グリフィン

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 &bold(){グリフィン}(Griffin)ないしグリュポン(Gryphon)は、ギリシア神話などに登場する伝説上の怪物。現代のフランス語や英語ではグリフォン(Griffon)。 #ref(Griffin_lycosthenes.jpg) 【画像】リュコステネスの著書に見られるグリフィン((画像の出典:[[http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Griffin_lycosthenes.jpg]]))  頭、翼、前足が鷲、胴体と後ろ足が獅子の姿をしている。もともと、インドの伝説に登場するドラゴンの一種が、ヨーロッパに流入した際に変形したものらしい。  伝説上、ギリシアの遙か北方(一説に「北風」の地よりもさらに遠い極北の地)に棲み、黄金を守っているとされた。  また、マンデヴィルの『東方旅行記』などでは、インドに多く棲息しているともされた。  キリスト教会においては、天(鷲)と地上(獅子)の融合した存在として、キリスト教会やローマ教皇の象徴とされる一方、初期キリスト教会では(鉤爪で人間をさらうという伝説もあったことから)悪魔の象徴とされることもあった。  黄金を守るという伝説から、ルネサンス期には「知識」の象徴とされることもあった((以上、松平 [2005] pp.162-164, エヴスリン [1979] p.99))。 *登場箇所 Gryphon -[[百詩篇第10巻86番]] Griffon -[[六行詩29番]] -[[六行詩56番]] ---- #comment
 &bold(){グリフィン}(Griffin)ないしグリュポン(Gryphon)は、ギリシア神話などに登場する伝説上の怪物。現代のフランス語や英語ではグリフォン(Griffon)。 #ref(Griffin_lycosthenes.jpg) 【画像】リュコステネスの著書に見られるグリフィン((画像の出典:[[http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Griffin_lycosthenes.jpg]]))  頭、翼、前足が鷲、胴体と後ろ足が獅子の姿をしている。もともと、インドの伝説に登場するドラゴンの一種が、ヨーロッパに流入した際に変形したものらしい。  伝説上、ギリシアの遙か北方(一説に「北風」の地よりもさらに遠い極北の地)に棲み、黄金を守っているとされた。  また、マンデヴィルの『東方旅行記』などでは、インドに多く棲息しているともされた。  キリスト教会においては、天(鷲)と地上(獅子)の融合した存在として、キリスト教会やローマ教皇の象徴とされる一方、初期キリスト教会では(鉤爪で人間をさらうという伝説もあったことから)悪魔の象徴とされることもあった。  黄金を守るという伝説から、ルネサンス期には「知識」の象徴とされることもあった((以上、松平 [2005] pp.162-164, エヴスリン [1979] p.99))。 *登場箇所 Gryphon -[[詩百篇第10巻86番]] Griffon -[[六行詩29番]] -[[六行詩56番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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