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『&bold(){ノストラダムス:存在証明}』(Nostradamus : The Evidence)は、[[イアン・ウィルソン]]の著書。2002年にイギリスのオリオンブックス(Orion Books)から出版され、翌年にペーパーバック版も出版された。2007年には新しいペーパーバック版がセント・マーティンズ・プレスから出版された。
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【画像】&italic(){Nostradamus : The Evidence}, 2003年版の扉(クリックするとAmazon のページに飛びます)
*内容
ノストラダムスの伝記である。[[エドガール・ルロワ]]、[[ジャン・デュペーブ]]、[[ピエール・ブランダムール]]らの優れた研究を踏まえた堅実なもので、特筆すべきは脚注が非常に充実していることである。
出典をきちんと挙げていることはもちろん、同時代の資料を英訳して本文中で紹介するときには、脚注にフランス語原文を掲げるなど、検証しやすいという点でも申し分ない。
なお、後半では『予言集』の出版や解釈の歴史についても触れられている。
*コメント
ウィルソンは序文で、ノストラダムスについて調査をしようと考えたのは、アメリカ同時多発テロの6日後に、出版関係者から受け取ったメールがきっかけだったと述べている。それから資料を集め、フランスにも取材に赴き、2002年には本書を纏め上げたという(序文の日付は2002年6月)。
そのような急ピッチで執筆された著書にもかかわらず、その情報の正確性や有益性は、従来日本で出版されてきた大半のノストラダムス本を遙かに凌いでいる。
日本には[[竹下節子]]の『[[ノストラダムスの生涯>ノストラダムスの生涯 (竹下節子)]]』という名著が既に存在しているが、より専門的な伝記情報にアクセスしたいと考える場合、本書はその内容自体もさることながら、脚注を利用してさらに専門的な情報源へと手を伸ばせるという意味で、良い導き手になってくれるだろう。
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【画像】&italic(){Nostradamus : The Evidence}, 2007年版の扉(クリックするとAmazon のページに飛びます)
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『&bold(){ノストラダムス:存在証明}』(Nostradamus : The Evidence)は、[[イアン・ウィルソン]]の著書。2002年にイギリスのオリオンブックス(Orion Books)から出版され、翌年にペーパーバック版も出版された。2007年には新しいペーパーバック版がセント・マーティンズ・プレスから出版された。
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【画像】&italic(){Nostradamus : The Evidence}, 2003年版の扉(クリックするとAmazon のページに飛びます)
*内容
ノストラダムスの伝記である。[[エドガール・ルロワ]]、[[ジャン・デュペーブ]]、[[ピエール・ブランダムール]]らの優れた研究を踏まえた堅実なもので、特筆すべきは脚注が非常に充実していることである。
出典をきちんと挙げていることはもちろん、同時代の資料を英訳して本文中で紹介するときには脚注にフランス語原文を掲げるなど、検証しやすいという点でも申し分ない。
なお、後半では『予言集』の出版や解釈の歴史についても触れられている。
*コメント
ウィルソンは序文で、ノストラダムスについて調査をしようと考えたのは、アメリカ同時多発テロの6日後に出版関係者から受け取ったメールがきっかけだったと述べている。それから資料を集め、フランスにも取材に赴き、2002年には本書を纏め上げたという(序文の日付は2002年6月)。
そのような急ピッチで執筆された著書にもかかわらず、その情報の正確性や有益性は、従来日本で出版されてきた大半のノストラダムス本を遙かに凌いでいる。
日本には[[竹下節子]]の『[[ノストラダムスの生涯>ノストラダムスの生涯 (竹下節子)]]』という名著が既に存在しているが、より専門的な伝記情報にアクセスしたいと考える場合、本書はその内容自体もさることながら、脚注を利用してさらに専門的な情報源へと手を伸ばせるという意味で、良い導き手になってくれるだろう。
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【画像】&italic(){Nostradamus : The Evidence}, 2007年版の扉(クリックするとAmazon のページに飛びます)
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