Renard

「Renard」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

Renard」(2010/10/22 (金) 23:16:32) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

 &bold(){Renard} は現代フランス語で「狐」「(狐のように)ずるい人物」などの意味。  中期フランス語でも同じだが、もともとフランス語で狐はグピ(goupil)といった。Renard が、「狐」の意味になったのは、悪賢い狐の「ルナール」(Renard)を主役とする中世の笑話集『ロマン・ド・ルナール』(Roman de Renard)があまりにも有名になったために、一般名詞化して「狐」の意味に転じたのである((岩波文庫版『狐物語』解説による。))。  中期フランス語の renard には形容詞としての用法もあったが、それもまた「悪賢い」(rusé)、「偽りの」(faux)といった、ルナールのキャラクターに触発された意味だった((DMF))。 #amazon(4003750144) 【画像】『狐物語』カバー表紙 *登場箇所 -[[百詩篇第8巻41番]] ---- #comment
 &bold(){Renard} は現代フランス語で「狐」「(狐のように)ずるい人物」などの意味。  中期フランス語でも同じだが、もともとフランス語で狐はグピ(goupil)といった。Renard が、「狐」の意味になったのは、悪賢い狐の「ルナール」(Renard)を主役とする中世の笑話集『ロマン・ド・ルナール』(Roman de Renard)があまりにも有名になったために、一般名詞化して「狐」の意味に転じたのである((岩波文庫版『狐物語』解説による。))。  中期フランス語の renard には形容詞としての用法もあったが、それもまた「悪賢い」(rusé)、「偽りの」(faux)といった、ルナールのキャラクターに触発された意味だった((DMF))。 #amazon(4003750144) 【画像】『狐物語』カバー表紙 *登場箇所 -[[詩百篇第8巻41番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: