予兆詩第134番

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予兆詩第134番(旧124番) 1566年6月について *原文 Les bleds trop n'abonder, de tous&sup(){1} autres fruits force : L'esté&sup(){2}, printemps humides, hiver long, neige, glace : L'Orient mis en armes&sup(){3} : la France se renforce : Mort de bestail, prou miel : aux assiegez la place. ((原文は Chevignard [1999] p.179 による。)) *異文 (1) de tous : de toutes 1605 1628 1649Xa (2) L'esté : L'estè 1566Bra, L'Esté 1668P (3) L'Orient mis en armes &italic(){conj.(BC)} : L'orient mis en armes 1566Br, En armes l'Orient &italic(){T.A.Eds.} (注記1)1566Br は『[[1566年向けの暦>ALMANACH POVR L'AN M. D. LXVI.]]』の異文。この暦書は2箇所ずつ予兆詩が登場していることから、最初に登場している方を 1566Bra とし、後に登場している方を 1566Brb とした。 (注記2)[[ジャン=エメ・ド・シャヴィニー]]の手稿『[[散文予兆集成>Recueil des Presages Prosaiques de M. Michel de Nostredame]]』では、1行10音綴りに書き直されている。 *日本語訳 小麦はあまり豊かではない。他の果実は全て大量にある。 夏と春は雨がち。冬は長く、雪と氷が。 東方が武装するので、フランスはさらに増強する。 動物たちの死、たくさんの蜂蜜がその場所で攻囲された人々へ。 *信奉者側の見解  [[ジャン=エメ・ド・シャヴィニー]]は、1566年に位置付け、前半は穏やかな気候で豊作だったことを指すとした。3行目の東方はオスマン帝国のことで、それがハンガリーなどを脅かしていた状況を指すとした。3行目後半は1567年のことで、ネーデルラント独立運動とそれを弾圧しようとするスペインの動きにあわせて、フランスでも軍備の増強が行われたことを指すとした((Chavigny [1594] pp.152, 164))。 ---- #comment

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