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&bold(){Renard} は現代フランス語で「狐」「(狐のように)ずるい人物」などの意味。
中期フランス語でも同じだが、もともとフランス語で狐はグピ(goupil)といった。Renard が、「狐」の意味になったのは、悪賢い狐の「ルナール」(Renard)を主役とする中世の笑話集『ロマン・ド・ルナール』(Roman de Renard)があまりにも有名になったために、一般名詞化して「狐」の意味に転じたのである((岩波文庫版『狐物語』解説による。))。
中期フランス語の renard には形容詞としての用法もあったが、それもまた「悪賢い」(rusé)、「偽りの」(faux)といった、ルナールのキャラクターに触発された意味だった((DMF))。
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【画像】『狐物語』カバー表紙
*登場箇所
-[[百詩篇第8巻41番]]
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&bold(){Renard} は現代フランス語で「狐」「(狐のように)ずるい人物」などの意味。
中期フランス語でも同じだが、もともとフランス語で狐はグピ(goupil)といった。Renard が、「狐」の意味になったのは、悪賢い狐の「ルナール」(Renard)を主役とする中世の笑話集『ロマン・ド・ルナール』(Roman de Renard)があまりにも有名になったために、一般名詞化して「狐」の意味に転じたのである((岩波文庫版『狐物語』解説による。))。
中期フランス語の renard には形容詞としての用法もあったが、それもまた「悪賢い」(rusé)、「偽りの」(faux)といった、ルナールのキャラクターに触発された意味だった((DMF))。
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【画像】『狐物語』カバー表紙
*登場箇所
-[[詩百篇第8巻41番]]
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