適者生存/Survival of the Fittest]]| | | |
|2|[[ロボトミー/Lobotomy]]| | | |
|2|[[巻物棚/Scroll Rack]]| | | |
-多くの同種のデッキと異なり、[[Brian Selden]]のデッキは[[ロボトミー/Lobotomy]]のために[[メインデッキ]]から青に[[タッチ]]しており、これが勝利の鍵となった。
----
&aname("Ben");
**[[Ben Rubin]]の[[デッドガイレッド]] [#e171bab6]
|>|''メイン''| |>|''サイドボード''|
|17|[[山/Mountain]]| |3|[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]|
|4|[[不毛の大地/Wasteland]]| |2|[[ドワーフの秘術師/Dwarven Thaumaturgist]]|
|4|[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]| |2|[[ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner]]|
|2|[[蛮行ゴブリン/Goblin Vandal]]| |1|[[最後の賭け/Final Fortune]]|
|2|[[モグの下働き/Mogg Flunkies]]| |1|[[炎の嵐/Firestorm]]|
|4|[[モグの狂信者/Mogg Fanatic]]| |4|[[紅蓮破/Pyroblast]]|
|4|[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]| |2|[[破壊的脈動/Shattering Pulse]]|
|4|[[鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs]]| | | |
|4|[[ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalker]]| | | |
|4|[[呪われた巻物/Cursed Scroll]]| | | |
|4|[[ショック/Shock]]| | | |
|4|[[火葬/Incinerate]]| | | |
|4|[[火炎破/Fireblast]]| | | |
|2|[[ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan]]| | | |
-[[スライ]]の一種で、チーム・デッドガイの構築した[[デッドガイレッド]]。
-若干15歳であったにもかかわらず、[[Ben Rubin]]は非常に目覚しい[[トーナメント]]結果を残した。彼はプロツアー・ロサンゼルスで2位になり、彼のホームタウンで行われたグランプリ・サンフランシスコで16位になった。Benは1998年の世界選手権では、「赤単ウィニー」や「スライ」と呼ばれるタイプのデッキを使用した。普段彼はもっとバランスの取れたデッキを使用することを好むが、このトーナメントでは攻撃的なスライを用いるのが合うだろうと考えた。このデッキは、土地、直接ダメージ呪文、小型の攻撃的なクリーチャーという3種類の構成になっている。
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&aname("BrianH");
**[[Brian Hacker]]の[[アーマースキン]] [#q8f8e7c8]
|>|''メイン''| |>|''サイドボード''|
|17|[[平地/Plains]]| |3|[[中断/Abeyance]]|
|3|[[コーの遊牧民/Nomads en-Kor]]| |2|[[ハルマゲドン/Armageddon]]|
|3|[[ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec]]| |3|[[沈黙のオーラ/Aura of Silence]]|
|4|[[サルタリーの修道士/Soltari Monk]]| |3|[[呪われた巻物/Cursed Scroll]]|
|4|[[サルタリーの僧侶/Soltari Priest]]| |1|[[解呪/Disenchant]] |
|4|[[魂の管理人/Soul Warden]]| |3|[[魂の絆/Spirit Link]] |
|4|[[コーの戦士/Warrior en-Kor]]| | | |
|4|[[白騎士/White Knight]]| | | |
|1|[[沈黙のオーラ/Aura of Silence]]| | | |
|4|[[大変動/Cataclysm]]| | | |
|3|[[解呪/Disenchant]]| | | |
|4|[[浄火の鎧/Empyrial Armor]]| | | |
|4|[[税収/Tithe]]| | | |
-[[白ウィニー]]のうち、[[シャドー]][[ウィニー]]に《浄火の鎧/Empyrial Armor》を使用する[[アーマースキン]]タイプ。[[サイドボード]]の《魂の絆/Spirit Link》が興味深い。
-当時23歳で、カリフォルニア州サンディエゴ出身のプロ・マジック・プレイヤー、[[Brian Hacker]]は、白ウィニーデッキが決勝進出を勝ち取るだろうと考えた。ハッカーは、このデッキはシャドーやコーといった20体以上の攻撃的なクリーチャーによって対戦相手を打ち破るように調整したと語る。従来の《ハルマゲドン/Armageddon》に依存する白ウィニーデッキとは異なり、Hackerのデッキは、《浄火の鎧》との相性が良い《大変動/Cataclysm》を使用する。
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&aname("Randy");
**[[Randy Buehler]]の[[ユーロブルー]] [#w5ad4141]
|>|''メイン''| |>|''サイドボード''|
|18|[[島/Island]]| |2|[[転覆/Capsize]]|
|4|[[流砂/Quicksand]]| |1|[[丸砥石/Grindstone]]|
