nolte

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 &bold(){nolte} は中期フランス語や古フランス語にはなく、語義の確定していない語。以下の可能性が指摘されている。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]は nothe の誤記とした上で、nothe はラテン語 nothus からの派生語で「非嫡出の」(batard, illegitime)と理解した。 -[[エドガー・レオニ]]はラテン語の noluntas からの派生語で「意志薄弱、優柔不断」(nolition, unwillingness)とした。 -[[ジャン=ポール・クレベール]]はラテン語の nolite から派生した「望まれない(もの)」の意味か、[[Nolle]]の誤植とした。[[ピーター・ラメジャラー]]も前者に似た見解を示している。 -[[マリニー・ローズ]]は naulte の揺れとした上で「船」を意味する言葉(ひいては教会の比喩)ではないかとした。  なお、古フランス語には「小さい鐘」(clochette)を意味する nolette という語ならあった((LAF))。韻を踏ませるための語中音省略と理解できないこともないが、文脈には当てはまらないだろう。  他に似た綴りではノレ(naulet)もあったが、その意味は「幼子イエス」なので((LAF))、これまた文脈には当てはまらない。 *登場箇所 -[[百詩篇第10巻60番]] ---- #comment

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