WHO、パンデミック警報レベル5に引き上げ
日本:5月16日までに12人の感染を確認、国内で感染拡大の傾向
厚生労働省、感染症法に基づく「新型インフルエンザ等感染症」の発生を正式に宣言
外務省:感染症危険情報「不要不急の渡航は延期してください」
世界の感染マップ
黒 :新型インフルエンザと確定された死者
灰色:未確認の死者
赤 :新型インフルエンザと確認された感染者
ピンク:関連の疑いが強い患者
WHO予測
18~24か月で全世界で人口の1/3が感染、15億人が治療を必要とし、3000万人が入院、700万人が死亡
5月11日ロイター
4月のメキシコでの感染は推定で23000人。致死率は0.4%
1957年のH2N2(アジア風邪)に近い:季節性インフルエンザの4~8倍
人→人の伝達は14~73世代の感染が考えられ、季節性インフルエンザよりかなり高い感染性。
症状
通常のインフルエンザと同様、1/3は発熱なし、下痢や嘔吐が多い
メキシコでは重い肺炎を起こし、25~45歳の青壮年層が主に死亡した
重症化の傾向あり
共同通信
5月16日までにアメリカ、カナダ、コスタリカで死亡例発生(合計7件)、ハイリスク群から
重症率は10%程度で、季節性インフルエンザより明らかに高い
共同
【ウィルスの種類】
※A型H1N1亜型
スペイン風邪や現在のインフルエンザと同系統
抗原性が異なるため現在のワクチンの効果は期待できない
CCDCガイドライン
タミフル、リレンザなどの抗ウィルス剤は効く
CCDCガイドライン
【WHO】
パンデミック警報レベル
4/28に4
4/30に5
フェーズ3:人から人への感染が無い、又は極めて限られている
フェーズ4:人から人への感染が増えている証拠がある
フェーズ5:著しい数の人から人への感染の証拠がある
フェーズ6:率の高い、かつ継続的な人から人への感染(パンデミック)
最終更新:2009年05月17日 01:35