Fertsod

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 &bold(){Fertsod} は語義の確定していない語。Fert sod と二語で綴るのがおそらく正しいのだろうが、フランス語にはない。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]は ferta-Sodoma (豊かなソドム)という合成語とした。[[アンリ・トルネ=シャヴィニー]]の主張を踏襲したものらしい((Le Pelletier [1867b]))。 -[[エドガー・レオニ]]はル・ペルチエの指摘を踏まえつつ、後半がソドムに由来するのは確かとしても、前半はフランスに24箇所ある都市名ラ・フェルテ(La Ferté)の語尾音省略の可能性もあるとした((Leoni [1961]))。 -[[マリニー・ローズ]]は信奉者的な立場から、フランス革命期に名を馳せたスウェーデンのフェルセンのこととした((Rose [2002c]))。 -[[ロジェ・プレヴォ]]は Fert(ilitate) Sol(i) と見なして「肥沃な土地」とした((Prévost [1999] p.176))。この読み方は[[ピーター・ラメジャラー]]も支持している((Lemesurier [2003b/2010]))。 -[[ジャン=ポール・クレベール]]は未確定としつつも、一つの可能性として Fertsod homicide は Fert sodhomicide の誤植で、「ソドムのように堕落した城塞都市」のことではないかとした((Clébert [2003]))。 *登場箇所 -[[百詩篇第9巻74番]] ---- #comment
 &bold(){Fertsod} は語義の確定していない語。Fert sod と二語で綴るのがおそらく正しいのだろうが、フランス語にはない。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]は ferta-Sodoma (豊かなソドム)という合成語とした。[[アンリ・トルネ=シャヴィニー]]の主張を踏襲したものらしい((Le Pelletier [1867b]))。 -[[エドガー・レオニ]]はル・ペルチエの指摘を踏まえつつ、後半がソドムに由来するのは確かとしても、前半はフランスに24箇所ある都市名ラ・フェルテ(La Ferté)の語尾音省略の可能性もあるとした((Leoni [1961]))。 -[[マリニー・ローズ]]は信奉者的な立場から、フランス革命期に名を馳せたスウェーデンのフェルセンのこととした((Rose [2002c]))。 -[[ロジェ・プレヴォ]]は Fert(ilitate) Sol(i) と見なして「肥沃な土地」とした((Prévost [1999] p.176))。この読み方は[[ピーター・ラメジャラー]]も支持している((Lemesurier [2003b/2010]))。 -[[ジャン=ポール・クレベール]]は未確定としつつも、一つの可能性として Fertsod homicide は Fert sodhomicide の誤植で、「ソドムのように堕落した城塞都市」のことではないかとした((Clébert [2003]))。 *登場箇所 -[[詩百篇第9巻74番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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