|4|[[隠れ石/Stalking Stones]]| |4|[[水流破/Hydroblast]]|
|1|[[虹のイフリート/Rainbow Efreet]]| |4|[[シー・スプライト/Sea Sprite]]|
|4|[[対抗呪文/Counterspell]]| |4|[[不毛の大地/Wasteland]]|
|4|[[放逐/Dismiss]]| | | |
|2|[[雲散霧消/Dissipate]]| | | |
|3|[[禁止/Forbid]]| | | |
|4|[[魔力の乱れ/Force Spike]]| | | |
|4|[[衝動/Impulse]]| | | |
|3|[[マナ漏出/Mana Leak]]| | | |
|1|[[記憶の欠落/Memory Lapse]]| | | |
|4|[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]| | | |
|4|[[ミューズの囁き/Whispers of the Muse]]| | | |
-[[Randy Buehler]]の[[ドロー・ゴー]][[デッキ]]は、20枚以上の[[打ち消し]][[呪文]]とそれらを掘り出すための8枚の[[ドロー]]エンジンによる[[パーミッション]]デッキである。このデッキの攻撃手段は《隠れ石/Stalking Stones》と《虹のイフリート/Rainbow Efreet》のみであるが、最大の攻撃は絶対的な防御である。
-当時26歳でペンシルバニア州ピッツバーグ出身のプロ・マジック・プレイヤー、Randy Buehlerはトップ8には入らなかったが、世界選手権のスタンダード部門を6-1という目覚しい成績で終了した。Buehlerのドロー・ゴーデッキは、20枚以上の打ち消し呪文により純粋にコントロールするために構築された。彼は、打ち消し呪文を速やかに手に入れるために8枚のドロースペルと、攻撃用として4枚の《隠れ石》と1枚の《虹のイフリート》を採用した。Buehlerは、いくつかのゲームには自分のターン中に土地をタップすることなく勝利したと語っている。
**参考 [#e144c64e]
-[[カードセット一覧]]
-[[World Championships Deck Support Cards 1998>http://www.magiclibrary.net/rarities-world-championships-support-1998.html]](Magic Rarities)
2023-10-16T00:25:36+09:00
1697383536
-
Hornet Cobra
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/658.html
*《Hornet Cobra》 [#pec1b99f]
#whisper(card,"Hornet Cobra");
端的に言えば「可哀そうな[[クリーチャー]]」。
[[マジック]]の発売から約十ヶ月後に登場した[[エキスパンション]]の[[レジェンド]]に収録されていた[[カード]]であるにもかかわらず、初代[[基本セット]]の[[アルファ]]から存在していた[[エルフの射手/Elvish Archers]]のほぼ完全な[[下位互換]]である。~
[[パワー]]/[[タフネス]]及び[[先制攻撃]]を持つ点は同じだが、Hornet Cobraの方がマナ・コストが大きい。~
Hornet Cobraの唯一の長所は、[[エルフの射手/Elvish Archers]]が[[レア]]であるのに対して[[コモン]]であり、入手が容易であったことだろうか。
過去の強力カードがバランス調整されリメイクされた結果、弱体化する、というのは[[マジック]]においてよくあることだ。~
しかし、レジェンド当時の水準で考えても、[[エルフの射手/Elvish Archers]]は弱体化が必要なほど強いカードであったとは言えない。~
これはレジェンド以後の基本セットにも[[エルフの射手/Elvish Archers]]が収録され続けていたことからも明らかだろう。
なお、レジェンドの次のエキスパンションである[[ザ・ダーク]]では、別の面で[[上位互換]]である[[山ヒル/Land Leeches]]が登場した。~
パワー、先制攻撃を持つ点及びマナ・コストは同じだが、[[山ヒル/Land Leeches]]の方がタフネスが大きい。~
さらに[[稀少度]]に関しても、Hornet Cobraがコモン1なのに対して[[山ヒル/Land Leeches]]はコモン2であったため、入手の容易さというHornet Cobraの最後の長所も奪われてしまった。
これだけないがしろにされたカードも、ある意味珍しい。
-せめて[[剣歯虎/Sabretooth Tiger]]のように[[シングルシンボル]]なら、[[山ヒル/Land Leeches]]には劣らなかったのに。
-ちなみに[[アーティファクト・クリーチャー]]版も存在。→[[とぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviper]]~
こちらは[[アーティファクト]]故の[[破壊]]されやすさがあるので一概に[[上位互換]]とは呼べないが、色を選ばないのはやはり便利である。
-2007年2月末日までで、「Hornet Cobraが使えるが[[エルフの射手/Elvish Archers]]は使えない」という公式の[[構築]]戦[[フォーマット]]が存在したことは無い。~
すなわち構築戦の歴史においては、Hornet Cobraが[[エルフの射手/Elvish Archers]]の下位互換でなかった瞬間は存在しないのである。
-[[フレイバー・テキスト]]は、かの有名なノーベル文学賞受賞作家、ジョセフ・ラドヤード・キップリング(1865〜1936)の著作であり、彼が少年時代にインドで過ごした経験から生まれた作品『ジャングル・ブック』からの引用。
**参考 [#e407fd6b]
-[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
2023-10-16T00:24:57+09:00
1697383497