『ノストラダムスの預言書解読』シリーズ

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 &bold(){『ノストラダムスの預言書解読』シリーズ}は、成星出版から出されていた[[池田邦吉]]による解釈書である。 *構成  日本のノストラダムス解釈書には[[五島勉]]の[[『ノストラダムスの大予言』シリーズ]]、[[加治木義博]]の[[『真説ノストラダムスの大予言』シリーズ]]、[[川尻徹]]の『ノストラダムス暗号書の謎』三部作など、シリーズ化されたものがいくつもあるが、池田によるこのシリーズの特色は、ある程度内容的に連続性が見られることである。  『解読I』(宇宙からの警告篇)では、自分の解読法と2000年までの出来事の概要が示されている。『解読II』(ノアの方舟篇)は、特に洪水や水害の予言を中心に、前巻の内容を補足している。  『解読III』(セザールへの手紙篇)では、『予言集』第一序文(セザールへの手紙)の翻訳と解釈を示すとともに、歴史的な的中例を振り返るものとなっている。  『解読IV』(1999年前篇)では、1999年以前に起こる出来事を敷衍し、『解読V』(1999年篇)では、1999年9月27日に起こるとしていたベスビオ山の噴火を中心に、1999年の出来事を詳述している。『解読VI』(1999年後篇)は、その後の出来事を描写している。  最終巻『解読VII』(アンゴルモアの大王篇)では、2000年に起こる大災害でヨーロッパが壊滅し、その後巨大宇宙船による携挙が行われるとして、シリーズが締めくくられている。  数多くの詩篇をもとに非常に仔細に描かれているが、[[山本弘]]も指摘するように「すべて実現しなかった今となっては空しいだけ」((山本 [2000] p.78))であろう。 *売れ行き  池田のこのシリーズは1996年から1999年に集中的に出版された。最終的な部数はわからないが、『日経エンタテインメント!』誌による1997年の調査として、初巻が公称7万部となっている。 ---- #comment
 &bold(){『ノストラダムスの預言書解読』シリーズ}は、成星出版から出されていた[[池田邦吉]]による解釈書である。 *構成  日本のノストラダムス解釈書には[[五島勉]]の[[『ノストラダムスの大予言』シリーズ]]、[[加治木義博]]の[[『真説ノストラダムスの大予言』シリーズ]]、[[川尻徹]]の『ノストラダムス暗号書の謎』三部作など、シリーズ化されたものがいくつもあるが、池田によるこのシリーズの特色は、ある程度内容的に連続性が見られることである。  『解読I』(宇宙からの警告篇)では、自分の解読法と2000年までの出来事の概要が示されている。『解読II』(ノアの方舟篇)は、特に洪水や水害の予言を中心に、前巻の内容を補足している。  『解読III』(セザールへの手紙篇)では、『予言集』第一序文(セザールへの手紙)の翻訳と解釈を示すとともに、歴史的な的中例を振り返るものとなっている。  『解読IV』(1999年前篇)では、1999年以前に起こる出来事を敷衍し、『解読V』(1999年篇)では、1999年9月27日に起こるとしていたベスビオ山の噴火を中心に、1999年の出来事を詳述している。『解読VI』(1999年後篇)は、その後の出来事を描写している。  最終巻『解読VII』(アンゴルモアの大王篇)では、2000年に起こる大災害でヨーロッパが壊滅し、その後巨大宇宙船による携挙が行われるとして、シリーズが締めくくられている。  数多くの詩篇をもとに非常に仔細に描かれているが、[[山本弘]]も指摘するように「すべて実現しなかった今となっては空しいだけ」((山本 [2000] p.78))であろう。 *売れ行き  池田のこのシリーズは1996年から1999年に集中的に出版された。最終的な部数はわからないが、『日経エンタテインメント!』誌による1997年の調査として、初巻が公称7万部となっている。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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