楽しくやることが肝心です。
囲碁は形良く、美しいスタイルで打っていくとおのずと上手くなります。
まずは布石の形を覚え、バランス感覚を養ってください。
布石は線を描くように石のバランスが問題です。
大きくスケールを描いてください。
地にこだわらないように上に石が出ていけば、いつかその石が生きてきます。
小さく地を稼ぐということは、地の伸びがありません。
こまごまとした地を稼がないように大きな地を一箇所に作れるように
打つことです。
布石はのびのびと石が外回りにいくように何も石のない方向に
自分が打つことです。
これがむずかしいのですが、少々の損にはこだわらないことです。
それと一箇所をしつこく打たないこと。
ある程度打ってしまえば、次の大場に行くことです。
天元の石が輝きを失わないように上に配石してあることです。
なぜ、上に石がなくてならないかと思われるでしょうが、それは中盤で戦いが必ず起きるからです
。
戦いが起きたときにまずは自分の石があるほうが勝ちやすいでしょう。
ですから、おのずと石が上にいくのはあたりまえの話です。
石数の少ないところでは、なかなか勝てないのが普通で石数の多いところで
戦いを起こせば有利になります。
でもどんなところでも戦いを起こせばいいということではありません。
それは、どんなゲームでも同じだと思いますが、ノックアウトするのは一回の
喧嘩だけでいいからです。何回も喧嘩をすると最後の喧嘩に負けた方が結局は
対局を負けてしまいます。
戦いの精神はまずは力をためて、それから相手の隙をうかがって一発でしとめることです。
戦いはひとつ間違えるとすべての流れが変わってきます。
できるだけ注意深く打つことですね。
次は、力をつけていきます。
力とは中盤の戦いの力ですが、攻める能力があるかないかで
大きく変わってきます。
もちらん、詰め碁の読みも必要ですし、常日頃の読む訓練をしてないと
なかなか急には力はつきません。
石をしっかり、殺せるか殺せないかで勝つか負けるかが決まってきます。
反対に生きるか生きないかでも同じです。
なるだけ、囲碁を打ったら読む訓練をして、普段の日に詰め碁の練習を
してるかどうかで力のつけ方が変わってきます。
どうすれば詰め碁に強くなれるか教えましょう。
ひとつの詰め碁でいいから、長い時間をかけて考えることです。
一日中でも一週間でもいいからひとつの詰め碁を考えていろいろ空想することですね。
考えるということが頭の訓練、もしくは体操になります。
他にはやさしい詰め碁を何度でもやり、失敗してでもいいから繰り返すことです。
普段、囲碁を打っている場合でも詰め碁の形や手筋をいろいろ考えながら打つことですね。それだけでも随分、違うと思います。
少しずつ訓練していけば、必ず自分のものになります。
囲碁はたくさんの知識を得て、それを上手に使えるようになればどんどんと
上達していきます。
皆さんも頑張ってくださいね。
最終更新:2010年01月21日 02:25