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&bold(){Ergaste} はノストラダムスの造語と思われる語。
[[アナトール・ル・ペルチエ]]はラテン語の ergastulus からとし、「囚人」(prisonnier)、「抑留された奴隷」(esclave détenu)の意味とした。「牢獄」(prison)の意味とした[[ジャン=ポール・クレベール]]はこれに近いといえるだろう。
[[エドガー・レオニ]]は、「囚人」の意味か、ラテン語の ergastulum から「工房」(workhouse)の意味だろうとした((Leoni [1961] p.416))。[[マリニー・ローズ]]も同じで、囚人か工房の意味だろうとしたが、後者についてはギリシャ語の ergasterion からの派生を想定している ((Rose [2002c]))。
[[ロジェ・プレヴォ]]はラテン語の ergasticus からとし、「計画の実現に執着を見せる」(attachée à la réalisation de ses projets)と理解した((Prévost [1999] pp.89-90))。[[ピーター・ラメジャラー]]もほぼ同じである。
*登場箇所
-[[詩百篇第10巻17番]]
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&bold(){Ergaste} はノストラダムスの造語と思われる語。
[[アナトール・ル・ペルチエ]]はラテン語の ergastulus からとし、「囚人」(prisonnier)、「抑留された奴隷」(esclave détenu)の意味とした。「牢獄」(prison)の意味とした[[ジャン=ポール・クレベール]]はこれに近いといえるだろう。
[[エドガー・レオニ]]は、「囚人」の意味か、ラテン語の ergastulum から「工房」(workhouse)の意味だろうとした((Leoni [1961] p.416))。[[マリニー・ローズ]]も同じで、囚人か工房の意味だろうとしたが、後者についてはギリシャ語の ergasterion からの派生を想定している ((Rose [2002c]))。
[[ロジェ・プレヴォ]]はラテン語の ergasticus からとし、「計画の実現に執着を見せる」(attachée à la réalisation de ses projets)と理解した((Prévost [1999] pp.89-90))。[[ピーター・ラメジャラー]]もほぼ同じである。
*登場箇所
-[[詩百篇第10巻17番]]
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