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&bold(){カロン}(カローン、Charon)は、ギリシア神話に登場する黄泉の川ステュクスの渡し守。フランス語でもカロン(Charon, [[五島勉]]が「シャロン」と表記しているのは誤り((『新仏和中辞典』『ロワイヤル仏和中辞典』の発音記号による。)))、英語ではケアラン(Charon)。
ステュクスは日本でいう三途の川にあたるもので、カロンは死者から銀貨1枚を渡し賃として受け取り、冥府に届ける役割を負う。このため、古代ギリシアでは日本の六道銭のように、死者の口の中に銀貨1枚を入れて葬った((呉茂一『ギリシア神話・上』, エヴスリン『ギリシア神話小事典』))。
#ref(charon.JPG)
【画像】カロン(ギュスターヴ・ドレ筆)((画像の出典:[[http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gustave_Dor%C3%A9_-_Dante_Alighieri_-_Inferno_-_Plate_9_(Canto_III_-_Charon).jpg]]))
*天体
冥王星の衛星カロンはこの渡し守にちなんでいる。
*登場箇所
-[[六行詩28番]]
-[[六行詩48番]]
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#comment
&bold(){カロン}(カローン、Charon)は、ギリシア神話に登場する黄泉の川ステュクスの渡し守。
フランス語でもカロン(Charon, [[五島勉]]が「シャロン」と表記しているのは誤り((『新仏和中辞典』『ロワイヤル仏和中辞典』の発音記号による。)))、英語ではケアラン(Charon)。
ステュクスは日本でいう三途の川にあたるもので、カロンは死者から銀貨1枚を渡し賃として受け取り、冥府に届ける役割を負う。
このため、古代ギリシアでは日本の六道銭のように、死者の口の中に銀貨1枚を入れて葬った((呉茂一『ギリシア神話・上』, エヴスリン『ギリシア神話小事典』))。
#ref(charon.JPG)
【画像】カロン(ギュスターヴ・ドレ筆)((画像の出典:[[http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gustave_Dor%C3%A9_-_Dante_Alighieri_-_Inferno_-_Plate_9_(Canto_III_-_Charon).jpg]]))
*天体
冥王星の衛星カロンはこの渡し守にちなんでいる。
*登場箇所
-[[六行詩28番]]
-[[六行詩48番]]
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