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&bold(){Cherronnesse} は Chersonèse と同じで、押韻の必要上から採用された綴りの揺れと理解されている。『羅和辞典』には Chersonnesus と同じ意味の Cherronnesus が載っている。
Chersonèse は「半島」を意味するギリシア語に由来し、この語を含む地名は古代に複数存在していたが、わけてもケルソネスス・トラキカ(Chersonesus Thracica)を指すことがあった。ケルソネスス・トラキカ(トラキア半島)とは、現在のトルコ北西部に位置するゲリボル半島(Gelibolu / Gallipoli)のことである((Brind’Amour [1996] pp.423-424))。
『羅和辞典』で Chersonnesus を引くと、トラキア半島とケルソネスス・タウリカ(現在のクリミア半島)の2つが挙げられている。
*登場箇所
-[[第3巻68番>百詩篇第3巻68番]]
-[[第5巻90番>百詩篇第5巻90番]]
押韻と関係のない場面では Chersonnez とも綴られている([[詩百篇第9巻91番]])。
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&bold(){Cherronnesse} は Chersonèse と同じで、押韻の必要上から採用された綴りの揺れと理解されている。『羅和辞典』には Chersonnesus と同じ意味の Cherronnesus が載っている。
Chersonèse は「半島」を意味するギリシア語に由来し、この語を含む地名は古代に複数存在していたが、わけてもケルソネスス・トラキカ(Chersonesus Thracica)を指すことがあった。ケルソネスス・トラキカ(トラキア半島)とは、現在のトルコ北西部に位置するゲリボル半島(Gelibolu / Gallipoli)のことである((Brind’Amour [1996] pp.423-424))。
『羅和辞典』で Chersonnesus を引くと、トラキア半島とケルソネスス・タウリカ(現在のクリミア半島)の2つが挙げられている。
*登場箇所
-[[第3巻68番>百詩篇第3巻68番]]
-[[第5巻90番>百詩篇第5巻90番]]
押韻と関係のない場面では Chersonnez とも綴られている([[詩百篇第9巻91番]])。
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