出木杉 英才

出展:ドラえもん
登場作品:本家のび太のBIOHAZARD他多数

  • 原作ドラえもん
のび太のクラスの天才。勉強スポーツなんでもできる。
唯一ギャグのセンスだけは悪い。
静香ちゃんを取られると思ってのび太が(勝手に)嫉妬するのが定番になっていた。

彼の名前である「英才」の読み方については「えいさい」とする説と「ひでとし」とする説の二つがある。
当初は「えいさい」が主流で漫画版のルビもこちらだったが、後に彼の息子の名前が「ヒデヨ」であるため、彼の名前は「ヒデトシ」ではないかとする説が小学館の書籍で発表される。
これ以降は「ひでとし」説が主流となり、現在は増刷版の原作漫画、アニメ版や各種関連書籍等でもこちらで統一されている。
ただし、藤子プロ公式サイトのみ、「名前は出木杉英才(できすぎえいさい)。英才は(ひでとし)という説もあるよ。」という表記になっている。

なお、よく誤解されがちだが、彼の名字は「出木杉」であって、「出来杉」ではない。
(※公式の原作漫画や、アニメ映画のスタッフロール等でも誤表記されている場合がある。どういうことなの……。)

  • 本家のび太のBIOHAZARD
アンブレラのスパイとして登場するが、のび太と会ったイベントで大穴の下に落ちてしまう。
敵ではあるが、イベントにのみ登場し、戦うことはできない。
実は大穴に落下したあとも生存しており、裏シナリオでは影の主人公として操作することができる。
裏シナリオは、制限時間内にT-ウイルスのサンプルを探して脱出するタイムアタック風のものである。
バイオ2のハンクシナリオをモデルにしているようだ。
裏シナリオをクリアした後の会話イベントからみるに、実はアンブレラとは別の思惑があるらしい。
どうやら、事件後はドラえもんと共に行動しているようである。

公式のオマージュ(※)か、本作のスタッフロールでは「出来杉 英才」と表記されており、本編中にもこの表記が多々みられる。
繰り返すが、これは誤表記であり、彼の正しい名前は「出木杉 英才」である。
(なお、現行のリマスター版では全て修正されている。)

  • AnotherEdition
この作品に出てくる出木杉は敵ではなく味方になっている。
途中で敵として彼が出てくるが、これはHA-003 HIDETOSHIというロボットである。

  • 無理のないシリーズ
この作品に出てくる出木杉も味方になっている。彼の救出イベントもご丁寧に存在する。
本家では敵だった上に後半まで出てこなかったためか、このゲームのシナリオでは前半からちょくちょく出てくる。そして、幾度も怪我をする。
研究所パートでは、タイラント戦前にT-ウィルスについて長々と詳しく語ってくるが、別に黒幕ってオチはない。最後は無事脱出。
IIでは欠席。IVでは狙撃されるも冷静に敵の居場所の目星を付け、狙撃者そのものにも恐れずに話しかけ接するなど原作通りの出来すぎな言動が出てくる。
このシリーズが一番、他の改造作品に比べて出木杉らしかったのではないだろうか。

  • 新訳
本家と同じポジションだが、実は二重スパイとして探りをいれていたようだ。
最終的にはのび太に協力し、研究所の自爆装置を解除するため単身で最深部に戻る。
そのさなかタイラントに腹部を貫かれてしまったようだが、残りわずかな意識の中で最後のメッセージを贈ってくれる。
裏シナリオでは、その後の変わり果ててしまった彼と戦うことになる。
抗体を打っていたためか、知能はかなり残っており銃やナイフを使って攻撃してくる。
機雷か突撃を使わないとかなり苦戦するだろう。
また、魔空空間最深部では彼をモデルとしたロボットと戦うことができる。
兄弟機のSMサイボーグと共闘してくるが、こちらの方が最新型なのか耐久が高く装備も多い。
基本は裏シナリオのものと変わらないが、体力が500を切るとショットガンを使用するようになり、
さらに200を切るとアサルトライフルを使うようになり狂喜の刃を発動する。
特技使用後はナイフに即死属性が付くので要注意。

  • ソードシリーズ
高難易度版に登場。ナイフオンリーで攻撃してくる。
しかし、こちらの攻撃を全て回避するため倒すことはできない。早い話が負けバトル。
ただし、何の抵抗もせずに負けると殺されてしまうので、ある程度抵抗してから負ける必要がある。
8回以上攻撃を回避されて以降、ライフが20以下になっていると自動的にイベントが開始するようになっている模様。
因みに18回以上攻撃を回避されてから負けることで、T-ナイフを次回プレイから使用できるようになる。
性能はETのものと全く同じなので、入手できればクリアは格段に楽になるだろう。
低難易度版においては味方として登場し、2週目以降でのみ戦えるラスボス戦で援護射撃してくれる。
しかし実際は敵にダメージが入らない仕様にも拘わらず、彼の前に出ると確実にピンポイントショットされるというおまけ付きで、プレイヤーから絶大なヘイトを買ってしまった。まさに邪魔杉英才。

  • G版
ポジション的には本家などと変わらないが、フローズヴィニルトの群れに強襲された際一時的に共闘することとなる。
その後仕切り直して戦闘に。AEや新訳のものとはAIが異なる。
一番の特徴は距離を取ったらダッシュ攻撃というG版のお約束のアレ。
回避が困難のため、男らしくナイフで応戦したりするとかなり苦戦する。
耐久力は低いのでショットガンでケリを着けた方が被害は少ない。
とにかく、背を向けるとナイフを構えて近づいてくる。「絶好のチャンスだ!」と叫びながら走ってくる様はとてもうるさい。今作の彼は完全に悪杉君である。
GIIではなんと敵だったはずの彼と共同戦線をとることに。どうやら彼はドラえもんの元にスパイとして潜り込んでいたアンブレラの人間だったらしい。
ドラえもんに気付かれたために追われ、最終的にのび太と共に行動することになった。
相変わらず出来過ぎな言動をし、ドラえもんに付け入り戦闘に持ち込むシーンもある。(悪杉健在でもあるが)
BADルートでもGOODルートでも最後はアンブレラ隊員と共に、行方をくらましてしまう。
だが、GOODルートではその後もどこかで生存していることがわかる。

  • 本家のび太のBIOHAZARD2
イベントシーン、及びシナリオ終盤のボスとして登場。
上司であるドラえもんへの忠誠を示すため、自らの体にプラーガを打ち込み、異形の怪物と変貌してしまう。

  • The Dawn
原作バイオハザード4でいう、ジャック・クラウザーポジションで登場。
前半に彼からの狙撃イベント、後半に中盤に直接バトル、終盤にもう一度直接バトルが存在する。
狙撃イベントは原作のような回避アクションを要求される。苦手な人は苦手かもしれない。
中盤で、戦うときはナイフ、ハンドガン、ショットガン、ライフルと多様な武器を使ってくる。
ナイフは正面だけでなく右隣にダメージがある。
ショットガンは横の範囲が広い代わりに、直線である程度距離を取れば当たらないことすらある。
いちばん怖いのはライフルで三マスいないで食らうとヘッドショットされる。
最後の戦いでは、原作通りのヌルヌルっの動きで多様な動きを見せてくれる。
おまけに原作では不完全だった寄生体ガードも本作では完全になっている。苦戦する人は多いはず。
今作は悪杉君を通り越して強杉君になってしまった様だ。でもやっぱり悪過ぎる。






最終更新:2020年09月06日 00:27